C・ロナウドが難病患う赤ちゃんの治療のためユニを寄付! 投げ捨てた腕章がオークション出品となった縁…
2021.05.07 00:47 Fri
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、スーパースターたる所以を示した。セルビア『RTS』が伝えている。
2-2の後半アディショナルタイムにC・ロナウドは劇的な決勝ゴールを決めるチャンスが訪れ、実際にシュートはゴールラインを完全に割っていたものの、ビデオアシスタント・レフェリー(VAR)やゴールライン・テクノロジー(GLT)不採用の中で審判団はノーゴールとの誤審を下した。
これに激高した同選手は猛抗議でイエローカードを科されるも、怒りは収まらず、腕章を投げ捨て、ホイッスルが鳴る前にピッチを去っていった。
そして、誤審に対する激高に対しては擁護の声があった一方、腕章を投げ捨てる主将らしからぬ行動に対しては多くの批判が殺到していた。
同試合の会場に待機していた消防士のジョルジェ・ヴキチェビッチ氏は、C・ロナウドが投げ捨てた腕章をたまたま拾い、試合関係者の許可を得た後に現地メディアを通じて、この腕章をチャリティーオークションに出すアイデアを提供。そして、オークションの収益は脊髄性筋萎縮症(SAS)という難病を患う生後8カ月のガブリロ・ジュルジェビッチ君の治療費用に充てられることになった。
その後、行われたオークションの結果、C・ロナウドが投げ捨てた腕章は6万4000ユーロ(約840万円)で落札された。
この落札のニュースを伝え聞いたC・ロナウドは、さらに自身のサイン入りのユベントスのユニフォームをガブリロ君の治療費用に充てるために寄付。そのユニフォームには「ガブリロのために!ガブリロの勝利のために!」とのメッセージが綴られている。
なお、ガブリロ君の治療には、史上最高額の薬価で話題となった遺伝子治療薬“ゾルゲンスマ”が必要だという。そして、治療費の総額が250万ユーロ(約3億3000万円)と見積もられている中、現時点で寄付金は100万ユーロ(約1億3000万円)程度集まっているようだ。
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C・ロナウドは、今年3月末にポルトガル代表として出場したカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループA第2節のセルビア代表戦(2-2のドロー)において物議を醸す行為を行った。これに激高した同選手は猛抗議でイエローカードを科されるも、怒りは収まらず、腕章を投げ捨て、ホイッスルが鳴る前にピッチを去っていった。
そして、誤審に対する激高に対しては擁護の声があった一方、腕章を投げ捨てる主将らしからぬ行動に対しては多くの批判が殺到していた。
ただ、この物議を醸す行為は後に意外な形でスポットライトが当たることに。
同試合の会場に待機していた消防士のジョルジェ・ヴキチェビッチ氏は、C・ロナウドが投げ捨てた腕章をたまたま拾い、試合関係者の許可を得た後に現地メディアを通じて、この腕章をチャリティーオークションに出すアイデアを提供。そして、オークションの収益は脊髄性筋萎縮症(SAS)という難病を患う生後8カ月のガブリロ・ジュルジェビッチ君の治療費用に充てられることになった。
その後、行われたオークションの結果、C・ロナウドが投げ捨てた腕章は6万4000ユーロ(約840万円)で落札された。
この落札のニュースを伝え聞いたC・ロナウドは、さらに自身のサイン入りのユベントスのユニフォームをガブリロ君の治療費用に充てるために寄付。そのユニフォームには「ガブリロのために!ガブリロの勝利のために!」とのメッセージが綴られている。
なお、ガブリロ君の治療には、史上最高額の薬価で話題となった遺伝子治療薬“ゾルゲンスマ”が必要だという。そして、治療費の総額が250万ユーロ(約3億3000万円)と見積もられている中、現時点で寄付金は100万ユーロ(約1億3000万円)程度集まっているようだ。
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