ピトゥカ&常本初ゴールの鹿島がゴールラッシュ! 好調札幌を下しホーム300勝目【明治安田J1第20節】
2021.06.27 20:26 Sun
明治安田生命J1リーグ第20節、鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌が27日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、4-0で鹿島が勝利した。
3戦未勝利の鹿島(勝ち点29)と、ここ4試合で3勝1分けと好調な札幌による一戦。鹿島は23日に行われた第19節の大分トリニータ戦でゴールレスドローに。アウェイだったとはいえ、決定機も作れなかった攻撃陣には暗い雰囲気が漂っている状況だ。
一方、札幌の直近の相手も大分で、19日に第18節で対戦。こちらは金子の2ゴールで勝利を収めており、天皇杯やルヴァンカップを含めて公式戦3連勝とした。
試合は好調を表すかのように札幌が先にチャンスを作る。5分、田中駿汰のスルーパスに抜け出した荒野がゴール前に侵入。GKと一対一の場面を迎えるが、コントロールミスでシュートを打てず。
ヒヤリとした鹿島もその直後、素早い攻撃から土居のシュートに繋げると迎えた10分の左CKのシーン。荒木が右足で上げたクロスを犬飼が頭で合わせて先制点を挙げた。
ポゼッションでは後方から丁寧にパスを繋ぐ札幌が上回るものの、時にそれが裏目に出ることも。32分、鹿島は敵陣左サイドでボールを奪いショートカウンターを展開。すかさず杉岡がクロスを上げるも、土居がフリーで頭で合わせたシュートは地面に叩きつけすぎてしまい、クロスバーを越えていった。
その後はポゼッションサッカーを仕掛ける札幌に対し、鹿島は要所で素早いチェックで潰しにかかりチャンスを作らせない。
その鹿島の1点リードで迎えた後半、立ち上がりにリードを広げる。48分、札幌GKのロングフィードをはね返したところを最前線のエヴェラウドが胸を使ってポストプレー。スイッチしたディエゴ・ピトゥカがボックス右へ侵入し、左足で流し込んだ。
リーグ戦では6試合ぶりの複数得点となった鹿島。対して5試合ぶりの複数失点となった札幌は、前半から狙っていたディフェンスラインの裏へのロングボールでゴールに迫る。
55分、宮澤のロングパスを受けてゴール前に飛び出した青木が、GKの頭上を抜くループシュートを流し込む。しかし、ここはオフサイドを取られゴールならず。
札幌にやや流れが傾きかけたが、63分に鹿島に追加点が生まれる。敵陣中央で左サイドの白崎からパスを受けたエヴェラウドがドリブルでゴール前に前進。DFに寄せられてボールをロストしてしまったものの、こぼれ球を常本が押し込んで3点目を奪った。
今季の加入後初ゴールを挙げたピトゥカに続いて、常本のプロ初ゴールで勝利を手繰り寄せた鹿島は、68分にはCKのセカンドボールをエヴェラウドが豪快にゴールに突き刺し4点目。最近の不振を払拭するかのようなゴールラッシュに。
その後は最後まで札幌にチャンスを作らせなかった鹿島が無失点で試合をクローズ。4試合ぶりの白星となる快勝で、Jリーグでのホーム通算300勝目を挙げた。
鹿島アントラーズ 4-0 北海道コンサドーレ札幌
【鹿島】
犬飼智也(前10)
ディエゴ・ピトゥカ(後3)
常本佳吾(後18)
エヴェラウド(後23)
3戦未勝利の鹿島(勝ち点29)と、ここ4試合で3勝1分けと好調な札幌による一戦。鹿島は23日に行われた第19節の大分トリニータ戦でゴールレスドローに。アウェイだったとはいえ、決定機も作れなかった攻撃陣には暗い雰囲気が漂っている状況だ。
試合は好調を表すかのように札幌が先にチャンスを作る。5分、田中駿汰のスルーパスに抜け出した荒野がゴール前に侵入。GKと一対一の場面を迎えるが、コントロールミスでシュートを打てず。
ヒヤリとした鹿島もその直後、素早い攻撃から土居のシュートに繋げると迎えた10分の左CKのシーン。荒木が右足で上げたクロスを犬飼が頭で合わせて先制点を挙げた。
出鼻をくじかれた札幌は、25分に高嶺のロングボールのこぼれ球を拾った青木がボックス左からシュートを放つが、飛び出してきたGK沖に軍配。その後のCKはチャンスに繋げられず。
ポゼッションでは後方から丁寧にパスを繋ぐ札幌が上回るものの、時にそれが裏目に出ることも。32分、鹿島は敵陣左サイドでボールを奪いショートカウンターを展開。すかさず杉岡がクロスを上げるも、土居がフリーで頭で合わせたシュートは地面に叩きつけすぎてしまい、クロスバーを越えていった。
その後はポゼッションサッカーを仕掛ける札幌に対し、鹿島は要所で素早いチェックで潰しにかかりチャンスを作らせない。
その鹿島の1点リードで迎えた後半、立ち上がりにリードを広げる。48分、札幌GKのロングフィードをはね返したところを最前線のエヴェラウドが胸を使ってポストプレー。スイッチしたディエゴ・ピトゥカがボックス右へ侵入し、左足で流し込んだ。
リーグ戦では6試合ぶりの複数得点となった鹿島。対して5試合ぶりの複数失点となった札幌は、前半から狙っていたディフェンスラインの裏へのロングボールでゴールに迫る。
55分、宮澤のロングパスを受けてゴール前に飛び出した青木が、GKの頭上を抜くループシュートを流し込む。しかし、ここはオフサイドを取られゴールならず。
札幌にやや流れが傾きかけたが、63分に鹿島に追加点が生まれる。敵陣中央で左サイドの白崎からパスを受けたエヴェラウドがドリブルでゴール前に前進。DFに寄せられてボールをロストしてしまったものの、こぼれ球を常本が押し込んで3点目を奪った。
今季の加入後初ゴールを挙げたピトゥカに続いて、常本のプロ初ゴールで勝利を手繰り寄せた鹿島は、68分にはCKのセカンドボールをエヴェラウドが豪快にゴールに突き刺し4点目。最近の不振を払拭するかのようなゴールラッシュに。
その後は最後まで札幌にチャンスを作らせなかった鹿島が無失点で試合をクローズ。4試合ぶりの白星となる快勝で、Jリーグでのホーム通算300勝目を挙げた。
鹿島アントラーズ 4-0 北海道コンサドーレ札幌
【鹿島】
犬飼智也(前10)
ディエゴ・ピトゥカ(後3)
常本佳吾(後18)
エヴェラウド(後23)
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