乾&武藤スタメンで奮闘もベンゼマ1G2Aのマドリーが今季初のリーグ4連勝!《ラ・リーガ》
2020.12.21 07:00 Mon
ラ・リーガ第14節、エイバルvsレアル・マドリーが20日にエスタディオ・イプルーアで行われ、アウェイのマドリーが1-3で勝利した。なお、エイバルのMF乾貴士は72分までプレーし、FW武藤嘉紀はフル出場した。
直近1勝4分けと5戦無敗を継続する11位のエイバル(勝ち点15)は前節、難所アノエタに乗り込んだレアル・ソシエダとのバスク自治州ダービーを1-1のドローで終えた。武藤は4試合連続スタメン、乾は後半頭からの起用となった中、今節では武藤が2トップの一角、乾が右サイドハーフで共にスタメンを飾った。
対する3位のマドリー(勝ち点26)はダービーで会心の勝利を収め、セビージャ、ボルシアMG、アトレティコ・マドリーと続いた重要な3連戦を3連勝で飾った。さらに、15日に行われたアスレティック・ビルバオ戦では3連戦の蓄積疲労が懸念されたが、きっちり3-1で勝利。今季初のラ・リーガ4連勝を目指したこの試合では出場停止明けのカゼミロがバルベルデに代わって復帰し、ヴィニシウスに代わってロドリゴが左ウイングで先発した。
開始1分に乾がいきなりファーストシュートを放つなど、コンディション面で勝るホームのエイバルが勢いを持って試合に入ったが、それを上回るインテンシティと技術を見せつけた昨季王者が怒涛の攻めを見せる。
まずは6分、左サイドで味方のランニングをオトリにしたロドリゴが中央でゴール前に飛び出そうとしたベンゼマへ絶妙な浮き球パスを供給。そして、絶好調のベンゼマがGKとの一対一を難なく制し、左足のシュートを流し込んだ。
相手の勢いに呑まれて何もできないまま2点のビハインドを背負ったエイバルだが、マドリーが一旦ペースダウンしたことで、ここから押し返す展開に。徐々に良い形でボールを奪えるようになると、28分には相手陣内左サイドで相手のパスを引っかけてケビン・ロドリゲスがボックス手前左のキケ・ガルシアに繋ぐ。ここでキケは鮮やかなボールタッチで対面のカゼミロを一瞬外して右足のコントロールシュートを放つと、これがゴール右上隅の完璧なコースに決まった。
キケのゴラッソで点差を縮めたエイバルはここから勢いづいて攻勢を強める。40分、左サイドで積極的な仕掛けを見せるブライアン・ヒルの鋭いクロスに反応した武藤に決定機も右足でコースを変えたシュートはわずかに枠の右に外れる。
その後、前半終了間際にはベンゼマのスルーパスに抜け出したルーカス・バスケスが不用意に飛び出したGKドミトロビッチの脇を抜くシュートで3点目に迫ったが、ここは必死の戻りを見せたDFにゴール手前でかき出されてしまい、前半はマドリーの1点リードで終了した。
後半は前半終盤からの流れを引き継ぐ形で拮抗した展開となる。その中で56分にはセルヒオ・ラモスの自陣ボックス内での不用意な横パスを奪った乾からゴール前の武藤に決定的な折り返しがでるが、ここは武藤の反応が遅れて絶好の同点機会を逸する。さらに62分には相手CKのカウンターから武藤が鋭い縦パスをブライアン・ヒルに通して決定機を創出するが、ここはメンディの好対応に阻まれた。
後半半ばを過ぎてさらにオープンな攻防が繰り広げられると、70分付近に互いに決定機。まずは68分、クロースのスルーパスに抜け出したロドリゴがボックス内でGKと一対一を迎えるが、ここはGKドミトロビッチにうまくコースを消されてファインセーブに遭う。直後の71分にはキケの左クロスにニアの武藤が飛び込むがヘディングシュートは惜しくもクロスバー上部を掠めた。
その後、エイバルは疲労が見え始めた乾を72分に下げてペドロ・レオンを投入。対するマドリーも同じタイミングでロドリゴ、モドリッチを下げてアセンシオ、バルベルデをピッチに送り込む。
後半終盤にかけても追いすがるエイバルは82分、ボックス内での武藤の頭での折り返しがDFセルヒオ・ラモスの腕に当たってPK獲得のチャンスかに思われたが、VARのレビューが入ったもののノーハンドの判定に。さらに、91分には前線に残したビガスがボックス内に抜け出してシュートチャンスを迎えるが、ここはセルヒオ・ラモスのシュートブロックに阻まれた。
すると、直後の92分にはマドリーのカウンターからベンゼマのスルーパスに抜け出したルーカス・バスケスがボックス内に持ち込んで冷静に右足のシュートを流し込み、バスケスの今季初ゴールが試合を決定づけるダメ押しの3点目となった。
