スールシャールが語るスカッドマネジメント…「一部試合の優先順位を下げたりなんてしない」

2021.02.14 17:05 Sun
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が今後数カ月のスカッドマネジメントに言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

EFLカップこそ準決勝で敗退してしまったが、プレミアリーグ、FAカップ、そしてヨーロッパリーグ(EL)の戦いを残すユナイテッド。14日に敵地で行われるプレミアリーグ第24節のWBA戦後、続く18日に予定するヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグのレアル・ソシエダ戦に臨むため、イギリスからの渡航制限による代替開催地トリノに飛ぶ。
準々決勝まで勝ち残るFAカップの戦いを含めると、今後もタイトなスケジュールが予想されるユナイテッドだが、スールシャール監督はWBA戦に先駆けた会見でローテーションの駆使していくプランを明かしつつ、ある特定の試合のために主力を休ませるような人選はしないと話した。

「一部試合の優先順位を下げたりなんてしない。もちろん、ローテーションはする。スカッドの変更もあるだろう」

「木曜日に試合をして、日曜日に試合があるときはリフレッシュさせる必要がある」
「現在の状況だと、毎試合で同じ11選手を使うのは不可能だ。週に1試合だけであれば、おそらく可能だがね」

「そのときになって決断を下すが、ヨーロッパの戦いでこれまでそうだったように、他の選手にチャンスがあるはずだ」

「それで勝ち進んでいけるなら、素晴らしいことだ。そうじゃないなら、そのときに考えよう」

「我々には2つのチャンスがある」

ノルウェー人指揮官はまた、現役時代の恩師でもあるサー・アレックス・ファーガソン元監督と自身のマネジメント法にも言及した。

「彼と15年間も仕事をしたから、当然ながら影響を受けた。我々は異なる性格だが、私は自分が正しいと思う方法で管理しようとしている。誰にも尋ねたりしない。それが私の性格なのだろうね」

「サー・アレックスの下で働いて、プレーするのが好きだった。間違いなく彼から多くのことを学んだ。しかし、彼と会話してから、しばらく経つ。だから、あれこれ尋ねたりしていないんだ」

「私はマンチェスター・ユナイテッドに来てから、徐々にこういう人間に成長した。意識的になろうとしているわけじゃない。自分らしくあるだけだ」

なお、2試合ぶりの勝利がかかるWBA戦に向けては「我々にとって、今週末の試合は当然ながら重要だ」とコメント。「勝利を取り戻す意味でも大きな試合なる」と必勝を誓った。
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