【明治安田生命J1リーグ第5節】
2021年3月17日(水)
18:00キックオフ
浦和レッズ(4pt/13位) vs 北海道コンサドーレ札幌(3pt/14位)
[埼玉スタジアム2002]
今シーズンは互いに1勝を挙げている両チーム。キャンプ中は札幌が勝利しているが、浦和はどう変化を見せるか?
◆完敗直後の一戦で仕切り直しを【浦和レッズ】
1週間前、横浜FCを相手に今シーズンのリーグ戦初白星を挙げた浦和だったが、週末に行われた横浜F・マリノスとの一戦では力の差を見せつけられ完敗を喫した。
後方からのビルドアップを目指し、スタイル変更に取り組んでいる浦和だが、横浜FMの圧倒的なプレスの前に沈黙。成す術なく2失点を喫すると、後半にもカウンターから失点を喫して敗れた。
それでも、リカルド・ロドリゲス監督率いる今シーズンのチームは諦めない。まだまだ課題を残すビルドアップだが、後半はシステムとメンバーを変えて臨み、多少の盛り返しを見せることができた。
もちろん、完成形には程遠く、まだまだ時間は要するだろうが、改革中のチームにおいて時間がかかるのは当然のこと。いかに実戦で経験を積み、ブラッシュアップして行くかだ。
今節の相手は元指揮官が率いる札幌。オールコートマンツーマンで、アグレッシブなスタイルを掲げており、キャンプ中には浦和に観賞している。ビルドアップのみならず、チームのストロングを生かして結果を残せるか。浦和の戦い方に注目だ。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:宇賀神友弥、岩波拓也、槙野智章、山中亮輔
MF:伊藤敦樹、金子大毅
MF:明本考浩、小泉佳穂、汰木康也
FW:杉本健勇
監督:リカルド・ロドリゲス
◆中6日で準備は万端か【北海道コンサドーレ札幌】
開幕戦ではホームで快勝したものの、その後連敗を喫した札幌。前節のガンバ大阪戦は、G大阪でのクラスター発生により中止となり、1週間ぶりの試合となる。
今シーズンは昨シーズン途中から実施しているマンツーマンディフェンスを継続。開幕戦ではその勢いで大勝を収めていた。
その後はアウェイで連敗も、チームとしてのスタイルは崩さず、課題は決定力の問題。しっかりと攻撃を完結させられれば、勝利を掴むことができるだろう。
前述の通り、キャンプ中のトレーニングマッチでは快勝。そのマンツーマンディフェンスがハマっての勝利だった。1週間準備ができただけに、チーム状態としては有利な状況。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が古巣相手に勝利を収められるのかに注目だ。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:菅野孝憲
DF:田中駿汰、キム・ミンテ、福森晃斗
MF:ルーカス・フェルナンデス、高嶺朋樹、宮澤裕樹、菅大輝
MF:金子拓郎、小柏剛
FW:アンデルソン・ロペス
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
