荒木と上田のゴールで鹿島が勝利!好調の横浜FM相手にシーズンダブル達成【明治安田J1第27節】
2021.08.28 21:32 Sat
明治安田生命J1リーグ第27節、横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズが28日に日産スタジアムで行われ、0-2で鹿島が勝利を収めた。
横浜FMは前節、サガン鳥栖にアウェイで4-0の大勝。これで4連勝となり、首位の川崎フロンターレとの勝ち点差は「1」になった。だが、今日の相手は、前半戦で5失点を許した鹿島。2年ぶりのリーグ優勝を目指すために、この高い壁を乗り越えたいところ。
一方の鹿島も、前節の清水エスパルス戦に4-0で勝利している。中断空けのリーグ戦を3勝1敗としており、熾烈な3位争いを繰り広げている最中だ。更に、横浜FM相手には公式戦5連勝中。首位を目指して勢いに乗る相手を食い止めることが期待される。
試合は10分頃から横浜FMがボールを保持しつつ、鹿島がミドルプレスからのカウンターを狙うという、大方予想通りの展開に。すると15分に鹿島が先制。自陣からのFKの処理を相手が誤ると、そこに抜け出した土居が右サイドからクロスを送り、タイミング良く合わせた荒木がネットを揺らし、アウェイで先にリードを奪った。
スコアが動いても両チームの動向は変わらず。横浜FMが両SBを高い位置まで上げて、人数をかけて押し込んでいく。後方にはセンターバックの2人だけを残して、リスクをかけてゴールを狙いに行った。
自陣でクロスをインターセプトしてピトゥカに繋げ、相手センターバックの裏に抜けた上田へスルーパス。これを受けた上田はボックス中央でGK高丘の股を抜き、リードを広げた。
これで2点差とされた横浜FM。それでもボールは保持しつつサイドハーフへのパスをスイッチに攻撃を加速させる。サイドバックやボランチが目まぐるしく動き、相手ゴールへと迫って行く。しかし、鹿島がクリーンな形でシュートを許さず。狙い通りの形から2点を奪い、上々の出来で試合を折り返した。
得点が必須の横浜FMは、後半の序盤に3枚替えを敢行。仲川、前田、レオ・セアラを下げてエウベル、水沼、杉本を投入した。この交代直後、鹿島は得点を挙げた荒木と上田を下げてエヴェラウドとレオ・シルバを投入。まだ64分ではあったが、守勢を許容する意思決定を下した。
そんな中72分、ホームチームに決定機。中央に切り込んだエウベルからのスルーパスに反応した水沼がゴール前に。しかし、GK沖にブロックされてしまい、ゴールネットを揺らせなかった。
堅い守備を見せる鹿島は、時間が経つにつれて横浜FMの攻撃に慣れていく。前半から続いていた相手のサイドバックとサイドハーフを同時に動かすという一貫した前進に対応できるようになり、次第にピンチを迎える回数は減っていった。
その後も相手の攻撃を防ぎ続けたアウェイチームは、MFのピトゥカに代えてDFの安西をピッチに送り出す。完全に守り切るプランに変更し、要所要所で時間をかけて、笛が鳴るのを待つ。
結局、そのまま0-2で試合終了のホイッスル。鹿島が好調の横浜FM相手にシーズンダブルを達成した。一方の横浜FMは連勝が途絶え、川崎との勝ち点差は再び「4」に広がっている。
横浜F・マリノス 0-2 鹿島アントラーズ
【鹿島】
荒木遼太郎(前15)
上田綺世(前30)
横浜FMは前節、サガン鳥栖にアウェイで4-0の大勝。これで4連勝となり、首位の川崎フロンターレとの勝ち点差は「1」になった。だが、今日の相手は、前半戦で5失点を許した鹿島。2年ぶりのリーグ優勝を目指すために、この高い壁を乗り越えたいところ。
試合は10分頃から横浜FMがボールを保持しつつ、鹿島がミドルプレスからのカウンターを狙うという、大方予想通りの展開に。すると15分に鹿島が先制。自陣からのFKの処理を相手が誤ると、そこに抜け出した土居が右サイドからクロスを送り、タイミング良く合わせた荒木がネットを揺らし、アウェイで先にリードを奪った。
スコアが動いても両チームの動向は変わらず。横浜FMが両SBを高い位置まで上げて、人数をかけて押し込んでいく。後方にはセンターバックの2人だけを残して、リスクをかけてゴールを狙いに行った。
これに対して鹿島は崩されながらも、最後のゴール前で辛抱強く耐え続ける。何度か危険なシュートを打たれるも、コースにブロックに入って枠内シュートを未然に防いでいく。すると30分に待望の追加点を決める。
自陣でクロスをインターセプトしてピトゥカに繋げ、相手センターバックの裏に抜けた上田へスルーパス。これを受けた上田はボックス中央でGK高丘の股を抜き、リードを広げた。
これで2点差とされた横浜FM。それでもボールは保持しつつサイドハーフへのパスをスイッチに攻撃を加速させる。サイドバックやボランチが目まぐるしく動き、相手ゴールへと迫って行く。しかし、鹿島がクリーンな形でシュートを許さず。狙い通りの形から2点を奪い、上々の出来で試合を折り返した。
得点が必須の横浜FMは、後半の序盤に3枚替えを敢行。仲川、前田、レオ・セアラを下げてエウベル、水沼、杉本を投入した。この交代直後、鹿島は得点を挙げた荒木と上田を下げてエヴェラウドとレオ・シルバを投入。まだ64分ではあったが、守勢を許容する意思決定を下した。
そんな中72分、ホームチームに決定機。中央に切り込んだエウベルからのスルーパスに反応した水沼がゴール前に。しかし、GK沖にブロックされてしまい、ゴールネットを揺らせなかった。
堅い守備を見せる鹿島は、時間が経つにつれて横浜FMの攻撃に慣れていく。前半から続いていた相手のサイドバックとサイドハーフを同時に動かすという一貫した前進に対応できるようになり、次第にピンチを迎える回数は減っていった。
その後も相手の攻撃を防ぎ続けたアウェイチームは、MFのピトゥカに代えてDFの安西をピッチに送り出す。完全に守り切るプランに変更し、要所要所で時間をかけて、笛が鳴るのを待つ。
結局、そのまま0-2で試合終了のホイッスル。鹿島が好調の横浜FM相手にシーズンダブルを達成した。一方の横浜FMは連勝が途絶え、川崎との勝ち点差は再び「4」に広がっている。
横浜F・マリノス 0-2 鹿島アントラーズ
【鹿島】
荒木遼太郎(前15)
上田綺世(前30)
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