コレア&サウールのゴラッソで首位アトレティコがセビージャ撃破!《ラ・リーガ》
2021.01.13 07:49 Wed
ラ・リーガ第1節延期分、アトレティコ・マドリーvsセビージャが12日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。
今月3日に行われたアラベス戦で新年白星スタートを飾り、リーグ4連勝で首位をキープするアトレティコだが、9日に開催予定だった前節のアスレティック・ビルバオ戦が大寒波による大雪の影響で急遽中止に。また、首都マドリードのインフラ麻痺の影響で多くの不自由を強いられた中、0-1で敗戦した6日のコパ・デル・レイ戦以来、約1週間ぶりの試合に臨んだ。アラベス戦からはヴルサリコに代えて長期出場停止処分が一時凍結となったトリッピアーが復帰を果たした。
一方、レアル・ソシエダとの打ち合いとなった前節を3-2で競り勝った6位のセビージャは、その試合と同じスタメンでチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内浮上が懸かる首位チームとのアウェイゲームに臨んだ。
ホームのアトレティコが引き続き可変式の[3-5-2]で臨んだのに対して、アウェイのセビージャはいつも通りの[4-3-3]を採用。システム上のミズマッチをどちらが優位に進めるかに注目が集まった中、互いにセットプレーから相手守備をけん制し合う。
まずはセビージャが3分に右CKからゴール前でクンデの競り勝ったボールに反応したラキティッチがゴール至近距離で押し込みにかかるが、ここはうまくミートし切れずGKオブラクにキャッチされる。直後の6分には似たようなシチュエーションからアトレティコにチャンスもコレアのヘディングシュートはGKブヌに防がれた上、オフサイドの判定となった。
早い時間帯に先制されたセビージャだが、気落ちすることなくすぐさま反撃。21分、ラキティッチの絶妙なワンタッチパスに反応したエン=ネシリがゴール前で交錯しかけてボックス内にボールがこぼれると、これをアクーニャが無人のゴールへ蹴り込むが、利き足とは逆の右足のシュートは枠を外れる。
肝を冷やしたホームチームは直後に追加点のチャンス。25分、トリッピアーの浮き球パスに反応したスアレスがオフサイドをかいくぐってGKと一対一となるが、右足のボレーシュートはGKブヌが残した左足に阻まれる。
絶好の追加点のチャンスを逸したアトレティコだが、以降はうまく試合を落ち着かせてセビージャに決定機を与えず、1点リードで前半終了を迎えた。
迎えた後半、最初の決定機は再びセビージャに訪れる。46分、右サイドでドリブル突破を見せたクンデのスルーパスに抜け出したエン=ネシリがボックス右からニアを狙ったシュートを放つが、これはGKオブラクがきっちりコースを消してはじき出した。
その後は再びこう着状態が続く中、セビージャはジョルダンに代えてオスカルを最初の交代カードとして切る。対するアトレティコは66分にレマル、コレアを下げてサウール、フェリックスの2枚替えを敢行すると、この選手交代が試合を動かす。
76分、ハーフウェイライン付近の右サイドのスローインの流れからトリッピアーの浮き球パスに抜け出したマルコス・ジョレンテがペナルティアーク付近のサウールに丁寧な折り返しを入れる。これを足元に収めたサウールが狙いすました左足のグラウンダーシュートをゴール右隅に突き刺した。
シメオネ采配的中でアトレティコに2点目が生まれた中、ロペテギ監督も積極的に交代カードを切って攻撃的な3バックの布陣で反撃を試みる。試合終盤にかけては完全に相手を押し込んでセットプレーの流れからオスカルやラキティッチらに再三の決定機が訪れたが、アトレティコの堅守をあと一歩のところでこじ開けることができなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームで難敵セビージャを退けたアトレティコがコパ・デル・レイでの失態を払しょくする快勝でリーグ5連勝で首位の座をがっちりとキープした。
今月3日に行われたアラベス戦で新年白星スタートを飾り、リーグ4連勝で首位をキープするアトレティコだが、9日に開催予定だった前節のアスレティック・ビルバオ戦が大寒波による大雪の影響で急遽中止に。また、首都マドリードのインフラ麻痺の影響で多くの不自由を強いられた中、0-1で敗戦した6日のコパ・デル・レイ戦以来、約1週間ぶりの試合に臨んだ。アラベス戦からはヴルサリコに代えて長期出場停止処分が一時凍結となったトリッピアーが復帰を果たした。
ホームのアトレティコが引き続き可変式の[3-5-2]で臨んだのに対して、アウェイのセビージャはいつも通りの[4-3-3]を採用。システム上のミズマッチをどちらが優位に進めるかに注目が集まった中、互いにセットプレーから相手守備をけん制し合う。
まずはセビージャが3分に右CKからゴール前でクンデの競り勝ったボールに反応したラキティッチがゴール至近距離で押し込みにかかるが、ここはうまくミートし切れずGKオブラクにキャッチされる。直後の6分には似たようなシチュエーションからアトレティコにチャンスもコレアのヘディングシュートはGKブヌに防がれた上、オフサイドの判定となった。
以降はややセビージャの流れで試合は進んだが、アトレティコが最初の決定機をゴールに結びつける。17分、スアレスへのクサビを起点にボックス手前で仕掛けたレマルが右サイドのスペースに飛び出したトリッピアーに繋ぐ。ここでトリッピアーの角度を付けたマイナスパスを中央で受けたコレアが見事な左足の反転シュートをゴール右隅に流し込んだ。
早い時間帯に先制されたセビージャだが、気落ちすることなくすぐさま反撃。21分、ラキティッチの絶妙なワンタッチパスに反応したエン=ネシリがゴール前で交錯しかけてボックス内にボールがこぼれると、これをアクーニャが無人のゴールへ蹴り込むが、利き足とは逆の右足のシュートは枠を外れる。
肝を冷やしたホームチームは直後に追加点のチャンス。25分、トリッピアーの浮き球パスに反応したスアレスがオフサイドをかいくぐってGKと一対一となるが、右足のボレーシュートはGKブヌが残した左足に阻まれる。
絶好の追加点のチャンスを逸したアトレティコだが、以降はうまく試合を落ち着かせてセビージャに決定機を与えず、1点リードで前半終了を迎えた。
迎えた後半、最初の決定機は再びセビージャに訪れる。46分、右サイドでドリブル突破を見せたクンデのスルーパスに抜け出したエン=ネシリがボックス右からニアを狙ったシュートを放つが、これはGKオブラクがきっちりコースを消してはじき出した。
その後は再びこう着状態が続く中、セビージャはジョルダンに代えてオスカルを最初の交代カードとして切る。対するアトレティコは66分にレマル、コレアを下げてサウール、フェリックスの2枚替えを敢行すると、この選手交代が試合を動かす。
76分、ハーフウェイライン付近の右サイドのスローインの流れからトリッピアーの浮き球パスに抜け出したマルコス・ジョレンテがペナルティアーク付近のサウールに丁寧な折り返しを入れる。これを足元に収めたサウールが狙いすました左足のグラウンダーシュートをゴール右隅に突き刺した。
シメオネ采配的中でアトレティコに2点目が生まれた中、ロペテギ監督も積極的に交代カードを切って攻撃的な3バックの布陣で反撃を試みる。試合終盤にかけては完全に相手を押し込んでセットプレーの流れからオスカルやラキティッチらに再三の決定機が訪れたが、アトレティコの堅守をあと一歩のところでこじ開けることができなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームで難敵セビージャを退けたアトレティコがコパ・デル・レイでの失態を払しょくする快勝でリーグ5連勝で首位の座をがっちりとキープした。
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