インテルのマロッタ氏が自身最高の取引を明かす「フットボール史上最大の利益になった」
2021.07.01 16:50 Thu
インテルの最高経営者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が、自身が過去に行った最高の取引について語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
これまで数多くの選手売買を行ってきたマロッタ氏は、イタリアの移籍市場の公式オープニングイベントに参加した際のインタビューで、自身にとって最高の取引は2016年8月に行ったフランス代表MFポール・ポグバの売却だと語った。
「ポグバを1億500万ユーロ(現レートで約138億円)とボーナス1000万ユーロで売却して、ゴンサロ・イグアインを獲得したのは私にとって最高の取引だったと思う。特にポグバはフリーで獲得していたこともあり、フットボール史上最大の利益になった」
また、マロッタ氏は現在の移籍市場の傾向についてもコメント。オーナーが散財する時代は終わり、現在はよりビジネスとしての立ち回りが重視されていると述べた。
「今は状況がまったく変わっており、ビジネスモデルが構築されている。(インテルのオーナーである)張家はクラブのため6億ユーロを投資してきた。しかし新型コロナウイルス(COVID-19)が招いた危機の後では、我々もビジネス面を優先しなければならない」
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マロッタ氏は、2010年夏に当時低迷していたユベントスのGMに就任。アントニオ・コンテ監督の招へいと積極的な補強をきっかけに、クラブの黄金時代を築き上げた。その後、2018年10月にユベントスを退任すると、2カ月後にインテルのCEOに就任。ここでもコンテ監督の招へいによって、クラブに11年ぶりのスクデットをもたらしている。「ポグバを1億500万ユーロ(現レートで約138億円)とボーナス1000万ユーロで売却して、ゴンサロ・イグアインを獲得したのは私にとって最高の取引だったと思う。特にポグバはフリーで獲得していたこともあり、フットボール史上最大の利益になった」
また、マロッタ氏は現在の移籍市場の傾向についてもコメント。オーナーが散財する時代は終わり、現在はよりビジネスとしての立ち回りが重視されていると述べた。
「昔の移籍市場には、シルビオ・ベルルスコーニやマッシモ・モラッティ、フランコ・センシがいた。彼らの目的は勝つことだけであり、クラブの帳簿のバランスを保つことなどは二の次だったんだ」
「今は状況がまったく変わっており、ビジネスモデルが構築されている。(インテルのオーナーである)張家はクラブのため6億ユーロを投資してきた。しかし新型コロナウイルス(COVID-19)が招いた危機の後では、我々もビジネス面を優先しなければならない」
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