清水が16位フィニッシュ! 2位G大阪を下してクラブ初の最下位終戦を阻止《J1》
2020.12.19 16:05 Sat
明治安田生命J1リーグ最終節の1試合が19日にパナソニック スタジアム 吹田で催され、アウェイの清水エスパルス(18位/勝ち点25)がガンバ大阪(2位/勝ち点65)を2-0で下した。2位フィニッシュを確定させ、来季のACL出場権と天皇杯準決勝からの出場権を獲得したG大阪は塚元がJ1初先発。そのほか、昌子が外れ、キム・ヨングォンがセンターバックの一角を務め、出場停止明けの福田もスタートからピッチに立った。一方、クラブ史上最低の最下位フィニッシュがちらつく清水は前節から4選手を変更。今季限りで現役を引退する吉本のほか、奥井、河井、川本を先発起用して、不名誉記録の阻止を目指した。
互いに[4-4-2]を用いるミラーゲームでキックオフした試合はホーム最終戦のG大阪が序盤からボールを動かしながら攻め入ったが、清水も自陣に引いた守りからのカウンターでペースを握りにかかる構図に。そんな展開が続くなかで、ボールの主導権を握ったG大阪はショートカウンターも駆使して押し込む時間を増やしていき、アタッキグサードまで攻め入ったが、現役最後の一戦となる吉本を中心にした清水守備陣を崩せない。
すると、前半を凌いだ清水が後半の立ち上がりに均衡を破る。後半も引き続きG大阪がボールの主導権を握る形で立ち上がったが、49分に獲得した右CKのチャンスから二次攻撃に転じると、エウシーニョがバイタルエリア左からシュート性の鋭いパスをゴール前に供給。ボックス右で巧みに相手守備網の裏を抜け、フリーでボールを受けた川本がGK東口との一対一の場面を物ともせず、右足シュートでゴールネットを揺らした。
1点ビハインドのG大阪は53分に渡邉と矢島を送り込むと、続く61分にも川崎を投入。それでもラストプレーの精度を欠く攻撃が続くと、川本のJ1初ゴールでリードする清水が追加点を手にする。右サイド深くからのクロスが三浦に弾かれた64分、ボックス右の川本がダイレクトで中央に折り返すと、矢島の中途半端な処理でゴール方向に転がったボールに金子が反応。右足シュートが左ポスト内側を叩いてゴールラインを割った。
結局、2位G大阪の攻撃もシャットアウトしてみせた清水が吉本の現役ラストマッチを飾る形で5試合ぶりの白星。16位フィニッシュを決め、クラブ初の最下位終戦を回避した。
ガンバ大阪 0-2 清水エスパルス
【清水】
川本梨誉(後4)
金子翔太(後19)
すると、前半を凌いだ清水が後半の立ち上がりに均衡を破る。後半も引き続きG大阪がボールの主導権を握る形で立ち上がったが、49分に獲得した右CKのチャンスから二次攻撃に転じると、エウシーニョがバイタルエリア左からシュート性の鋭いパスをゴール前に供給。ボックス右で巧みに相手守備網の裏を抜け、フリーでボールを受けた川本がGK東口との一対一の場面を物ともせず、右足シュートでゴールネットを揺らした。
1点ビハインドのG大阪は53分に渡邉と矢島を送り込むと、続く61分にも川崎を投入。それでもラストプレーの精度を欠く攻撃が続くと、川本のJ1初ゴールでリードする清水が追加点を手にする。右サイド深くからのクロスが三浦に弾かれた64分、ボックス右の川本がダイレクトで中央に折り返すと、矢島の中途半端な処理でゴール方向に転がったボールに金子が反応。右足シュートが左ポスト内側を叩いてゴールラインを割った。
連続失点で劣勢のG大阪は清水が交代カードを使いながらバランスの修正を図ったなかで、すかさず反撃。さらに、81分に残る交代枠で唐山とともに、J1デビュー戦となる2種登録選手の17歳中村を投入して、パトリックの周りでそうした若い力がゴールを目指す。しかし、左サイドから福田が上げたクロス89分、ボックス中央の唐山が放ったヘディングシュートはクロスバーの上。中村も得意のドリブルで異彩を放つが、ゴールに繋がらない。
結局、2位G大阪の攻撃もシャットアウトしてみせた清水が吉本の現役ラストマッチを飾る形で5試合ぶりの白星。16位フィニッシュを決め、クラブ初の最下位終戦を回避した。
ガンバ大阪 0-2 清水エスパルス
【清水】
川本梨誉(後4)
金子翔太(後19)
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