イタリアがイングランドとのPK戦を制して53年ぶり2度目の優勝《ユーロ2020》
2021.07.12 07:00 Mon
ユーロ2020決勝、イタリア代表vsイングランド代表が11日にウェンブリーで行われ、1-1で120分を終了。PK戦の末、3-2でイタリアが優勝した。
準決勝でスペイン代表をPK戦の末に下して2大会ぶりの決勝進出としたイタリアは、スペイン戦と同様のスタメンで臨んだ。
一方、デンマーク代表を延長戦の末に下して初の決勝進出としたイングランドは、4バックからラウンド16のドイツ代表戦で採用した3バックに変更して臨んだ。
試合は開始2分、早々に動く。ロングカウンターに転じた流れから右サイドのトリッピアーのクロスをファーサイドのショーがボレーで綺麗に合わせ、イングランドが先制した。
両ウイングバックが絡んでのゴールで、3バック採用の策がハマる形となったイングランドは、その後も高い位置を取るトリッピアーとショーが起点となってイタリアを押し込んでいく。
ハーフタイムにかけてもボールを持ったイタリアだったが、集中した守備を見せるイングランドが危なげない試合運びで1点をリードしたまま前半を終えた。
迎えた後半開始3分、スターリングがボックス内で倒される場面のあったイングランドが引き続き隙を見せずに試合を進める中、打開策のないイタリアは54分、インモービレを諦めてベラルディを右サイドに投入、インシーニェが最前線に構えた。
インシーニェが起点となることで攻撃に厚みが生まれたイタリアは62分、同点のチャンス。ボックス左で仕掛けたキエーザがオンターゲットのシュートを放つも、GKピックフォードのファインセーブに阻まれた。
それでも67分、攻勢を強めていたイタリアが追いつく。右CKがファーサイドに流れ、ヴェッラッティのヘディングシュートがGKピックフォードの手を弾いて左ポストに直撃。ルーズボールをボヌッチが押し込んだ。
追い付かれたイングランドはトリッピアーに代えてサカを投入。4バックとした。そのイングランドに対し、イタリアは73分に逆転のチャンス。ボヌッチのフィードでディフェンスライン裏を取ったベラルディがボレーシュート。だが、枠を捉えきれなかった。
後半終盤にかけては互いに譲らず1-1のまま90分を終了。延長戦にもつれ込んだ。その延長前半は互角の攻防が続いてスコアが動かなかった中、延長後半はイングランドが攻勢を強めていった。
それでも勝ち越しゴールは生まれず決着はPK戦へ。そのPK戦ではイタリアの守護神ドンナルンマがサンチョとサカの2本のPKをストップ。イングランドGKピックフォードもPK職人ジョルジーニョのPKを止める奮闘を見せたが、イタリアが3-2で勝利。1968年大会以来53年ぶり2度目のユーロ優勝を果たした。
準決勝でスペイン代表をPK戦の末に下して2大会ぶりの決勝進出としたイタリアは、スペイン戦と同様のスタメンで臨んだ。
試合は開始2分、早々に動く。ロングカウンターに転じた流れから右サイドのトリッピアーのクロスをファーサイドのショーがボレーで綺麗に合わせ、イングランドが先制した。
両ウイングバックが絡んでのゴールで、3バック採用の策がハマる形となったイングランドは、その後も高い位置を取るトリッピアーとショーが起点となってイタリアを押し込んでいく。
前半半ば以降、ボールを持って落ち着きたいイタリアに対し、鋭い出足で牽制するイングランドが主導権を渡さない。そんな中35分、キエーザが個人技でゴールに迫るもミドルシュートはわずかに枠を外れる。
ハーフタイムにかけてもボールを持ったイタリアだったが、集中した守備を見せるイングランドが危なげない試合運びで1点をリードしたまま前半を終えた。
迎えた後半開始3分、スターリングがボックス内で倒される場面のあったイングランドが引き続き隙を見せずに試合を進める中、打開策のないイタリアは54分、インモービレを諦めてベラルディを右サイドに投入、インシーニェが最前線に構えた。
インシーニェが起点となることで攻撃に厚みが生まれたイタリアは62分、同点のチャンス。ボックス左で仕掛けたキエーザがオンターゲットのシュートを放つも、GKピックフォードのファインセーブに阻まれた。
それでも67分、攻勢を強めていたイタリアが追いつく。右CKがファーサイドに流れ、ヴェッラッティのヘディングシュートがGKピックフォードの手を弾いて左ポストに直撃。ルーズボールをボヌッチが押し込んだ。
追い付かれたイングランドはトリッピアーに代えてサカを投入。4バックとした。そのイングランドに対し、イタリアは73分に逆転のチャンス。ボヌッチのフィードでディフェンスライン裏を取ったベラルディがボレーシュート。だが、枠を捉えきれなかった。
後半終盤にかけては互いに譲らず1-1のまま90分を終了。延長戦にもつれ込んだ。その延長前半は互角の攻防が続いてスコアが動かなかった中、延長後半はイングランドが攻勢を強めていった。
それでも勝ち越しゴールは生まれず決着はPK戦へ。そのPK戦ではイタリアの守護神ドンナルンマがサンチョとサカの2本のPKをストップ。イングランドGKピックフォードもPK職人ジョルジーニョのPKを止める奮闘を見せたが、イタリアが3-2で勝利。1968年大会以来53年ぶり2度目のユーロ優勝を果たした。
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