選手と観客が入り乱れたニースのスタジアム、今後4試合は事件が起きたスタンドが使用禁止に
2021.08.24 20:40 Tue
ニースの本拠地であるアリアンツ・リビエラの南スタンドが4試合閉鎖されることが決まった。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
中断を挟んだ後、ニースの選手たちはピッチに戻ったものの、マルセイユの選手たちが戻ることはなく、試合はそのまま打ち切りになっていた。
両クラブが声明を出した後、23日にはLFP(フランス・プロリーグ機構)との間で、今後の対応について議論。しかし、その結論が出る前に、アルプ=マリティーム県知事から命令が下された。
「今回発生した事件の深刻さを考慮し、LFPによる制裁措置の決定を待たずに、アルプ=マリティームの知事は今夜、次の決定を下しました。今後4試合のホーム開催試合で事件が発生したスタンドを閉鎖する」
逮捕者が出るなど、完全にピッチ内での話ではなくなった今回の異常事態。LFPからも続報があるはずだ。
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22日にアリアンツ・リビエラで行われたリーグ・アン第3節のニースvsマルセイユの一戦では、スタンドから投げつけられたペットボトルがマルセイユのMFディミトリ・パイエの背中を直撃。パイエがこれを投げ返すと、ニースの観客たちが一斉にスタンドを飛び出し、数十人がなだれ込み、収拾のつかない事態となった。両クラブが声明を出した後、23日にはLFP(フランス・プロリーグ機構)との間で、今後の対応について議論。しかし、その結論が出る前に、アルプ=マリティーム県知事から命令が下された。
「今回発生した事件の深刻さを考慮し、LFPによる制裁措置の決定を待たずに、アルプ=マリティームの知事は今夜、次の決定を下しました。今後4試合のホーム開催試合で事件が発生したスタンドを閉鎖する」
また、フランス『AFP』によると、マルセイユの選手に危害を加えたとして、28歳の男性が1人逮捕されたとのことだ。
逮捕者が出るなど、完全にピッチ内での話ではなくなった今回の異常事態。LFPからも続報があるはずだ。
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