神戸が増山の復帰後初ゴールなどで大分に逆転勝利! 湘南と浦和はゴールレスドロー《ルヴァンカップ》
2021.03.02 21:28 Tue
2021シーズンのYBCルヴァンカップが2日に開幕した。
昨季は新型コロナウイルス禍による特別レギュレーションの下、FC東京が11年ぶり3度目の優勝を果たした。
今大会は従来のレギュレーションに戻し、4チーム4グループのグループステージを戦ったあと、各グループ上位2チームで行われるプレーオフステージで4チームまで絞り、AFCチャンピオンズリーグに出場する川崎フロンターレ、ガンバ大阪、名古屋グランパス、セレッソ大阪を加えた計8チームでプライムステージを行う。
その開幕戦ではCグループの湘南ベルマーレと浦和レッズが激突。日程を考慮して互いに控えメンバー主体で臨む中、湘南は三幸、浦和は金子がシュートを放っていく。
先に決定機を迎えたのはホームの湘南。19分、セットプレーの流れから、こぼれ球を拾った池田がボックスの外からシュートを狙う。上手くゴール前の密集地を抜けて枠を捉えたが、浦和は下部組織のルーキーGK鈴木がファインセーブを見せた。
その後は互いに決定機を作れず試合は後半へ進む。55分に湘南は左から上げたクロスのこぼれ球を二次攻撃に繋げ、今度は右から上がったクロスに毛利が反応。左足でボレーシュートを狙ったが、枠を捉えることはできなかった。
残り時間も少なくなる中、両チームともに交代策で膠着した状況にテコ入れを図る。浦和は投入された山中のクロスから杉本が頭で合わせにいくシーンや、交代直後の汰木の83分のチャンスシーンで徐々にゴールに迫っていく。
しかし湘南も85分に攻撃の形を作る。平松がFKからゴール前に送ったボールを大野が頭で折り返し、最後はオリベイラがヘディングシュート。決定機だったが、ここでもGK鈴木が立ちはだかった。
浦和は94分にボックス右に抜け出した田中がGKと一対一となり、勝ち越しの千載一遇のチャンスを迎えるが、今度は湘南GK富居がビッグセーブ。結局、開幕戦はゴールレスドローに終わった。
2日に行われたもう1試合、Bグループの大分トリニータvsヴィッセル神戸は、序盤は神戸が攻勢に出たが、徐々に押し返した大分が先制点を挙げる。20分、ボックス右でボールを持った長沢からパスを受けた松本がダイレクトでクロスを供給。これを藤本が頭で合わせてネットを揺らした。
対する神戸も前半終了間際のCKで、初瀬のクロスに増山が頭で合わせてゴール。同点で試合を折り返した。
神戸は後半もこの勢いを持続。51分、右サイドから櫻内が上げたクロスをニアで受けた増山が胸トラップからさらに中へ供給。頭で合わせた櫻井シュートはGKに弾かれるものの、セカンドボールを中坂が押し込み逆転に成功した。
その後、互いに交代策を施す中、神戸は途中出場の井上のお膳立てから田中がゴールに迫る。するとその2分後の81分、途中出場の佐々木がボックスへ侵入しラストパス。ボックス中央から田中が流し込んだ。
そして、試合は神戸が1-3で逆転勝利。J1リーグ同様に白星スタートを切った。
◆YBCルヴァンカップ
【Bグループ】
《第1節》
大分トリニータ 1-3 ヴィッセル神戸
【Cグループ】
《第1節》
湘南ベルマーレ 0-0 浦和レッズ
昨季は新型コロナウイルス禍による特別レギュレーションの下、FC東京が11年ぶり3度目の優勝を果たした。
その開幕戦ではCグループの湘南ベルマーレと浦和レッズが激突。日程を考慮して互いに控えメンバー主体で臨む中、湘南は三幸、浦和は金子がシュートを放っていく。
先に決定機を迎えたのはホームの湘南。19分、セットプレーの流れから、こぼれ球を拾った池田がボックスの外からシュートを狙う。上手くゴール前の密集地を抜けて枠を捉えたが、浦和は下部組織のルーキーGK鈴木がファインセーブを見せた。
さらに27分の湘南のFKでは、右サイドの深い位置から平松が直接ゴールを強襲。意表を突く意図があったが、GK鈴木にとっては想定内。横っ飛びで弾き出した。
その後は互いに決定機を作れず試合は後半へ進む。55分に湘南は左から上げたクロスのこぼれ球を二次攻撃に繋げ、今度は右から上がったクロスに毛利が反応。左足でボレーシュートを狙ったが、枠を捉えることはできなかった。
残り時間も少なくなる中、両チームともに交代策で膠着した状況にテコ入れを図る。浦和は投入された山中のクロスから杉本が頭で合わせにいくシーンや、交代直後の汰木の83分のチャンスシーンで徐々にゴールに迫っていく。
しかし湘南も85分に攻撃の形を作る。平松がFKからゴール前に送ったボールを大野が頭で折り返し、最後はオリベイラがヘディングシュート。決定機だったが、ここでもGK鈴木が立ちはだかった。
浦和は94分にボックス右に抜け出した田中がGKと一対一となり、勝ち越しの千載一遇のチャンスを迎えるが、今度は湘南GK富居がビッグセーブ。結局、開幕戦はゴールレスドローに終わった。
2日に行われたもう1試合、Bグループの大分トリニータvsヴィッセル神戸は、序盤は神戸が攻勢に出たが、徐々に押し返した大分が先制点を挙げる。20分、ボックス右でボールを持った長沢からパスを受けた松本がダイレクトでクロスを供給。これを藤本が頭で合わせてネットを揺らした。
対する神戸も前半終了間際のCKで、初瀬のクロスに増山が頭で合わせてゴール。同点で試合を折り返した。
神戸は後半もこの勢いを持続。51分、右サイドから櫻内が上げたクロスをニアで受けた増山が胸トラップからさらに中へ供給。頭で合わせた櫻井シュートはGKに弾かれるものの、セカンドボールを中坂が押し込み逆転に成功した。
その後、互いに交代策を施す中、神戸は途中出場の井上のお膳立てから田中がゴールに迫る。するとその2分後の81分、途中出場の佐々木がボックスへ侵入しラストパス。ボックス中央から田中が流し込んだ。
そして、試合は神戸が1-3で逆転勝利。J1リーグ同様に白星スタートを切った。
◆YBCルヴァンカップ
【Bグループ】
《第1節》
大分トリニータ 1-3 ヴィッセル神戸
【Cグループ】
《第1節》
湘南ベルマーレ 0-0 浦和レッズ
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