ニューカッスル、サウジアラビアの政府系ファンドによる買収が決定的に
2021.10.07 23:23 Thu
サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFによるニューカッスルの買収が決定的となったようだ。『ESPN』が報じている。
ニューカッスルとの契約では、PIFが80%の株式を取得し、プライベート・エクイティ・ファンドの『ルーベン・ブラザーズ』が10%の株式を支払い、イギリスの実業家であるアマンダ・ステイーブリー氏が取引の仲介をしたことで10%の株式を受け取ることになる。
当初、両者は2020年4月の時点で合意に達していたものの、プレミアリーグのオーナー及び取締役会の審査をパスできず、1年以上に渡って交渉が暗礁に乗り上げていた。しかし、ここ数週間の集中的な協議の結果、最終的に解決に至ったという。
また、プレミアリーグも、サウジアラビア政府がニューカッスルを支配することはないという証拠をコンソーシアムが提示したことに満足しているという。
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PIFはニューカッスルの現オーナーであるマイク・アシュリー氏から推定3億ポンド(約455億円)でクラブを買収することで合意しており、一両日中にもプレミアリーグからの承認も下りる見込みだ。当初、両者は2020年4月の時点で合意に達していたものの、プレミアリーグのオーナー及び取締役会の審査をパスできず、1年以上に渡って交渉が暗礁に乗り上げていた。しかし、ここ数週間の集中的な協議の結果、最終的に解決に至ったという。
また、プレミアリーグも、サウジアラビア政府がニューカッスルを支配することはないという証拠をコンソーシアムが提示したことに満足しているという。
その一方で、PIFの会長であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、2018年にトルコでサウジアラビア人記者が殺害された事件に関して「拘束または殺害を承認した」との報道もあり、人権的な観点ですでに拒否反応も出ているようだ。
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