この直後に試合はタイムアップを迎え、乾と武藤が善戦を見せたエイバルだが、最後はマドリーが押し切って今季初の4連勝を飾った。
直近1勝4分けと5戦無敗を継続する11位のエイバル(勝ち点15)は前節、難所アノエタに乗り込んだレアル・ソシエダとのバスク自治州ダービーを1-1のドローで終えた。武藤は4試合連続スタメン、乾は後半頭からの起用となった中、今節では武藤が2トップの一角、乾が右サイドハーフで共にスタメンを飾った。
開始1分に乾がいきなりファーストシュートを放つなど、コンディション面で勝るホームのエイバルが勢いを持って試合に入ったが、それを上回るインテンシティと技術を見せつけた昨季王者が怒涛の攻めを見せる。
まずは6分、左サイドで味方のランニングをオトリにしたロドリゴが中央でゴール前に飛び出そうとしたベンゼマへ絶妙な浮き球パスを供給。そして、絶好調のベンゼマがGKとの一対一を難なく制し、左足のシュートを流し込んだ。
ベンゼマの2試合連続ゴールで早々にリードを手にしたアウェイチームは以降も球際の勝負、ホームチームのプレスを無効化する鮮やかなパスワークで押し込んでいくと、13分には右サイドのカルバハル、ルーカス・バスケスのコンビで深い位置に抜け出し、ルーカス・バスケスのボックス右ライン際のボール奪取からスムーズにボールを引き取ったベンゼマが丁寧なマイナスの折り返しを入れる。これをボックス中央に走りこんだモドリッチが右足のダイレクトシュートで叩き込んだ。
相手の勢いに呑まれて何もできないまま2点のビハインドを背負ったエイバルだが、マドリーが一旦ペースダウンしたことで、ここから押し返す展開に。徐々に良い形でボールを奪えるようになると、28分には相手陣内左サイドで相手のパスを引っかけてケビン・ロドリゲスがボックス手前左のキケ・ガルシアに繋ぐ。ここでキケは鮮やかなボールタッチで対面のカゼミロを一瞬外して右足のコントロールシュートを放つと、これがゴール右上隅の完璧なコースに決まった。
キケのゴラッソで点差を縮めたエイバルはここから勢いづいて攻勢を強める。40分、左サイドで積極的な仕掛けを見せるブライアン・ヒルの鋭いクロスに反応した武藤に決定機も右足でコースを変えたシュートはわずかに枠の右に外れる。
その後、前半終了間際にはベンゼマのスルーパスに抜け出したルーカス・バスケスが不用意に飛び出したGKドミトロビッチの脇を抜くシュートで3点目に迫ったが、ここは必死の戻りを見せたDFにゴール手前でかき出されてしまい、前半はマドリーの1点リードで終了した。
後半は前半終盤からの流れを引き継ぐ形で拮抗した展開となる。その中で56分にはセルヒオ・ラモスの自陣ボックス内での不用意な横パスを奪った乾からゴール前の武藤に決定的な折り返しがでるが、ここは武藤の反応が遅れて絶好の同点機会を逸する。さらに62分には相手CKのカウンターから武藤が鋭い縦パスをブライアン・ヒルに通して決定機を創出するが、ここはメンディの好対応に阻まれた。
後半半ばを過ぎてさらにオープンな攻防が繰り広げられると、70分付近に互いに決定機。まずは68分、クロースのスルーパスに抜け出したロドリゴがボックス内でGKと一対一を迎えるが、ここはGKドミトロビッチにうまくコースを消されてファインセーブに遭う。直後の71分にはキケの左クロスにニアの武藤が飛び込むがヘディングシュートは惜しくもクロスバー上部を掠めた。
その後、エイバルは疲労が見え始めた乾を72分に下げてペドロ・レオンを投入。対するマドリーも同じタイミングでロドリゴ、モドリッチを下げてアセンシオ、バルベルデをピッチに送り込む。
後半終盤にかけても追いすがるエイバルは82分、ボックス内での武藤の頭での折り返しがDFセルヒオ・ラモスの腕に当たってPK獲得のチャンスかに思われたが、VARのレビューが入ったもののノーハンドの判定に。さらに、91分には前線に残したビガスがボックス内に抜け出してシュートチャンスを迎えるが、ここはセルヒオ・ラモスのシュートブロックに阻まれた。
すると、直後の92分にはマドリーのカウンターからベンゼマのスルーパスに抜け出したルーカス・バスケスがボックス内に持ち込んで冷静に右足のシュートを流し込み、バスケスの今季初ゴールが試合を決定づけるダメ押しの3点目となった。
この直後に試合はタイムアップを迎え、乾と武藤が善戦を見せたエイバルだが、最後はマドリーが押し切って今季初の4連勝を飾った。
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