伏兵の攻撃参加からソン・フンミンが決勝弾! スパーズがアーセナル撃破で王者シティとのPL開幕戦へ《プレシーズンマッチ》
2021.08.09 00:00 Mon
プレシーズンマッチのトッテナムvsアーセナルが8日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、トッテナムが1-0で勝利した。
トッテナムは4日にスタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーとの1戦目を2-2のドローで終えた。ヌーノ監督は15日にマンチェスター・シティとのプレミアリーグ開幕節を控える中、最後のテストマッチに向け、前述のチェルシー戦から先発2人を変更。
GKにロリスが戻り、4バックはダビンソン・サンチェスの復帰に伴い、右からタンガンガ、サンチェス、ダイアー、ロドンと並び、中盤はホイビュルク、スキップの2センター、2列目は右からベルフワイン、デレ・アリ、ルーカス・モウラ、最前線にソン・フンミンが入った。
一方、2日にエミレーツ・スタジアムで行われたチェルシー戦を1-2で落としたアーセナルは、13日に行われる昇格組ブレントフォードとの開幕戦を控える中、今回のテストマッチに負傷のトーマスを除くベストメンバーを起用。
試合は立ち上がりからホームサポーターの後押しを受けたトッテナムが押し込む。開始直後にサイドを起点に深い位置まで相手を押し込めると、6分にはサンチェスのロングフィードに反応したデレ・アリの競ったセカンドを回収したソン・フンミンが枠のわずか左に外れるシュートを放つ。
さらに、16分にはボックス左で縦に仕掛けたルーカスの折り返しをゴール前フリーのソン・フンミンがワンタッチで合わせるが、これはGKレノの足を使ったビッグセーブに阻まれる。
一方、守勢の入りとなったアーセナルも時間の経過と共にプレー強度を高め、相手のプレスをかいくぐりながら相手陣内の深い位置まで侵攻。とりわけ、最前線に入るラカゼットが良い形で中盤に顔を出して起点を担う。
26分には左サイドでティアニーが上げたクロスをボックス右に流れたラカゼットがダイレクトボレーで合わすが、これはうまくミートできない。さらに、直後の31分にはボックス手前で再びラカゼットが強烈な右足のミドルシュートを狙うが、これは惜しくも右ポストを掠めた。
前半終盤にかけてはボールの主導権を握ったアーセナルの時間帯が続くが、トッテナムも守備陣が集中した対応で決定機を与えず。その後、41分にはルーカスの浮き球パスに反応したソン・フンミンのボックス左でのキープからゴール前で折り返しに反応したデレ・アリに絶好機も、右足のワンタッチシュートは左ポストを叩いた。
決定機の数ではホームチームが優位も、ほぼ互角の前半を経て試合は後半に突入。
球際での戦いが強調されてダービーらしいバトルが目立つ中、切り替えのスピードで勝るトッテナムの時間帯が続く。59分、相手陣内右サイド深くで得たFKの場面でキッカーのソン・フンミンがゴール前に入れたボールをサンチェスが頭でファーに流すと、これにデレ・アリが飛び込んだが、惜しくもシュートは左ポストを叩く。さらに、直後の62分にはロングカウンターからソン・フンミンのスルーパスに抜け出したレギロンがそのままボックス左に持ち込んで左足を振るが、これは枠を捉え切れない。
流れを変えたいアーセナルは60分過ぎにオーバメヤン、ホワイト、ベジェリンを下げてブカヨ・サカ、チャンバース、メイトランド=ナイルズを投入。対するトッテナムもGKロリス、ホイビュルクのユーロ参戦組を下げてホームデビューのGKゴッリーニを、プレシーズン初出場のロ・チェルソと共に投入した。
その後、さらにメンバーを入れ替えたことで試合は膠着状態に陥ったが、トッテナムの伏兵の攻撃参加が均衡を打ち破る。79分、ここまで攻撃時は逆サイドのレギロンを押し出すために後方でバランスを取っていたタンガンガが右サイドの深い位置に飛び出すと、ロ・チェルソとの連携から強靭なフィジカルでボールをキープ。ボックス右から中のソン・フンミンへマイナスに繋ぐと、最後はソン・フンミンが強烈な左足のシュートをニア下に突き刺した。
プレシーズンマッチとはいえど、ロンドンのライバル相手の連敗を避けたいアーセナルは試合終盤にかけて猛攻を仕掛けていく。とりわけ、プレシーズン初出場のサカが果敢な仕掛けで一人気を吐くが、集中した相手守備をこじ開けることはできず。
そして、試合はこのままトッテナムの1-0の勝利に終わり、“マインドシリーズ”の最終戦を勝利で飾ったトッテナムが王者シティとの開幕戦に弾みを付けた。一方、アーセナルは宿敵相手の連敗でシーズン開幕を迎えることになった。
トッテナム 1-0 アーセナル
