南野が決勝点アシスト! リバプール、クラスター発生で“ユース”送り込んだビラ撃破で4回戦進出《FAカップ》
2021.01.09 06:56 Sat
FAカップ3回戦、アストン・ビラvsリバプールが8日にビラ・パークで行われ、1-4で勝利したリバプールが4回戦進出を決めた。なお、リバプールのFW南野拓実は先発し62分までプレーした。
2005-06シーズン以来の同タイトル獲得を目指すリバプールは、プレミアリーグで首位をキープも直近のサウサンプトン戦を0-1で落とすなど、3戦未勝利とここに来て不振が続く。リーグ戦の前回対戦で2-7の大敗を喫したビラとのリベンジマッチでは先発6人を変更。
GKにケレハー、最終ラインがファビーニョを除きミルナー、ネコ・ウィリアムズ、リース・ウィリアムズが並び、中盤はヘンダーソンがアンカーに戻り、インサイドハーフにカーティス・ジョーンズ、ワイナルドゥム。前線はマネを最前線に置き左に南野、右にサラーが入った。
一方、トップチームに新型コロナウイルスのクラスターが発生し、スミス監督を含めトップチームのほとんどの選手が隔離対象となったビラは、試合開催も危ぶまれた中、U-23チームとU-18チームの混合チームという異例のメンバー構成でプレミア王者に臨んだ。
FIFAクラブ・ワールドカップ参戦の影響でリバプールがユースチームで臨んだ2019年12月のEFLカップとは真逆の形での開催となったこの一戦。リバプールがいきなりゴールをこじ開ける。4分、右サイドに流れたC・ジョーンズの正確なクロスをゴール前でDF2枚の間に飛び込んだマネが頭で合わせた。
その後、時間の経過と共に緊張から解き放たれたホームチームが押し返し始めるが、最後の局面ではさすがにクオリティの差が目立つ。23分にファビーニョのミドルシュート、マネとボックス付近で決定的なシュートを放つと、36分にもカウンターからサラーが左足を振っていくが、GKオノディのファインセーブに阻まれる。
すると、なかなか2点目を奪えないリバプールはそのツケを払うことに。41分、ロウのハイライン裏を狙ったグラウンダーのスルーパスに反応したルイ・バリーにDFリース・ジェームズが完璧に入れ替わられてゴール前に抜け出されると、元バルセロナの17歳FWに冷静にGKとの一対一を制された。
ユースチーム相手に追いつかれる屈辱を味わったプレミア王者はすぐさま反撃。前半アディショナルタイムには相手を押し込んでヘンダーソン、C・ジョーンズと際どいミドルシュートを放ったが、相手DFのブロックとGKの好守に阻まれ、1-1のイーブンで試合を折り返すことになった。
迎えた後半、リバプールはヘンダーソンに代えてチアゴをアンカーの位置で投入。立ち上がりの49分に南野の左足シュートで最初のフィニッシュシーンを作り出すと、53分にはゴール前の混戦からサラーがゴールネットを揺らすが、ここはGKへのファウルでゴールは認められない。
それでも、攻勢を続けるアウェイチームは60分、右サイドのサラーから足元にパスを受けたボックス中央の南野が冷静にワイナルドゥムに落とすと、オランダ代表MFが絶妙なコントロールシュートを右隅へ流し込んだ。
この勝ち越し直後に南野、C・ジョーンズを下げてフィルミノ、シャキリを送り込んだリバプールは、気落ちしたビラを一気に突き放す。まずは63分、ボックス手前のシャキリから出た浮き球のパスをゴール前で競り勝ったマネが頭で合わせて3点目。続く65分には再びシャキリのパスからボックス中央でボールを受けたサラーが見事な股抜きの反転シュートをゴール右隅に流し込んだ。
一気に点差を3点に広げたリバプールはここから試合をクローズにかかる。74分にはサラーとマネを下げてオックスレイド=チェンバレン、オリジをピッチに送り込んだ。
試合終盤にかけては初のトップチームのゲームで消耗色濃いビラの若武者を難なくいなしてゲームをコントロールしたリバプールが4-1のスコアを維持したままきっちり試合を終わらせた。
そして、前半は思わぬ苦戦を強いられたものの、プレミア王者の意地を見せたリバプールが順当に4回戦進出を決めた。
また、同日行われたウォルバーハンプトンvsクリスタル・パレスは1-0で勝利したホームのウルブスが4回戦進出を決めた。
