ブラジルが全勝逃すも無敗突破! ベネズエラが5位敗退に…《コパ・アメリカ2021》
2021.06.28 08:03 Mon
コパ・アメリカ2021の9日目が現地時間27日に開催。グループB最終節のブラジル代表vsエクアドル代表、ベネズエラ代表vsペルー代表が行われた。
◆全勝逃すもブラジルが無敗維持
ここまでグループ3連勝で首位通過を決めている開催国のブラジルは、全勝突破を目指してここまで3戦未勝利で4位のエクアドルと対戦した。
ネイマールやリシャルリソン、ガブリエウ・ジェズスと前線の主力を温存して臨んだブラジルは、自力突破に向けて勝ち点が必要なエクアドルの攻撃を受ける立ち上がりに。11分にはエネル・バレンシアの意表を突くロングシュートにGKアリソンがバタつくも、これは枠のわずか上に外れた。
時間の経過と共にパケタ、エヴェルトン、フィルミノ、ガブリエウ・バルボサとアタッキングユニットの関係性が深まるブラジルは、14分にパケタのミドルシュート、20分にはパケタの浮き球パスに抜け出したガビゴルのワンタッチシュートと相手ゴールを脅かしていく。
ミリトンのセレソン初ゴールによって1点リードで試合を折り返したブラジルだったが、前半同様に押し込まれる入りに。そして、アイルトン・プレシアード、バレンシアと続けて決定機を許すと、53分には右CKの流れからルーズボールを繋がれてバレンシアがバックヘッドでゴール前に流したボールをメナに右足で流し込まれて同点に追いつかれた。
失点以降もエクアドルの勢いを止めきれないブラジルは63分、フィルミノとドウグラス・ルイスを下げてヴィニシウスとカゼミロのレアル・マドリーコンビを同時投入。66分にはパケタの浮き球のラストパスに反応したヴィニシウスに早速見せ場も、ボックス右で放ったワンタッチシュートは枠の右に外れた。
勝ち越しゴールとはならなかったものの、カゼミロの投入でうまく試合を落ち着かせたブラジルは、75分過ぎにはエヴェルトン、パケタに代えてリシャルリソン、エヴェルトン・リベイロをピッチに送り出し、2点目を狙いつつも試合を締めにかかる。
一方、エクアドルも同時刻開催の他会場の状況を頭に入れながら、1-1のスコアを維持する戦い方を見せた。
そのため、試合終盤は睨み合いの状況が続いたまま、1-1でタイムアップを迎えた。この結果、ブラジルは全勝突破を逃すも無敗で首位通過を決めた。前回王者相手にドローに持ち込んだエクアドルも4位での突破が決まっている。
ブラジル代表 1-1 エクアドル代表
【ブラジル】
ミリトン(前37)
【エクアドル】
メナ(後8)
◆ペルーがベネズエラ敗退に追い込み2位通過
ここまで3戦未勝利で最下位に沈むベネズエラと、1勝1敗1分けの3位に付けるペルーによるグループリーグ突破を懸けた直接対決。
試合は地力で勝るペルーが押し込む入りを見せ、1トップに入るラパドゥーラが積極的にフィニッシュへ顔を出していく。
一方、守勢の入りとなったベネズエラだが、18分には両チームを通じて最初の決定機を作り出す。ボックス手前でボールを受けたサバリーノが強烈なミドルシュートを放つと、GKが前に弾いたところにフリーのコルドバが詰める。だが、ダイビングヘッドはわずかに枠の左へ外れた。
その後は再びペルーが押し込む時間が続いたが、再三のセットプレーのチャンスなどを生かすことができず、0-0のスコアでハーフタイムに突入した。
迎えた後半も拮抗した展開が予想されたが、立ち上がりにあっさりと先制点が生まれる。48分、ペルーの左CKの場面でキッカーのジョトゥンが入れたクロスがベネズエラの選手に続けて当たってゴール前にこぼれたボールをカリージョが豪快に右足で蹴り込んだ。
この失点によって敗退の窮地に追い込まれたベネズエラは切り札のソテルドら続けて4枚の交代カードを切って攻勢を強めていく。71分にはそのソテルドの個人での打開から決定的なクロスが供給されるが、ゴール前のコルドバがヘディングシュートをふかしてしまう。
その後はゲームコントロール優先の試合運びで逃げ切り態勢に入ったペルーが、うまくベネズエラの攻撃を撥ね返し続けてこのまま試合をクローズした。
この結果、勝利したペルーの2位通過及びベネズエラの5位敗退が決定した。
ベネズエラ代表 0-1 ペルー代表
【ペルー】
カリージョ(後3)
■グループB最終順位■
1.ブラジル 勝ち点10
2.ペルー 勝ち点7
3.コロンビア 勝ち点4
4.エクアドル 勝ち点3
5.ベネズエラ 勝ち点2
