レーティング:トッテナム 1-3 リバプール《プレミアリーグ》
2021.01.29 08:00 Fri
プレミアリーグ第20節、トッテナムvsリバプールが28日にトッテナムホットスパー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが1-3で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽トッテナム採点
GK
1 ロリス 5.0
後半の2失点はいずれも難しい対応になったが、1失点目はダイアーとの譲り合ってしまい責任の一端はある
DF
14 ロドン 5.0
試合全体を通しては世界屈指の相手攻撃陣に粘りの対応を見せた。ただ、先制点の場面でのオーリエとの連携ミス、クリアし切れなかった3失点目とビッグマッチで高い授業料を払った
15 E・ダイアー 4.5
1失点目ではロリスとの譲り合いでボールを見送ってしまった。ディフェンスリーダーとしてはハッキリとした対応が必要だった。後半は難しい一対一の対応が続き良い面も悪い面も出た
33 B・デイビス 5.0
負傷明けということもあり、前半は無難にプレーできたが、後半に入って攻守にイージーミスが出た
24 オーリエ 5.0
前半を通じて守備面で粘りの対応ができていたが、時間帯を考えれば、1失点目のマネの抜け出しへの対応は人任せにせず、付いていきたかった
(→ウィンクス 5.0)
中盤でリスク管理を担ったが、展開を考えれば繋ぎや崩しの一歩手前での仕事がもっとほしかった
5 ホイビュルク 6.5
不甲斐ないチームに檄を飛ばす強烈なミドルで移籍後初ゴール。前半はエンドンベレと共に攻守両面で抜群の存在感。難しい後半も個人としては奮闘を見せた
28 エンドンベレ 5.5
前半は無理の利くプレーを攻守に見せて中盤に優位性をもたらした。後半は周囲のサポートの少なさやスタミナの問題もあってうまく抑え込まれた
2 ドハーティ 4.5
スパーズでは初の左ウイングバック起用で前半は攻撃面では停滞もアレクサンダー=アーノルドに粘り強く対応。ただ、右サイドバックにポジションを移した後半は攻守両面で質を欠く厳しい出来だった
FW
23 ベルフワイン 5.0
ホイビュルクの見事なシュートで1アシストは付いたが、リバプールの強度の高い守備を前に尻すぼみのパフォーマンスに
(→ベイル -)
10 ケイン 5.5
前半は幾度か起点となったが、左右の足首を痛めて前半だけの出場に
(→ラメラ 5.0)
プレーに関与する意識は高かったが、プレーの強度、質共に物足りず
7 ソン・フンミン 5.0
前半は微妙なオフサイド判定で逃した幻のゴールを含め良さは出せていた。ただ、最前線での起用となった後半は完全に沈黙
監督
モウリーニョ 5.0
ケインの負傷交代が痛恨となったが、後半の2枚替えにシステム変更で全体のバランスを崩した印象。1点差に追いついた後の劣勢時に修正を施したかった
▽リバプール採点
GK
1 アリソン 5.5
後半唯一の決定機を決められたが、あれは相手を褒めるべき。背後への飛び出しなど安定したプレーだった
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 7.0
貴重な追加点に加え、3点目をおぜん立て。前半終盤から持ち味のキックも冴えわたり、守備でもソリッドに対応
32 マティプ 6.0
前半は良いカバーリングで相手のカウンターチャンスをうまく封じた。それだけに負傷の程度が気がかり
(→フィリップス 6.0)
後半頭から緊急出動で少しバタ付いたが、以降は周囲のサポートを受けて危なげなくプレーできていた
14 ヘンダーソン 7.0
負傷明けで難しい相手との対戦となったが、強度、ポジショニング申し分ない守備に加え、先制点の起点になるなど、攻撃面でプラスアルファをもたらす
26 ロバートソン 6.0
普段に比べて攻撃参加はさほど多くなかったが、守備の対人対応やリスク管理の部分でチームをきっちり支えた
MF
6 チアゴ 6.0
前半はエンドンベレらのフィジカル勝負で主に守備で苦戦もボールを持てば的確な散らしでリズムを作った
(→カーティス・ジョーンズ 5.5)
与えられた守備的な役割をきっちりこなした
5 ワイナルドゥム 7.0
アンカー起用でのとなった中、前半はスペースケアを意識しつつ後半は優れた機動力と危機察知能力で見事に中盤でフィルター役を完遂
7 ミルナー 6.5
前半は元気な相手の中盤と五分五分の勝負だったが、後半はことごとくデュエルを制す。チームの守備を大きく助け、カウンターに繋げる役割を担った
FW
11 サラー 6.5
ゴールは惜しくも取り消されたが、試合を通して一対一で相手の脅威となり続けた
9 フィルミノ 7.0
前回対戦に続き1ゴールを奪取。前半はスペースを消された中、やや窮屈にプレーしたが、狭い局面でもチャンスを創出した。後半はうまくフリーになっていつも通り攻撃の起点として機能
(→オリジ -)
10 マネ 7.0
1ゴール1アシストというエースの仕事を果たした。ボールのオン・オフに限らず、プレーの連続性、質が素晴らしかった
監督
クロップ 6.5
ワイナルドゥムのアンカー起用など、難しい台所事情の中で最適解を見出し、難敵相手に会心の勝利を収めた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
ヘンダーソンやフィルミノ、ワイナルドゥム、マネもほぼ同評価と言えるが、ここ最近の批判を払しょくする力強いパフォーマンスを見せた若武者をMOMに選出。決勝点を奪ったのはもちろんのこと、試合を通してのパフォーマンスのレベルも高かった。
トッテナム 1-3 リバプール
【トッテナム】
ホイビュルク(後4)
【リバプール】