プレミアリーグ勢同士の対戦は、互いに主力をピッチに送り込んだ中、前半の37分にアダマ・トラオレが右サイドからのカットインで決めた圧巻の左足のミドルシュートが決勝点となり、ホームチームが突破を決めた。
2005-06シーズン以来の同タイトル獲得を目指すリバプールは、プレミアリーグで首位をキープも直近のサウサンプトン戦を0-1で落とすなど、3戦未勝利とここに来て不振が続く。リーグ戦の前回対戦で2-7の大敗を喫したビラとのリベンジマッチでは先発6人を変更。
一方、トップチームに新型コロナウイルスのクラスターが発生し、スミス監督を含めトップチームのほとんどの選手が隔離対象となったビラは、試合開催も危ぶまれた中、U-23チームとU-18チームの混合チームという異例のメンバー構成でプレミア王者に臨んだ。
FIFAクラブ・ワールドカップ参戦の影響でリバプールがユースチームで臨んだ2019年12月のEFLカップとは真逆の形での開催となったこの一戦。リバプールがいきなりゴールをこじ開ける。4分、右サイドに流れたC・ジョーンズの正確なクロスをゴール前でDF2枚の間に飛び込んだマネが頭で合わせた。
ビラの若武者相手にいきなり格の違いを見せつけたリバプールは、直後の10分にもサラーの右クロスに反応したゴール前のワイナルドゥムが右足ワンタッチで際どいシュートを放つなど、2点目に迫っていく。
その後、時間の経過と共に緊張から解き放たれたホームチームが押し返し始めるが、最後の局面ではさすがにクオリティの差が目立つ。23分にファビーニョのミドルシュート、マネとボックス付近で決定的なシュートを放つと、36分にもカウンターからサラーが左足を振っていくが、GKオノディのファインセーブに阻まれる。
すると、なかなか2点目を奪えないリバプールはそのツケを払うことに。41分、ロウのハイライン裏を狙ったグラウンダーのスルーパスに反応したルイ・バリーにDFリース・ジェームズが完璧に入れ替わられてゴール前に抜け出されると、元バルセロナの17歳FWに冷静にGKとの一対一を制された。
ユースチーム相手に追いつかれる屈辱を味わったプレミア王者はすぐさま反撃。前半アディショナルタイムには相手を押し込んでヘンダーソン、C・ジョーンズと際どいミドルシュートを放ったが、相手DFのブロックとGKの好守に阻まれ、1-1のイーブンで試合を折り返すことになった。
迎えた後半、リバプールはヘンダーソンに代えてチアゴをアンカーの位置で投入。立ち上がりの49分に南野の左足シュートで最初のフィニッシュシーンを作り出すと、53分にはゴール前の混戦からサラーがゴールネットを揺らすが、ここはGKへのファウルでゴールは認められない。
それでも、攻勢を続けるアウェイチームは60分、右サイドのサラーから足元にパスを受けたボックス中央の南野が冷静にワイナルドゥムに落とすと、オランダ代表MFが絶妙なコントロールシュートを右隅へ流し込んだ。
この勝ち越し直後に南野、C・ジョーンズを下げてフィルミノ、シャキリを送り込んだリバプールは、気落ちしたビラを一気に突き放す。まずは63分、ボックス手前のシャキリから出た浮き球のパスをゴール前で競り勝ったマネが頭で合わせて3点目。続く65分には再びシャキリのパスからボックス中央でボールを受けたサラーが見事な股抜きの反転シュートをゴール右隅に流し込んだ。
一気に点差を3点に広げたリバプールはここから試合をクローズにかかる。74分にはサラーとマネを下げてオックスレイド=チェンバレン、オリジをピッチに送り込んだ。
試合終盤にかけては初のトップチームのゲームで消耗色濃いビラの若武者を難なくいなしてゲームをコントロールしたリバプールが4-1のスコアを維持したままきっちり試合を終わらせた。
そして、前半は思わぬ苦戦を強いられたものの、プレミア王者の意地を見せたリバプールが順当に4回戦進出を決めた。
また、同日行われたウォルバーハンプトンvsクリスタル・パレスは1-0で勝利したホームのウルブスが4回戦進出を決めた。
プレミアリーグ勢同士の対戦は、互いに主力をピッチに送り込んだ中、前半の37分にアダマ・トラオレが右サイドからのカットインで決めた圧巻の左足のミドルシュートが決勝点となり、ホームチームが突破を決めた。
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