ルカクが人種差別への対処法に見解を示す 「全員が一体になって、話し合いの場を設けるべき」
2021.09.23 21:18 Thu
チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクが、人種差別への向き合い方について自身の見解を語った。
先日はチェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソも、このジェスチャーの持つ力が失われつつあるとして、今後は片膝をつく代わりにユニフォームの袖にプリントされた「No Room For Racism」のバッジを指し示すようにすると発言。
そんな中、ルカクはアメリカ『CNN』のインタビューで自身の考えを告白。選手だけでなく、サッカー協会やSNS企業の責任者たちで話し合うべきだと持論を述べた。
「僕らが膝をつくと、みんなが拍手をしてくれる。でも試合後には別の侮辱を目にすることもあるんだ」
「男女ともに、どうやって直ちに抗議するかが大事なんだ」
「選手だけでなく、ファンやプロサッカー選手になりたいと思っている若い人々を守るためにも、全員が一体になって、対策を考えるための話し合いの場を設けるべきだと思う」
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プレミアリーグでは19-20シーズンの途中から、キックオフ前に選手が片膝をつくことによって人種差別への抗議を示すアクションが続けられている。しかし、昨季にはクリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハが「膝をつこうが立っていようが差別を受ける人は存在する」という理由で、このポーズを拒否。「ただのパフォーマンスと化してしまっている」と苦言を呈していた。そんな中、ルカクはアメリカ『CNN』のインタビューで自身の考えを告白。選手だけでなく、サッカー協会やSNS企業の責任者たちで話し合うべきだと持論を述べた。
「僕らが膝をつくと、みんなが拍手をしてくれる。でも試合後には別の侮辱を目にすることもあるんだ」
「すべてのチームのキャプテンと、4、5人の大物選手たちが、Instagramや政府、FA(イングランドサッカー協会)、PFA(イングランドプロサッカー選手協会)のCEOと会議を開くべきだ」
「男女ともに、どうやって直ちに抗議するかが大事なんだ」
「選手だけでなく、ファンやプロサッカー選手になりたいと思っている若い人々を守るためにも、全員が一体になって、対策を考えるための話し合いの場を設けるべきだと思う」
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