フィルミノ(前49)
アレクサンダー=アーノルド(後2)
マネ(後20)
▽トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 5.0
後半の2失点はいずれも難しい対応になったが、1失点目はダイアーとの譲り合ってしまい責任の一端はある
14 ロドン 5.0
試合全体を通しては世界屈指の相手攻撃陣に粘りの対応を見せた。ただ、先制点の場面でのオーリエとの連携ミス、クリアし切れなかった3失点目とビッグマッチで高い授業料を払った
15 E・ダイアー 4.5
1失点目ではロリスとの譲り合いでボールを見送ってしまった。ディフェンスリーダーとしてはハッキリとした対応が必要だった。後半は難しい一対一の対応が続き良い面も悪い面も出た
33 B・デイビス 5.0
負傷明けということもあり、前半は無難にプレーできたが、後半に入って攻守にイージーミスが出た
MF
24 オーリエ 5.0
前半を通じて守備面で粘りの対応ができていたが、時間帯を考えれば、1失点目のマネの抜け出しへの対応は人任せにせず、付いていきたかった
(→ウィンクス 5.0)
中盤でリスク管理を担ったが、展開を考えれば繋ぎや崩しの一歩手前での仕事がもっとほしかった
5 ホイビュルク 6.5
不甲斐ないチームに檄を飛ばす強烈なミドルで移籍後初ゴール。前半はエンドンベレと共に攻守両面で抜群の存在感。難しい後半も個人としては奮闘を見せた
28 エンドンベレ 5.5
前半は無理の利くプレーを攻守に見せて中盤に優位性をもたらした。後半は周囲のサポートの少なさやスタミナの問題もあってうまく抑え込まれた
2 ドハーティ 4.5
スパーズでは初の左ウイングバック起用で前半は攻撃面では停滞もアレクサンダー=アーノルドに粘り強く対応。ただ、右サイドバックにポジションを移した後半は攻守両面で質を欠く厳しい出来だった
FW
23 ベルフワイン 5.0
ホイビュルクの見事なシュートで1アシストは付いたが、リバプールの強度の高い守備を前に尻すぼみのパフォーマンスに
(→ベイル -)
10 ケイン 5.5
前半は幾度か起点となったが、左右の足首を痛めて前半だけの出場に
(→ラメラ 5.0)
プレーに関与する意識は高かったが、プレーの強度、質共に物足りず
7 ソン・フンミン 5.0
前半は微妙なオフサイド判定で逃した幻のゴールを含め良さは出せていた。ただ、最前線での起用となった後半は完全に沈黙
監督
モウリーニョ 5.0
ケインの負傷交代が痛恨となったが、後半の2枚替えにシステム変更で全体のバランスを崩した印象。1点差に追いついた後の劣勢時に修正を施したかった
▽リバプール採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 5.5
後半唯一の決定機を決められたが、あれは相手を褒めるべき。背後への飛び出しなど安定したプレーだった
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 7.0
貴重な追加点に加え、3点目をおぜん立て。前半終盤から持ち味のキックも冴えわたり、守備でもソリッドに対応
32 マティプ 6.0
前半は良いカバーリングで相手のカウンターチャンスをうまく封じた。それだけに負傷の程度が気がかり
(→フィリップス 6.0)
後半頭から緊急出動で少しバタ付いたが、以降は周囲のサポートを受けて危なげなくプレーできていた
14 ヘンダーソン 7.0
負傷明けで難しい相手との対戦となったが、強度、ポジショニング申し分ない守備に加え、先制点の起点になるなど、攻撃面でプラスアルファをもたらす
26 ロバートソン 6.0
普段に比べて攻撃参加はさほど多くなかったが、守備の対人対応やリスク管理の部分でチームをきっちり支えた
MF
6 チアゴ 6.0
前半はエンドンベレらのフィジカル勝負で主に守備で苦戦もボールを持てば的確な散らしでリズムを作った
(→カーティス・ジョーンズ 5.5)
与えられた守備的な役割をきっちりこなした
5 ワイナルドゥム 7.0
アンカー起用でのとなった中、前半はスペースケアを意識しつつ後半は優れた機動力と危機察知能力で見事に中盤でフィルター役を完遂
7 ミルナー 6.5
前半は元気な相手の中盤と五分五分の勝負だったが、後半はことごとくデュエルを制す。チームの守備を大きく助け、カウンターに繋げる役割を担った
FW
11 サラー 6.5
ゴールは惜しくも取り消されたが、試合を通して一対一で相手の脅威となり続けた
9 フィルミノ 7.0
前回対戦に続き1ゴールを奪取。前半はスペースを消された中、やや窮屈にプレーしたが、狭い局面でもチャンスを創出した。後半はうまくフリーになっていつも通り攻撃の起点として機能
(→オリジ -)
10 マネ 7.0
1ゴール1アシストというエースの仕事を果たした。ボールのオン・オフに限らず、プレーの連続性、質が素晴らしかった
監督
クロップ 6.5
ワイナルドゥムのアンカー起用など、難しい台所事情の中で最適解を見出し、難敵相手に会心の勝利を収めた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
ヘンダーソンやフィルミノ、ワイナルドゥム、マネもほぼ同評価と言えるが、ここ最近の批判を払しょくする力強いパフォーマンスを見せた若武者をMOMに選出。決勝点を奪ったのはもちろんのこと、試合を通してのパフォーマンスのレベルも高かった。
トッテナム 1-3 リバプール
【トッテナム】
ホイビュルク(後4)
【リバプール】
フィルミノ(前49)
アレクサンダー=アーノルド(後2)
マネ(後20)
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