大幅ターンオーバーで大苦戦も堅守チェルシーがブレイズ撃破でベスト4進出!《FAカップ》
2021.03.22 00:37 Mon
FAカップ準々決勝、チェルシーvsシェフィールド・ユナイテッドが21日にスタンフォード・ブリッジで行われ、2-0で勝利したチェルシーが準決勝進出を果たした。
前指揮官の下で戦った4回戦で2部のルートン・タウンを破って準々決勝に駒を進めたチェルシー。そのルートン戦後にトゥヘル新体制に移行したチームは公式戦13試合無敗と好調を維持し、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではアトレティコ・マドリーに完勝し、CLでもベスト8進出を果たした。
プレミアリーグで最下位に低迷するブレイズをホームに迎えたこの一戦では、ズマとコバチッチを除く先発9人を変更。ジルーやマウント、ハドソン=オドイ、クリステンセンに加え、エメルソン、ギルモアと出場機会の少ない選手が抜擢された。
開始1分のマクゴールドリックの遠目からのファーストシュートで幕を開けた4強を懸けた一戦は、ブレイズの健闘もあって拮抗した展開に。3バックの左にエメルソン、コバチッチの相棒にギルモア、最前線のジルーの下にプリシッチ、マウントを配置したホームチームは押し込む形を作り出すが、なかなか決定機まで持ち込むことができない。
それでも、24分には右CKの場面でキッカーのマウントのクロスがボックス手前左に流れると、チルウェルの左足のシュートがゴール前でブロックを試みたノーウッドのオウンゴールを誘い、意外な形から先制に成功した。
後半も立ち上がりから主導権を握るホームチームは立ち上がりの47分にボックス右で見事な仕掛けを見せたプリシッチがゴール前まで運んで右足のシュートを放つが、これはGKラムズデールのファインセーブに遭い、この試合2度目の好機をモノにできず。さらに、直後にもマウントが直接FKを狙うが、これも枠の左に外れた。
決定機こそ与えないものの徐々に相手に自陣深くまで攻め込まれ始めたトゥヘル監督は63分、精彩を欠いたジルーと病み上がりのクリステンセンを下げてリース・ジェームズ、アスピリクエタを投入。この交代でR・ジェームズが右ウイングバック、ハドソン=オドイが最前線にポジションを移す。
だが、流れを掴み切れないチェルシーは67分にランドストラムの右クロスからゴール前でフリーにしたマクゴールドリックに絶好機を与えるが、これはヘディングシュートが枠の右に外れる。直後の69分にもボックス手前のマクバーニーに枠の左を捉えたミドルシュートを浴びるが、今度はGKケパの好守で何とか凌いだ。
後半半ばから終盤にかけて予想外の守勢が続くチェルシーはハドソン=オドイ、ギルモア、プリシッチと若手をベンチに下げてツィエク、ハヴァーツ、カンテと主力を続々とピッチに送り込んで逃げ切り態勢に入る。
試合終了間際の91分にはボックス内でルーズボールに反応したブリュースターに決定的なシュートを許すが、ここはDFズマが何とかボールに触ったことでボールは左ポストを掠めて事なきを得た。
それでも、絶体絶命のピッチを辛くも凌いだホームチームは直後の92分にスローインの流れから仕掛けたロングカウンターでチルウェルからの浮き球のパスをゴール前に飛び出したツィエクが巧みなフィニッシュで決め切り、試合を決定づける2点目を奪った。
そして、プレミア最下位のブレイズに大苦戦も持ち味の堅守と効率の良い攻めで勝ち切ったチェルシーがFAカップ4強進出を決めた。
前指揮官の下で戦った4回戦で2部のルートン・タウンを破って準々決勝に駒を進めたチェルシー。そのルートン戦後にトゥヘル新体制に移行したチームは公式戦13試合無敗と好調を維持し、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではアトレティコ・マドリーに完勝し、CLでもベスト8進出を果たした。
開始1分のマクゴールドリックの遠目からのファーストシュートで幕を開けた4強を懸けた一戦は、ブレイズの健闘もあって拮抗した展開に。3バックの左にエメルソン、コバチッチの相棒にギルモア、最前線のジルーの下にプリシッチ、マウントを配置したホームチームは押し込む形を作り出すが、なかなか決定機まで持ち込むことができない。
それでも、24分には右CKの場面でキッカーのマウントのクロスがボックス手前左に流れると、チルウェルの左足のシュートがゴール前でブロックを試みたノーウッドのオウンゴールを誘い、意外な形から先制に成功した。
これで一気にチェルシーペースかに思われたが、相手が失点以降も大きく戦い方を変えてこなかったこともあり、序盤同様に引いた相手の守備をなかなか崩し切ることができない。42分には前線からの連動したプレスで相手のミスを誘いボックス付近でバックパスをインターセプトしたプリシッチに絶好機も、ここはGKラムズデールとの一対一をモノにできず、前半のうちに試合を決めることができなかった。
後半も立ち上がりから主導権を握るホームチームは立ち上がりの47分にボックス右で見事な仕掛けを見せたプリシッチがゴール前まで運んで右足のシュートを放つが、これはGKラムズデールのファインセーブに遭い、この試合2度目の好機をモノにできず。さらに、直後にもマウントが直接FKを狙うが、これも枠の左に外れた。
決定機こそ与えないものの徐々に相手に自陣深くまで攻め込まれ始めたトゥヘル監督は63分、精彩を欠いたジルーと病み上がりのクリステンセンを下げてリース・ジェームズ、アスピリクエタを投入。この交代でR・ジェームズが右ウイングバック、ハドソン=オドイが最前線にポジションを移す。
だが、流れを掴み切れないチェルシーは67分にランドストラムの右クロスからゴール前でフリーにしたマクゴールドリックに絶好機を与えるが、これはヘディングシュートが枠の右に外れる。直後の69分にもボックス手前のマクバーニーに枠の左を捉えたミドルシュートを浴びるが、今度はGKケパの好守で何とか凌いだ。
後半半ばから終盤にかけて予想外の守勢が続くチェルシーはハドソン=オドイ、ギルモア、プリシッチと若手をベンチに下げてツィエク、ハヴァーツ、カンテと主力を続々とピッチに送り込んで逃げ切り態勢に入る。
試合終了間際の91分にはボックス内でルーズボールに反応したブリュースターに決定的なシュートを許すが、ここはDFズマが何とかボールに触ったことでボールは左ポストを掠めて事なきを得た。
それでも、絶体絶命のピッチを辛くも凌いだホームチームは直後の92分にスローインの流れから仕掛けたロングカウンターでチルウェルからの浮き球のパスをゴール前に飛び出したツィエクが巧みなフィニッシュで決め切り、試合を決定づける2点目を奪った。
そして、プレミア最下位のブレイズに大苦戦も持ち味の堅守と効率の良い攻めで勝ち切ったチェルシーがFAカップ4強進出を決めた。
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