【トッテナム】
ソン・フンミン(79分)
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アーセナル、チェルシー、トッテナムの3クラブとメンタルヘルス関連の慈善団体である『マインド』が協力し“マインドシリーズ”と銘打たれたプレシーズンマッチトーナメント。GKにロリスが戻り、4バックはダビンソン・サンチェスの復帰に伴い、右からタンガンガ、サンチェス、ダイアー、ロドンと並び、中盤はホイビュルク、スキップの2センター、2列目は右からベルフワイン、デレ・アリ、ルーカス・モウラ、最前線にソン・フンミンが入った。
一方、2日にエミレーツ・スタジアムで行われたチェルシー戦を1-2で落としたアーセナルは、13日に行われる昇格組ブレントフォードとの開幕戦を控える中、今回のテストマッチに負傷のトーマスを除くベストメンバーを起用。
GKにレノ、4バックは右からベジェリン、ホワイト、パブロ・マリ、ティアニー。サンビ・ロコンガとジャカの2センターに、2列目は右からペペ、スミス・ロウ、オーバメヤン、最前線にラカゼットが入った。
試合は立ち上がりからホームサポーターの後押しを受けたトッテナムが押し込む。開始直後にサイドを起点に深い位置まで相手を押し込めると、6分にはサンチェスのロングフィードに反応したデレ・アリの競ったセカンドを回収したソン・フンミンが枠のわずか左に外れるシュートを放つ。
さらに、16分にはボックス左で縦に仕掛けたルーカスの折り返しをゴール前フリーのソン・フンミンがワンタッチで合わせるが、これはGKレノの足を使ったビッグセーブに阻まれる。
一方、守勢の入りとなったアーセナルも時間の経過と共にプレー強度を高め、相手のプレスをかいくぐりながら相手陣内の深い位置まで侵攻。とりわけ、最前線に入るラカゼットが良い形で中盤に顔を出して起点を担う。
26分には左サイドでティアニーが上げたクロスをボックス右に流れたラカゼットがダイレクトボレーで合わすが、これはうまくミートできない。さらに、直後の31分にはボックス手前で再びラカゼットが強烈な右足のミドルシュートを狙うが、これは惜しくも右ポストを掠めた。
前半終盤にかけてはボールの主導権を握ったアーセナルの時間帯が続くが、トッテナムも守備陣が集中した対応で決定機を与えず。その後、41分にはルーカスの浮き球パスに反応したソン・フンミンのボックス左でのキープからゴール前で折り返しに反応したデレ・アリに絶好機も、右足のワンタッチシュートは左ポストを叩いた。
決定機の数ではホームチームが優位も、ほぼ互角の前半を経て試合は後半に突入。
球際での戦いが強調されてダービーらしいバトルが目立つ中、切り替えのスピードで勝るトッテナムの時間帯が続く。59分、相手陣内右サイド深くで得たFKの場面でキッカーのソン・フンミンがゴール前に入れたボールをサンチェスが頭でファーに流すと、これにデレ・アリが飛び込んだが、惜しくもシュートは左ポストを叩く。さらに、直後の62分にはロングカウンターからソン・フンミンのスルーパスに抜け出したレギロンがそのままボックス左に持ち込んで左足を振るが、これは枠を捉え切れない。
流れを変えたいアーセナルは60分過ぎにオーバメヤン、ホワイト、ベジェリンを下げてブカヨ・サカ、チャンバース、メイトランド=ナイルズを投入。対するトッテナムもGKロリス、ホイビュルクのユーロ参戦組を下げてホームデビューのGKゴッリーニを、プレシーズン初出場のロ・チェルソと共に投入した。
その後、さらにメンバーを入れ替えたことで試合は膠着状態に陥ったが、トッテナムの伏兵の攻撃参加が均衡を打ち破る。79分、ここまで攻撃時は逆サイドのレギロンを押し出すために後方でバランスを取っていたタンガンガが右サイドの深い位置に飛び出すと、ロ・チェルソとの連携から強靭なフィジカルでボールをキープ。ボックス右から中のソン・フンミンへマイナスに繋ぐと、最後はソン・フンミンが強烈な左足のシュートをニア下に突き刺した。
プレシーズンマッチとはいえど、ロンドンのライバル相手の連敗を避けたいアーセナルは試合終盤にかけて猛攻を仕掛けていく。とりわけ、プレシーズン初出場のサカが果敢な仕掛けで一人気を吐くが、集中した相手守備をこじ開けることはできず。
そして、試合はこのままトッテナムの1-0の勝利に終わり、“マインドシリーズ”の最終戦を勝利で飾ったトッテナムが王者シティとの開幕戦に弾みを付けた。一方、アーセナルは宿敵相手の連敗でシーズン開幕を迎えることになった。
トッテナム 1-0 アーセナル
【トッテナム】
ソン・フンミン(79分)
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