ナポリが大逆転勝訴! コロナ影響で不戦敗扱いのユベントス戦が一転再試合に
2020.12.23 02:45 Wed
ナポリの不戦敗扱いとなったセリエA第3節のユベントスvsナポリが最終的に再試合されることになった。イタリア・オリンピック委員会(CONI)スポーツ保証委員会は22日、ナポリの控訴を受け入れる裁定を下した。
そのため、ナポリはレガ・セリエAとユベントスに対して試合延期を申し入れたが、リーグ機構は少なくとも10選手の陽性確認あるいは起用可能な選手が13名を下回った場合のみに延期が認められるリーグ規定を理由にその要請を拒否。
そして、試合当日には渡航禁止が言い渡されたナポリが身動き取れない中、ユベントスは試合開始1時間前に同試合のスタメンを発表し、選手たちを乗せたチームバスも規定通りの時間にスタジアム入り。
だが、試合会場にナポリの選手が現れることはなく、開始予定時刻から45分後に主審が試合の中止を宣言。規定通り、ユベントスが不戦勝(3-0)扱いとなった。
その後、ナポリはこの処分に対して異議申し立ての手続きを踏んだが、レガ・セリエAと共に先月10日にはイタリアサッカー連盟(FIGC)控訴裁判所がナポリの上訴を棄却していた。
しかし、今回CONIスポーツ保証委員会は前述の2つの決定を覆す画期的な裁定を下した。
なお、再試合の日程に関しては現時点で未定も、来月に開催される可能性が高いという。
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今年10月4日にユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアムで開催予定だった同カードだったが、当時ナポリはMFピオトル・ジエリンスキ、MFエリフ・エルマスの2選手に新型コロナウイルスの陽性判定が出ていた影響で地元保健当局に試合会場があるトリノへの渡航禁止を言い渡されていた。そして、試合当日には渡航禁止が言い渡されたナポリが身動き取れない中、ユベントスは試合開始1時間前に同試合のスタメンを発表し、選手たちを乗せたチームバスも規定通りの時間にスタジアム入り。
だが、試合会場にナポリの選手が現れることはなく、開始予定時刻から45分後に主審が試合の中止を宣言。規定通り、ユベントスが不戦勝(3-0)扱いとなった。
さらに、ナポリには規定違反として勝ち点1はく奪の追加処分が科された。
その後、ナポリはこの処分に対して異議申し立ての手続きを踏んだが、レガ・セリエAと共に先月10日にはイタリアサッカー連盟(FIGC)控訴裁判所がナポリの上訴を棄却していた。
しかし、今回CONIスポーツ保証委員会は前述の2つの決定を覆す画期的な裁定を下した。
なお、再試合の日程に関しては現時点で未定も、来月に開催される可能性が高いという。
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