「エバートン移籍を阻まれた」トモリが苦しんだ2020年を告白
2021.02.20 17:46 Sat
チェルシーからミランへレンタル移籍しているイングランド代表DFフィカヨ・トモリが、チェルシーにエバートン移籍を阻まれたことを明かしている。イギリス『テレグラフ』の取材で語った。
今冬の移籍市場で半年間のレンタル移籍でミランに加入したトモリ。今シーズンはフランク・ランパード前監督の下で出場時間が限られていたこともあり、イタリアで武者修行することを選んだ。
だが、本人の証言によると、昨夏の時点で移籍を考慮していたようで、各メディアも取り上げていたエバートン移籍の可能性もあったという。しかし、結局クラブが移籍を許可することはなく、チェルシーに残留したトモリに与えられた出番は公式戦わずか4試合のみだった。
『テレグラフ』の取材でトモリは事実を公にすると共に、フラストレーションの溜まる2020年だったと回想。さらに、昨夏にウェストハムからもオファーが来ていたことを明かした。
「とてもフラストレーションが溜まっていたよ。2020年は本当に本当にキツかった。特に出番を貰えていた2019年が終わってからはね。なぜだかわからないうちに、文字通り100から0になってしまったんだ。とても挑戦的な状況だったよ」
「それから移籍期限の数時間前に、監督からウェストハムなら行けると連絡があったんだ。それまで全く話になかったから衝撃だったよ」
「僕はかなりの論理的思考を持っていると思っていて、物事をじっくり考え抜くタイプなんだ。父や代理人と話をして、もしエバートン移籍が実現しなかったら、チェルシーにとどまる準備をしなければならないというのが僕のプランだった」
「ウェストハムからオファーが来たときは、メンタルを切り替えるには遅過ぎて、考える時間もなかった」
しかしながらトモリは、移籍を許可しなかったランパード監督に対する恨みは全くないとし、現在はミランに完全に集中していることを強調した。
「彼が僕に与えてくれたチャンスにはいつも感謝している。このクラブの歴史からか、彼は僕がその状況を受け入れると思ってたみたいだけど、僕の観点からすると、歴史はより個人的なもので理解できなかった」
「何があったのかはわからない。本当に説明がなかったからね」
「ミランに加入してすぐに、監督は僕にポジティブなメッセージを送ってくれた。でも珍しい状況だったよ。僕がチェルシーの選手でもなければ、彼もまた監督ではなかったからね」
「誰もがおとぎ話のような人生を送りたいと思うだろうけど、サッカーも人生もおとぎ話なんかじゃない。チェルシーに絶対戻らないとは言えなけど、今はチェルシーの選手ではなくミランの選手だ。ここで集中しなければならない。もしかしたらミランでおとぎ話を体験できるかもしれないね」
今冬の移籍市場で半年間のレンタル移籍でミランに加入したトモリ。今シーズンはフランク・ランパード前監督の下で出場時間が限られていたこともあり、イタリアで武者修行することを選んだ。
『テレグラフ』の取材でトモリは事実を公にすると共に、フラストレーションの溜まる2020年だったと回想。さらに、昨夏にウェストハムからもオファーが来ていたことを明かした。
「とてもフラストレーションが溜まっていたよ。2020年は本当に本当にキツかった。特に出番を貰えていた2019年が終わってからはね。なぜだかわからないうちに、文字通り100から0になってしまったんだ。とても挑戦的な状況だったよ」
「前の半年間のことを考えると、ローンで行って試合に出て、プレミアリーグでのフルシーズンを終えてチェルシーに戻ってくるのがベストだと思っていたんだ。僕はその準備ができていたけど、監督がプランに入っているからと言って、そうさせてはくれなかった」
「それから移籍期限の数時間前に、監督からウェストハムなら行けると連絡があったんだ。それまで全く話になかったから衝撃だったよ」
「僕はかなりの論理的思考を持っていると思っていて、物事をじっくり考え抜くタイプなんだ。父や代理人と話をして、もしエバートン移籍が実現しなかったら、チェルシーにとどまる準備をしなければならないというのが僕のプランだった」
「ウェストハムからオファーが来たときは、メンタルを切り替えるには遅過ぎて、考える時間もなかった」
しかしながらトモリは、移籍を許可しなかったランパード監督に対する恨みは全くないとし、現在はミランに完全に集中していることを強調した。
「彼が僕に与えてくれたチャンスにはいつも感謝している。このクラブの歴史からか、彼は僕がその状況を受け入れると思ってたみたいだけど、僕の観点からすると、歴史はより個人的なもので理解できなかった」
「何があったのかはわからない。本当に説明がなかったからね」
「ミランに加入してすぐに、監督は僕にポジティブなメッセージを送ってくれた。でも珍しい状況だったよ。僕がチェルシーの選手でもなければ、彼もまた監督ではなかったからね」
「誰もがおとぎ話のような人生を送りたいと思うだろうけど、サッカーも人生もおとぎ話なんかじゃない。チェルシーに絶対戻らないとは言えなけど、今はチェルシーの選手ではなくミランの選手だ。ここで集中しなければならない。もしかしたらミランでおとぎ話を体験できるかもしれないね」
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