セビージャ会長、クンデ獲得狙うチェルシーをけん制 「野心を持つために赤字も受け入れる」
2021.10.13 07:00 Wed
セビージャのホセ・カストロ会長が、チェルシーが獲得を狙うフランス代表DFジュール・クンデの状況について語っている。スペイン『Diario de Sevilla』が伝えている。
ただ、今冬の移籍市場では今夏幾度となく公式オファーを掲示していたチェルシーは、8000万ユーロ(約105億円)を要求するセビージャがその要求額を5000万ユーロ(約65億6000万円)程度に下げた場合、獲得に再挑戦するとの報道も出ている。
そういった中、カストロ会長はクラブの財政面の安定により、今後も主力DFを安売りするつもりはないと牽制する姿勢を見せている。
「我々はラ・リーガで2番目にサラリーキャップの枠が大きなチームだ」
「パンデミックを脱しつつあるのは明らかだ。今年は財務的にマイナスの結果を出す以外に選択肢がなかった。シーズンチケットも、マッチデーチケットも、バーもなく、マーケティングやテレビも苦戦していたからね」
「このことはある意味でクラブの強さを物語っている。4億ユーロの価値があるチームが、チェルシーからの5000万ユーロのオファーを断って、赤字を受け入れた。そういったことができるチームがスペインにどれだけあるだろうか?」
「赤字の原因はパンデミックにあるが、過去2回の市場で売却を優先するのではなく、より強いチームを作ることを選択したことにもある。これを野心と言うが、野心を持つためには、時に赤字を受け入れざるを得ない。だが、それでいいんだ」
カストロ会長の更なる躍進を目指す強気な姿勢を考えれば、チェルシーのクンデ獲得交渉は今後も非常にタフなものになりそうだ。
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現在、セビージャとフランス代表で印象的な活躍を続けるクンデは、今夏の移籍市場で多くのビッグクラブからの関心を集めたものの、最終的に残留が決定。そういった中、カストロ会長はクラブの財政面の安定により、今後も主力DFを安売りするつもりはないと牽制する姿勢を見せている。
「我々はラ・リーガで2番目にサラリーキャップの枠が大きなチームだ」
「パンデミックを脱しつつあるのは明らかだ。今年は財務的にマイナスの結果を出す以外に選択肢がなかった。シーズンチケットも、マッチデーチケットも、バーもなく、マーケティングやテレビも苦戦していたからね」
「それでも、チェルシーが(クンデ獲得のため)5000万ユーロのオファーを出してきて、それを受け入れていた場合、赤字は解消されたはずだった」
「このことはある意味でクラブの強さを物語っている。4億ユーロの価値があるチームが、チェルシーからの5000万ユーロのオファーを断って、赤字を受け入れた。そういったことができるチームがスペインにどれだけあるだろうか?」
「赤字の原因はパンデミックにあるが、過去2回の市場で売却を優先するのではなく、より強いチームを作ることを選択したことにもある。これを野心と言うが、野心を持つためには、時に赤字を受け入れざるを得ない。だが、それでいいんだ」
カストロ会長の更なる躍進を目指す強気な姿勢を考えれば、チェルシーのクンデ獲得交渉は今後も非常にタフなものになりそうだ。
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