オマリの古巣弾で"ウノゼロ"勝利のFC東京がルヴァン決勝に向けて弾み! 神戸は6連敗で今季終了《J1》
2020.12.19 16:20 Sat
明治安田生命J1リーグ最終節のFC東京vsヴィッセル神戸が19日に味の素スタジアムで行われ、1-0でFC東京が勝利した。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではベスト16で敗れたFC東京は、前節のサンフレッチェ広島は中村帆高のプロ初ゴールでリーグ戦3試合ぶり勝利。年明けに控えるYBCルヴァンカップ決勝に向けて弾みを付けたい今節は、GK波多野、中村拓海、アダイウトン以外のメンバーを入れ替え、森重をアンカーで起用した。
一方、ACLでは準決勝で延長戦の末に蔚山に1-2で敗れて敗退となった神戸。その試合から中6日にで挑む今節は、直近のリーグ戦からメンバーを5名入れ替え、5連敗中のリーグ戦で6試合ぶりの勝利を目指した。
ACLに参戦していた両チームによる一戦は神戸が先にチャンスを迎える。5分、自陣からドリブルで仕掛けた小川がボックス手前中央から右足ミドルシュート。しかし、GK波多野の好セーブに遭ってしまう。
中盤での攻防が多かった序盤を経て、25分を過ぎたあたりから盛り返したFC東京は28分に決定機。ボックス右手前でボールを収めた紺野が対峙した相手DFのタイミングを外して左足クロスを送る。ゴール前のジョアン・オマリが放ったヘディングシュートはクロスバーに当たり、ゴールラインを割ったかにも思われたが、ゴールは認められなかった。
ハーフタイム明けに高萩を送り込んだFC東京は後半立ち上がりの47分、アダイウトンとのパス交換からボックス手前中央でボールを受けた永井がタイミングを外してから右足シュート。ディフレクトしてコースが変わるも、GK前川の好セーブに遭ってしまう。
後半は主導権を握られ、61分に古橋と佐々木を送り込んだ神戸に対して、FC東京が攻め込む展開に。67分には東の左CKからニアサイドのジョアン・オマリがヘディンシュート。だが、ライン上で酒井にクリアされてしまう。
耐え凌ぐ時間が続いた神戸は68分、バイタルエリア右でボールを受けた古橋が相手DFをいなしてから右足ループシュートを放つ。GK波多野が反応できなかったボールは左ポストに嫌われてしまった。
72分に高萩が放った地を這うシュートを放つも、GK前川に防がれたFC東京は85分に敵陣中央左サイドでFKを獲得。三田がインスイングのクロスを送ると、ニアサイドの永井がフリック。最後は2度のチャンスを外していたジョアン・オマリが3度目の正直となるヘディンシュートを流し込んで、先制に成功した。
結局、ジョアン・オマリの古巣弾を守り切ったFC東京が1-0の勝利を収めて、来年1月4日に行われる柏レイソルとのルヴァンカップ決勝に向けて弾み。一方、神戸は6連敗で今季が終焉している。
FC東京 1-0 ヴィッセル神戸
【FC東京】
ジョアン・オマリ(後40)
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではベスト16で敗れたFC東京は、前節のサンフレッチェ広島は中村帆高のプロ初ゴールでリーグ戦3試合ぶり勝利。年明けに控えるYBCルヴァンカップ決勝に向けて弾みを付けたい今節は、GK波多野、中村拓海、アダイウトン以外のメンバーを入れ替え、森重をアンカーで起用した。
ACLに参戦していた両チームによる一戦は神戸が先にチャンスを迎える。5分、自陣からドリブルで仕掛けた小川がボックス手前中央から右足ミドルシュート。しかし、GK波多野の好セーブに遭ってしまう。
中盤での攻防が多かった序盤を経て、25分を過ぎたあたりから盛り返したFC東京は28分に決定機。ボックス右手前でボールを収めた紺野が対峙した相手DFのタイミングを外して左足クロスを送る。ゴール前のジョアン・オマリが放ったヘディングシュートはクロスバーに当たり、ゴールラインを割ったかにも思われたが、ゴールは認められなかった。
32分に郷家が際どいシュートを放った神戸に対して、FC東京は前半終了間際に紺野のFKからジョアン・オマリがヘディングシュートを放つも、ゴールには結びつかず。互いにネットを揺らせないまま試合を折り返した。
ハーフタイム明けに高萩を送り込んだFC東京は後半立ち上がりの47分、アダイウトンとのパス交換からボックス手前中央でボールを受けた永井がタイミングを外してから右足シュート。ディフレクトしてコースが変わるも、GK前川の好セーブに遭ってしまう。
後半は主導権を握られ、61分に古橋と佐々木を送り込んだ神戸に対して、FC東京が攻め込む展開に。67分には東の左CKからニアサイドのジョアン・オマリがヘディンシュート。だが、ライン上で酒井にクリアされてしまう。
耐え凌ぐ時間が続いた神戸は68分、バイタルエリア右でボールを受けた古橋が相手DFをいなしてから右足ループシュートを放つ。GK波多野が反応できなかったボールは左ポストに嫌われてしまった。
72分に高萩が放った地を這うシュートを放つも、GK前川に防がれたFC東京は85分に敵陣中央左サイドでFKを獲得。三田がインスイングのクロスを送ると、ニアサイドの永井がフリック。最後は2度のチャンスを外していたジョアン・オマリが3度目の正直となるヘディンシュートを流し込んで、先制に成功した。
結局、ジョアン・オマリの古巣弾を守り切ったFC東京が1-0の勝利を収めて、来年1月4日に行われる柏レイソルとのルヴァンカップ決勝に向けて弾み。一方、神戸は6連敗で今季が終焉している。
FC東京 1-0 ヴィッセル神戸
【FC東京】
ジョアン・オマリ(後40)
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