60分間10人の横浜FMが柏に勝利!オナイウ&前田の役者揃い踏みで5連勝!【明治安田J1第21節】
2021.07.03 21:30 Sat
明治安田生命J1リーグ第21節、柏レイソルvs横浜F・マリノスが3日に三協フロンティアスタジアム柏で行われ、1-2で横浜FMが勝利した。
現在16位で降格圏の1つ上に位置している柏は、江坂と呉屋が完全移籍で柏を退団。攻め手を多く欠く中、前節に続き瀬川、ペドロ・ハウルの2トップで攻撃を牽引。今節は、GKを含めスタメンを5枚変更して試合に臨む。
一方、首位の川崎フロンターレを追う横浜FMは、左サイドバックを前節の和田から高野に変更。ホームで引き分けた柏相手に勝利を収め、今季初のリーグ戦5連勝を目指す。
試合は、立ち上がりから均衡状態が続く。自陣から組み立ててゴールを目指す横浜FMに対し、柏は前線からプレスをかけアタッキングサードでボールを握る構図となった。4分に柏のペドロ・ハウルがシュートを放つもこれは枠の左へ。一方、横浜FMもハーフラインからのボールに抜け出したオナイウ阿道がネットを揺らすも、これはオフサイドの判定となる。
持ち前のポゼッションでゴールに迫る横浜FWだが、32分に退場者が出る。自陣でボールを運ぶ柏の神谷に対し、マルコス・ジュニオールが後ろからチェックに。すると、足裏が神谷の左ふくらはぎに入りファールの判定。オンフィールドレビューの結果、一発レッドカードの判定となり、横浜FMは残りの3分の2を10人で戦うこととなった。
1人少ない状態で後半を迎えた横浜FMは、前線のエウベルに代えてアンカーポジションの喜田を投入し[4-3-2]の布陣をとる。さらに、50分には畠中がメディカルスタッフと共にピッチを後にし、實藤と交代。この出場により實藤はJ1リーグ通算100試合出場を達成した。
後半に入っても均衡状態が続く中、76分に数的不利の横浜FMがついに試合を動かす。途中交代のティーラトンが、右前線を走る前田へロングフィード。すると、前田はこのボールを見事なファーストタッチで収め、持ち前のスピードで相手DFを置き去りにしクロスを上げる。一度はGKに触られたものの、ボックス左で受けたオナイウ阿道が切り返しから冷静にゴール上へ突き刺し先制点を挙げた。
これで勢いのついた横浜FMは、80分にも相手のミスから追加点を奪う。柏DFがGKへボールを下げたところへ前田がプレッシング。これがGKキム・スンギュの判断ミスを誘い、ボールを奪ってそのままゴールへ流し込んだ。
意地を見せたい柏は89分に反撃の姿勢を見せる。アタッキングサード右手前からクリスティアーノがゴール前へ放り込むと、これをドッヂが競り勝ち途中交代の細谷にヘディングパス。ゴール目前で相手を振り切ってボールを受けた細谷は、倒れ込みながらもネットに突き刺し、Jリーグ初ゴールで1点を返した。
さらに攻勢を強める柏だったが、そのまま試合終了。数的優位を活かすことができず痛恨の敗戦となった一方、横浜FMは今季初のリーグ戦5連勝を達成した。
柏レイソル 1-2 横浜F・マリノス
【柏】
細谷真大(後44)
【横浜FM】
オナイウ阿道(後31)
前田大然(後35)
現在16位で降格圏の1つ上に位置している柏は、江坂と呉屋が完全移籍で柏を退団。攻め手を多く欠く中、前節に続き瀬川、ペドロ・ハウルの2トップで攻撃を牽引。今節は、GKを含めスタメンを5枚変更して試合に臨む。
試合は、立ち上がりから均衡状態が続く。自陣から組み立ててゴールを目指す横浜FMに対し、柏は前線からプレスをかけアタッキングサードでボールを握る構図となった。4分に柏のペドロ・ハウルがシュートを放つもこれは枠の左へ。一方、横浜FMもハーフラインからのボールに抜け出したオナイウ阿道がネットを揺らすも、これはオフサイドの判定となる。
持ち前のポゼッションでゴールに迫る横浜FWだが、32分に退場者が出る。自陣でボールを運ぶ柏の神谷に対し、マルコス・ジュニオールが後ろからチェックに。すると、足裏が神谷の左ふくらはぎに入りファールの判定。オンフィールドレビューの結果、一発レッドカードの判定となり、横浜FMは残りの3分の2を10人で戦うこととなった。
数的優位な状況となった柏だが、46分にアクシデントが起こる。ここまで豊富な運動量で攻守にわたり貢献していた神谷が、32分に受けたファールの影響もあってか、足首を抑えてピッチに座り込んでしまう。自力で歩くことはできるものの、ドッヂと交代しピッチを後にした。
1人少ない状態で後半を迎えた横浜FMは、前線のエウベルに代えてアンカーポジションの喜田を投入し[4-3-2]の布陣をとる。さらに、50分には畠中がメディカルスタッフと共にピッチを後にし、實藤と交代。この出場により實藤はJ1リーグ通算100試合出場を達成した。
後半に入っても均衡状態が続く中、76分に数的不利の横浜FMがついに試合を動かす。途中交代のティーラトンが、右前線を走る前田へロングフィード。すると、前田はこのボールを見事なファーストタッチで収め、持ち前のスピードで相手DFを置き去りにしクロスを上げる。一度はGKに触られたものの、ボックス左で受けたオナイウ阿道が切り返しから冷静にゴール上へ突き刺し先制点を挙げた。
これで勢いのついた横浜FMは、80分にも相手のミスから追加点を奪う。柏DFがGKへボールを下げたところへ前田がプレッシング。これがGKキム・スンギュの判断ミスを誘い、ボールを奪ってそのままゴールへ流し込んだ。
意地を見せたい柏は89分に反撃の姿勢を見せる。アタッキングサード右手前からクリスティアーノがゴール前へ放り込むと、これをドッヂが競り勝ち途中交代の細谷にヘディングパス。ゴール目前で相手を振り切ってボールを受けた細谷は、倒れ込みながらもネットに突き刺し、Jリーグ初ゴールで1点を返した。
さらに攻勢を強める柏だったが、そのまま試合終了。数的優位を活かすことができず痛恨の敗戦となった一方、横浜FMは今季初のリーグ戦5連勝を達成した。
柏レイソル 1-2 横浜F・マリノス
【柏】
細谷真大(後44)
【横浜FM】
オナイウ阿道(後31)
前田大然(後35)
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