復帰迫るザニオーロに悲劇…ドクターストップで今季中復帰なし、ユーロ出場も断念「来年のW杯に向けて準備する」
2021.04.09 22:10 Fri
ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが、目標を切り替えたようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ザニオーロは2020年1月に右ヒザの半月板損傷と前十字じん帯断裂の重傷を負い、同7月に戦列に復帰。しかし、同9月には逆の左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、再び長期の離脱を強いられている。
その後、慎重かつ懸命にリハビリを進めた結果、2020年12月に行われた最新のメディカルチェックにおいて練習量の増加にゴーサインが出されたが、今年1月半ばに今度は新型コロナウイルスの陽性判定が出てしまい、2月初旬にようやくトリゴリアでのトレーニング復帰を再開していた。
順調にいけば4月にはピッチに戻る予定でリハビリに努めてきたザニオーロ。今夏行われるユーロ2020の出場も期待されていたが、よもやの悲痛な宣告が待っていた。
ザニオーロの手術を担当したフィンク教授がオーストリアのインスブルックでザニオーロを訪ねたが、復帰を延期させることを決定。その理由は、左脚の筋肉の張りが右足に比べて10%少ないとのこと。これはリスクを冒すことになるため、慎重に復帰させる方針になったようだ。
一方で、父親であるイゴール・ザニオーロ氏は復帰できないとなった息子についてコメント。「ニコロは打ちのめされた。彼はヒザを負傷した時と同じ気分だっただろう。今、ゆっくりと気持ちは楽になり始めているが、彼は心の中にプレーしたいという抑えきれない欲求を持っている」とコメント。復帰できないとわかりショックを受けていたことを明かした。
これにより、ザニオーロはトレーニングには戻ることになるが、今シーズン中の試合に出場することは無くなったとみられる。
イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督もザニオーロについてコメント。「彼が我々と一緒にいない可能性は70%だと知っている。ニコロは落ち着かなければいけない」とコメント。「彼はこれからのキャリアがあり、リスクを冒すことができない。だから急いではいけない。彼の価値をよく知っているし、最後まで彼をフォローしたい。このようなことがサッカー界では起こる可能性があるんだ」と語り、今はケガをしっかりと治すことが重要であると諭していた。
ザニオーロは2020年1月に右ヒザの半月板損傷と前十字じん帯断裂の重傷を負い、同7月に戦列に復帰。しかし、同9月には逆の左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、再び長期の離脱を強いられている。
順調にいけば4月にはピッチに戻る予定でリハビリに努めてきたザニオーロ。今夏行われるユーロ2020の出場も期待されていたが、よもやの悲痛な宣告が待っていた。
ザニオーロの手術を担当したフィンク教授がオーストリアのインスブルックでザニオーロを訪ねたが、復帰を延期させることを決定。その理由は、左脚の筋肉の張りが右足に比べて10%少ないとのこと。これはリスクを冒すことになるため、慎重に復帰させる方針になったようだ。
この決定についてザニオーロは「失望しているけど、来年のワールドカップに向けて準備することが目標だよ」とコメント。ユーロ2020への出場は諦め、来年末にあるカタール・ワールドカップを目指すとした。
一方で、父親であるイゴール・ザニオーロ氏は復帰できないとなった息子についてコメント。「ニコロは打ちのめされた。彼はヒザを負傷した時と同じ気分だっただろう。今、ゆっくりと気持ちは楽になり始めているが、彼は心の中にプレーしたいという抑えきれない欲求を持っている」とコメント。復帰できないとわかりショックを受けていたことを明かした。
これにより、ザニオーロはトレーニングには戻ることになるが、今シーズン中の試合に出場することは無くなったとみられる。
イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督もザニオーロについてコメント。「彼が我々と一緒にいない可能性は70%だと知っている。ニコロは落ち着かなければいけない」とコメント。「彼はこれからのキャリアがあり、リスクを冒すことができない。だから急いではいけない。彼の価値をよく知っているし、最後まで彼をフォローしたい。このようなことがサッカー界では起こる可能性があるんだ」と語り、今はケガをしっかりと治すことが重要であると諭していた。
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