スパーズが逃げ切り失敗で4戦未勝利…エンドンベレが開始57秒弾も後半終盤被弾でウルブスとドロー《プレミアリーグ》
2020.12.28 06:15 Mon
プレミアリーグ第15節、ウォルバーハンプトンvsトッテナムが27日にモリニュー・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。
ミッドウィークに行われたストーク・シティとのEFLカップ準々決勝を3-1で制したモウリーニョ率いるチームは、その一戦から先発3人を変更。デレ・アリ、ベイル、ルーカス・モウラに代えてレギロン、エンドンベレ、ソン・フンミンを起用。今季リーグ戦では初となる[3-4-1-2]の布陣でスタートした。
アウェイのトッテナムが電光石火の攻撃でいきなりゴールをこじ開ける。最後尾のベン・デイビスからのロングフィードに抜け出したソン・フンミンがゴール左へ抜け出して決定機も、ここはGKルイ・パトリシオのセーブに遭う。だが、このプレーで得た左CKの二次攻撃からファーに流れたボールをベン・デイビスがマイナスに落とすと、ボックス手前右でエンドンベレが振り抜いた右足のグラウンダーシュートがゴール右隅に決まった。
試合開始57秒での先制点によって最高の入りを見せたトッテナムは、その勢いのまま強度の高い守備からケインを起点とした縦に速い攻撃で畳みかけていく。
スタートは[3-4-1-2]もウルブスが[4-2-3-1]を採用したことで、同じ[4-2-3-1]の並びに変えてミスマッチをなくしたトッテナムだが、時間の経過と共に攻撃のギアを上げてきたホームチームに予想以上に押し込まれる。28分には右サイド深くに抜け出したセメドのクロスをニアに飛び込んだファビオ・シウバにボレーで合わせられるが、右足のシュートは枠の右に外れる。
前半終盤にかけては少しずつマイボールの時間を増やして試合を落ち着けることに成功したアウェイチームだが、なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。それでも、40分に自陣ボックス内で与えたポデンセの決定機はGKロリスの冷静なシュートストップできっちり凌ぎ前半を1点リードで終えた。
ハーフタイムの修正によって攻守のバランスを整えたいトッテナムだが、後半も立ち上がりから押し込まれる状況が続く。また、ボールを奪っても孤立気味の前線が相手守備に狙い撃ちされて簡単にボールを失う悪循環が続く。
流れを変えたいモウリーニョ監督は63分にレギロンを下げてベルフワイン、70分にはエンドンベレに代えてムサ・シソコを続けてピッチに送り込む。この交代で3セントラルMFの[4-1-4-1]の並びに変えてルーズになっていた中央の守備にテコ入れを図った。
その後もウルブスに押し込まれ続けるものの、最後の局面では身体を張った守備をみせ、何とか相手の攻撃を凌ぎ続けるトッテナム。だが、86分にはウルブスの右CKの場面でキッカーのペドロ・ネトが左足インスウィングで入れた鋭いボールを中央からニアに走り込んだサイスに頭でファーに流し込まれ、同点に追いつかれた。
これでゴールが必要となったトッテナムは慌てて攻撃に打って出るが、試合を通して守備に追われたことで、2点目を奪い切るパワーを出せず。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、課題のセットプレーからの失点で逃げ切り失敗のトッテナムは4戦未勝利と足踏みが続く。
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リバプール、レスター・シティとの上位対決を落として今季初の連敗を喫したトッテナムは、一気に6位に転落。4試合ぶりの白星を目指す今節は11位のウルブスのホームに乗り込んだ。アウェイのトッテナムが電光石火の攻撃でいきなりゴールをこじ開ける。最後尾のベン・デイビスからのロングフィードに抜け出したソン・フンミンがゴール左へ抜け出して決定機も、ここはGKルイ・パトリシオのセーブに遭う。だが、このプレーで得た左CKの二次攻撃からファーに流れたボールをベン・デイビスがマイナスに落とすと、ボックス手前右でエンドンベレが振り抜いた右足のグラウンダーシュートがゴール右隅に決まった。
試合開始57秒での先制点によって最高の入りを見せたトッテナムは、その勢いのまま強度の高い守備からケインを起点とした縦に速い攻撃で畳みかけていく。
17分には右サイドに流れたエンドンベレが深い切り返しでDFを外して左足に持ち替えたクロスを、ゴール前のレギロンが頭で合わせるが、これはわずかに枠の左に外れた。さらに、21分には自陣からエンドンベレが豪快な中央突破を仕掛けてアタッキングサードで数的同数のカウンターチャンスも、ケインとの2択で選んだレギロンのボックス左からのシュートはGKに難なくセーブされた。
スタートは[3-4-1-2]もウルブスが[4-2-3-1]を採用したことで、同じ[4-2-3-1]の並びに変えてミスマッチをなくしたトッテナムだが、時間の経過と共に攻撃のギアを上げてきたホームチームに予想以上に押し込まれる。28分には右サイド深くに抜け出したセメドのクロスをニアに飛び込んだファビオ・シウバにボレーで合わせられるが、右足のシュートは枠の右に外れる。
前半終盤にかけては少しずつマイボールの時間を増やして試合を落ち着けることに成功したアウェイチームだが、なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。それでも、40分に自陣ボックス内で与えたポデンセの決定機はGKロリスの冷静なシュートストップできっちり凌ぎ前半を1点リードで終えた。
ハーフタイムの修正によって攻守のバランスを整えたいトッテナムだが、後半も立ち上がりから押し込まれる状況が続く。また、ボールを奪っても孤立気味の前線が相手守備に狙い撃ちされて簡単にボールを失う悪循環が続く。
流れを変えたいモウリーニョ監督は63分にレギロンを下げてベルフワイン、70分にはエンドンベレに代えてムサ・シソコを続けてピッチに送り込む。この交代で3セントラルMFの[4-1-4-1]の並びに変えてルーズになっていた中央の守備にテコ入れを図った。
その後もウルブスに押し込まれ続けるものの、最後の局面では身体を張った守備をみせ、何とか相手の攻撃を凌ぎ続けるトッテナム。だが、86分にはウルブスの右CKの場面でキッカーのペドロ・ネトが左足インスウィングで入れた鋭いボールを中央からニアに走り込んだサイスに頭でファーに流し込まれ、同点に追いつかれた。
これでゴールが必要となったトッテナムは慌てて攻撃に打って出るが、試合を通して守備に追われたことで、2点目を奪い切るパワーを出せず。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、課題のセットプレーからの失点で逃げ切り失敗のトッテナムは4戦未勝利と足踏みが続く。
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