◆全勝逃すもブラジルが無敗維持
ネイマールやリシャルリソン、ガブリエウ・ジェズスと前線の主力を温存して臨んだブラジルは、自力突破に向けて勝ち点が必要なエクアドルの攻撃を受ける立ち上がりに。11分にはエネル・バレンシアの意表を突くロングシュートにGKアリソンがバタつくも、これは枠のわずか上に外れた。
時間の経過と共にパケタ、エヴェルトン、フィルミノ、ガブリエウ・バルボサとアタッキングユニットの関係性が深まるブラジルは、14分にパケタのミドルシュート、20分にはパケタの浮き球パスに抜け出したガビゴルのワンタッチシュートと相手ゴールを脅かしていく。
すると、37分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのエヴェルトンが入れた浮き球のクロスをゴール前の競り合いで頭一つ抜けたミリトンが体幹の強さを生かしたストロングヘッドで合わせ、ゴール右隅の完璧なコースに突き刺した。
ミリトンのセレソン初ゴールによって1点リードで試合を折り返したブラジルだったが、前半同様に押し込まれる入りに。そして、アイルトン・プレシアード、バレンシアと続けて決定機を許すと、53分には右CKの流れからルーズボールを繋がれてバレンシアがバックヘッドでゴール前に流したボールをメナに右足で流し込まれて同点に追いつかれた。
失点以降もエクアドルの勢いを止めきれないブラジルは63分、フィルミノとドウグラス・ルイスを下げてヴィニシウスとカゼミロのレアル・マドリーコンビを同時投入。66分にはパケタの浮き球のラストパスに反応したヴィニシウスに早速見せ場も、ボックス右で放ったワンタッチシュートは枠の右に外れた。
勝ち越しゴールとはならなかったものの、カゼミロの投入でうまく試合を落ち着かせたブラジルは、75分過ぎにはエヴェルトン、パケタに代えてリシャルリソン、エヴェルトン・リベイロをピッチに送り出し、2点目を狙いつつも試合を締めにかかる。
一方、エクアドルも同時刻開催の他会場の状況を頭に入れながら、1-1のスコアを維持する戦い方を見せた。
そのため、試合終盤は睨み合いの状況が続いたまま、1-1でタイムアップを迎えた。この結果、ブラジルは全勝突破を逃すも無敗で首位通過を決めた。前回王者相手にドローに持ち込んだエクアドルも4位での突破が決まっている。
ブラジル代表 1-1 エクアドル代表
【ブラジル】
ミリトン(前37)
【エクアドル】
メナ(後8)
◆ペルーがベネズエラ敗退に追い込み2位通過
ここまで3戦未勝利で最下位に沈むベネズエラと、1勝1敗1分けの3位に付けるペルーによるグループリーグ突破を懸けた直接対決。
試合は地力で勝るペルーが押し込む入りを見せ、1トップに入るラパドゥーラが積極的にフィニッシュへ顔を出していく。
一方、守勢の入りとなったベネズエラだが、18分には両チームを通じて最初の決定機を作り出す。ボックス手前でボールを受けたサバリーノが強烈なミドルシュートを放つと、GKが前に弾いたところにフリーのコルドバが詰める。だが、ダイビングヘッドはわずかに枠の左へ外れた。
その後は再びペルーが押し込む時間が続いたが、再三のセットプレーのチャンスなどを生かすことができず、0-0のスコアでハーフタイムに突入した。
迎えた後半も拮抗した展開が予想されたが、立ち上がりにあっさりと先制点が生まれる。48分、ペルーの左CKの場面でキッカーのジョトゥンが入れたクロスがベネズエラの選手に続けて当たってゴール前にこぼれたボールをカリージョが豪快に右足で蹴り込んだ。
この失点によって敗退の窮地に追い込まれたベネズエラは切り札のソテルドら続けて4枚の交代カードを切って攻勢を強めていく。71分にはそのソテルドの個人での打開から決定的なクロスが供給されるが、ゴール前のコルドバがヘディングシュートをふかしてしまう。
その後はゲームコントロール優先の試合運びで逃げ切り態勢に入ったペルーが、うまくベネズエラの攻撃を撥ね返し続けてこのまま試合をクローズした。
この結果、勝利したペルーの2位通過及びベネズエラの5位敗退が決定した。
ベネズエラ代表 0-1 ペルー代表
【ペルー】
カリージョ(後3)
■グループB最終順位■
1.ブラジル 勝ち点10
2.ペルー 勝ち点7
3.コロンビア 勝ち点4
4.エクアドル 勝ち点3
5.ベネズエラ 勝ち点2
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