「2つの要素が見込める場所を確実に選ぶ」…人気博すハーランドを代理人ライオラが語る

2021.05.01 19:25 Sat
Getty Images
ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(20)の去就について、代理人のミノ・ライオラ氏が言及した。

ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWポール・ポグバら世界的選手を顧客に持つ代理人として、現在のフットボール界に名を轟かせるライオラ氏。そのフットボール界で飛ぶ鳥を落とす勢いのホットな選手の1人として、将来が注目されるハーランドも顧客の1人だ。
そんなハーランドに欧州のビッグクラブがこぞって視線を注ぐなか、ライオラ氏がスペイン『アス』のインタビューに応対。現時点でドルトムントに今夏の売却意思がないことを明かした上で、「どんな条項よりも大事なのは選手が移籍を希望しているかどうか」と代理人としてのスタンスを示すと、ハーランドが求めるものを述べた。

「ハーランドは2つのことに興味を持っている。クリスティアーノ(・ロナウド)やズラタンのようにゴールを決めること、そしてタイトルを獲得することだ。その2つの要素が見込める場所を確実に選ぶだろう」

「嘘はつけない。バルセロナや(レアル・)マドリーのような歴史ある名門クラブからアプローチがあれば、『ノー』とは返し難いもの。パリ・サンジェルマン(PSG)もビッグクラブであり、(マンチェスター・)シティもその域に到達しつつある。ユベントスは常にそのグループだ」
「それと、どのリーグに属しているのかも大事になってくる。PSGは5大リーグで最も劣るリーグだ。バイエルンがいるリーグは魅力的だが、毎シーズンのように優勝できてしまう。スペインのリーグであれば、3つのクラブに(優勝の)チャンスがある」

また、マネーゲームになる可能性を問われると、「いやいや、そんなことはしない。私の仕事は選手の経済的リターンを最大限に引き出すことだが、重要なプロジェクトもなければならない。しっかりとした見通しや契約もなしにあれほどの選手を買うことなんてできない」と否定している。

なお、ハーランドは今季でドルトムント在籍2年目も類稀な得点力を発揮して、ここまで公式戦38試合の出場で37得点11アシストをマーク。レアル・マドリーやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといった錚々たるメガクラブが関心を抱いているといわれる。
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