リーグ屈指の堅守対決はアトレティコに軍配! エルモソ&ジョレンテ弾でソシエダ撃破《ラ・リーガ》
2020.12.23 05:45 Wed
ラ・リーガ第15節、レアル・ソシエダvsアトレティコ・マドリーが22日にアノエタで行われ、アウェイのアトレティコが0-2で勝利した。
一方、格下エルチェとの一戦をFWスアレス、FWジエゴ・コスタのゴールによって3-1で勝利した首位のアトレティコ(勝ち点29)は、ダービー完敗の嫌な流れを払しょく。今季序盤戦のタイトルレースをけん引してきた“ラ・レアル”との上位対決では体調不良のフェリックスがベンチ外となり、スアレスの相棒にコレア、レマルが起用された。
シルバをトップ下に配した[4-2-3-1]のホームチームに対して、アトレティコは守備時[4-4-2]、攻撃時にレマルとコレアが2シャドーに入る[3-4-2-1]の可変システムを採用した。
立ち上がりは前から激しい圧力をかけたアトレティコが強度の高い守備で相手を押し込むことに成功。ただ、肝心の攻撃ではソシエダの堅守をこじ開けるまでには至らず。26分にはレマルの右CKをニアのエルモソが頭でフリックし、ファーに詰めたスアレスに決定機も、ここはDFモンレアルの身体を張ったクリアに阻まれる。
互いに枠内シュート0とリーグ屈指の守備陣の奮闘が目立つ前半45分を経て試合は後半に突入。すると、両チームを通じて最初の枠内シュートが試合の均衡を破る。49分、相手陣内中央右でFKを得たアトレティコはキッカーのカラスコが絶妙なボールをゴール前のスペースに供給すると、オフサイドをかいくぐって飛び出したエルモソのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。
得意のセットプレーで相手の堅守を攻略したアトレティコはより前に出てきたソシエダ相手にカウンターを仕掛け、54分にはカラスコが見事な縦への仕掛けでボックス内に侵入し右足のシュートまで持ちこむが、ここはGK正面。
得点力不足の中で一番与えたくない先制点を与えてしまったソシエダはすぐさま反撃に転じ、良い連携からボックス内まで運ぶ場面を作り出すが、ウィリアン・ジョゼが屈強なセンターバックに競り負けるなど、最後のパンチが足りない。
その後、アトレティコがコレアとレマルに代えてサウール、コンドグビアを、ソシエダがバレネチュア、ウィリアン・ジョゼに代えてメルケランス、イサクと交代カードを切った中、先にゴールをこじ開けたのはまたしてもアトレティコ。
74分、ボックス内でのスアレスのボールキープからカラスコへの落としがDFゴロサベルに触られてペナルティアーク付近にこぼれると、これに反応したマルコス・ジョレンテの左足の強烈なシュートがゴール右隅を射抜いた。
これで厳しくなったホームチームは失点直後にシルバら3選手を一気に下げてフレッシュな選手にゴールを託す。83分にはボックス手前の好位置で得たFKの場面でキッカーのメルケランスが枠の左下隅を狙った強烈なシュートを飛ばすが、ここはGKオブラクのビッグセーブに阻まれた。
その後、完全に逃げ切り態勢に入ったアトレティコが危なげなく試合をクローズし、ソシエダとの上位対決に2-0で完勝。リーグ連勝で首位キープに成功した。
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3位のソシエダ(勝ち点26)は前節、レバンテに逆転負けを喫して今季初の連敗を含む5戦未勝利と急失速が続く。直近6試合で複数得点がなく得点力不足に悩まされる中、負傷明けのダビド・シルバの先発復帰はビッグマッチに向けた朗報となった。シルバをトップ下に配した[4-2-3-1]のホームチームに対して、アトレティコは守備時[4-4-2]、攻撃時にレマルとコレアが2シャドーに入る[3-4-2-1]の可変システムを採用した。
立ち上がりは前から激しい圧力をかけたアトレティコが強度の高い守備で相手を押し込むことに成功。ただ、肝心の攻撃ではソシエダの堅守をこじ開けるまでには至らず。26分にはレマルの右CKをニアのエルモソが頭でフリックし、ファーに詰めたスアレスに決定機も、ここはDFモンレアルの身体を張ったクリアに阻まれる。
一方、立ち上がりは思うようにボールを動かせなかったソシエダだが、時間の経過と共にギャップを見つけてボールを引き出すシルバ、メリノを起点に相手のプレスをいなし始める。そして、ポルトゥ、バレネチェアの快足コンビの鋭い縦への仕掛けから相手ボックス内に侵攻する決定機を創出。だが、最後の場面で高い集中力を見せる相手守備を前に最後のところがうまくいかない。
互いに枠内シュート0とリーグ屈指の守備陣の奮闘が目立つ前半45分を経て試合は後半に突入。すると、両チームを通じて最初の枠内シュートが試合の均衡を破る。49分、相手陣内中央右でFKを得たアトレティコはキッカーのカラスコが絶妙なボールをゴール前のスペースに供給すると、オフサイドをかいくぐって飛び出したエルモソのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。
得意のセットプレーで相手の堅守を攻略したアトレティコはより前に出てきたソシエダ相手にカウンターを仕掛け、54分にはカラスコが見事な縦への仕掛けでボックス内に侵入し右足のシュートまで持ちこむが、ここはGK正面。
得点力不足の中で一番与えたくない先制点を与えてしまったソシエダはすぐさま反撃に転じ、良い連携からボックス内まで運ぶ場面を作り出すが、ウィリアン・ジョゼが屈強なセンターバックに競り負けるなど、最後のパンチが足りない。
その後、アトレティコがコレアとレマルに代えてサウール、コンドグビアを、ソシエダがバレネチュア、ウィリアン・ジョゼに代えてメルケランス、イサクと交代カードを切った中、先にゴールをこじ開けたのはまたしてもアトレティコ。
74分、ボックス内でのスアレスのボールキープからカラスコへの落としがDFゴロサベルに触られてペナルティアーク付近にこぼれると、これに反応したマルコス・ジョレンテの左足の強烈なシュートがゴール右隅を射抜いた。
これで厳しくなったホームチームは失点直後にシルバら3選手を一気に下げてフレッシュな選手にゴールを託す。83分にはボックス手前の好位置で得たFKの場面でキッカーのメルケランスが枠の左下隅を狙った強烈なシュートを飛ばすが、ここはGKオブラクのビッグセーブに阻まれた。
その後、完全に逃げ切り態勢に入ったアトレティコが危なげなく試合をクローズし、ソシエダとの上位対決に2-0で完勝。リーグ連勝で首位キープに成功した。
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