サンチョが準Vのユーロ回想…人種差別への嫌悪感も
2021.07.15 09:30 Thu
イングランド代表MFジェイドン・サンチョがユーロ2020を振り返り、人種差別行為に対する嫌悪感も示した。
先日まで約1カ月にわたり、熱戦が繰り広げられたユーロ。イングランドは同国史上初の決勝進出を果たして、初優勝の期待も高まったが、イタリア代表とのPK戦にもつれ込む激戦で散り、準優勝で終戦した。
そのPK戦でFWマーカス・ラッシュフォードやMFブカヨ・サカとともに失敗して、試合後のSNS以上で人種差別的な誹謗中傷の被害に遭うサンチョ。傷みを伴う決勝戦から数日後、自身のインスタグラムを更新した。
「日曜日の決勝を振り返るのに2、3日ほどかかったが、まだ色んな感情が入り混じっている。チームメイト、コーチングスタッフ、そして何よりも失望させてしまったファンに申し訳ない。キャリアのなかで、最も嫌な気持ちだ。本当の気持ちを言葉にするのは難しい。この敗北は長く心に残るだろうが、この大会でたくさんのポジティブな要素もあった」
「どんな試合でも臨む前にいつもまず考えるのは『どうやってチームを助けるか』、『どうやってアシストするか』、『どうやって得点するか』、『どうやってチャンスを作るか』だ。そして、あのPKでやりたかったのはまさにチームを助けるということだった」
「あのような瞬間は子供の頃に夢見たものであり、僕がフットボールをする理由でもある。ああいうプレッシャーがかかる状況にいちフットボーラーとして身を置きたいもの。クラブでPKを決めたことがあり、代表を含めて数え切れないほどの練習もしてきたから自分のコーナーを選んだが、そうならなかった」
「あの試合後、僕やマーカス・(ラッシュフォード)、ブカヨ(・サカ)が受けた人種差別を見なかったふりをするつもりはないが、悲しいことに今に始まったことじゃない。社会として、僕らはもっと良くしていかなければならないし、あのような人々に責任を取らせるべきだ」
「憎しみが勝るなんて絶対にない。同じような差別を受けた若い人たちは頭を高く上げ、夢を追い続けてほしい。僕はこの代表チームのことを誇りに思っている」
「多くの人々が困難な18カ月間を経験しているのにもかかわらず、国民全体を団結させられたのは誇りだ。優勝したかったのはもちろんだが、この経験から学び、前進していきたい。肯定的なメッセージ、そして否定的な意見をはるかに上回る愛情とサポートに心から感謝している」
先日まで約1カ月にわたり、熱戦が繰り広げられたユーロ。イングランドは同国史上初の決勝進出を果たして、初優勝の期待も高まったが、イタリア代表とのPK戦にもつれ込む激戦で散り、準優勝で終戦した。
そのPK戦でFWマーカス・ラッシュフォードやMFブカヨ・サカとともに失敗して、試合後のSNS以上で人種差別的な誹謗中傷の被害に遭うサンチョ。傷みを伴う決勝戦から数日後、自身のインスタグラムを更新した。
「どんな試合でも臨む前にいつもまず考えるのは『どうやってチームを助けるか』、『どうやってアシストするか』、『どうやって得点するか』、『どうやってチャンスを作るか』だ。そして、あのPKでやりたかったのはまさにチームを助けるということだった」
「あのような瞬間は子供の頃に夢見たものであり、僕がフットボールをする理由でもある。ああいうプレッシャーがかかる状況にいちフットボーラーとして身を置きたいもの。クラブでPKを決めたことがあり、代表を含めて数え切れないほどの練習もしてきたから自分のコーナーを選んだが、そうならなかった」
「僕らの誰もが同じ野心と目標を持っていた。トロフィーを持ち帰りたかったんだ。今回のキャンプはこれまでのキャリアで最も楽しいものだった。チームの一体感は他に類を見ないもので、ピッチの内外を問わず、本当の家族のようでもあったんだ」
「あの試合後、僕やマーカス・(ラッシュフォード)、ブカヨ(・サカ)が受けた人種差別を見なかったふりをするつもりはないが、悲しいことに今に始まったことじゃない。社会として、僕らはもっと良くしていかなければならないし、あのような人々に責任を取らせるべきだ」
「憎しみが勝るなんて絶対にない。同じような差別を受けた若い人たちは頭を高く上げ、夢を追い続けてほしい。僕はこの代表チームのことを誇りに思っている」
「多くの人々が困難な18カ月間を経験しているのにもかかわらず、国民全体を団結させられたのは誇りだ。優勝したかったのはもちろんだが、この経験から学び、前進していきたい。肯定的なメッセージ、そして否定的な意見をはるかに上回る愛情とサポートに心から感謝している」
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