長谷部&鎌田同僚のフランクフルト主将、「12、13歳の子供から死の脅迫があった」と明かす

2020.11.20 13:10 Fri
Getty Images
フランクフルトでキャプテンを務めるアルゼンチン人DFダビド・アブラアムは、自身のプレーが原因で死の脅迫を受けていたと明かした。ドイツ『キッカー』が伝えている。

2015年7月からフランクフルトでプレーしているアブラアムはこれまで公式戦164試合に出場。キャプテンを任されるなど高い信頼を得ていたが、昨季のブンデスリーガ第11節のフライブルク戦でボールを拾いにサイドラインに向かった際、相手指揮官のクリスチャン・シュトライヒ監督を突き倒した。
これが原因で両チーム入り乱れての乱闘に発展すると、アブラアムのほか、彼の顔を掴んだフライブルクのMFヴィンチェンツォ・グリフォも退場に。試合後、7週間の出場停止処分を受けたアブラアムだが、今回のインタビューで公的な処分のほか、人々からの“私刑”もあったと明かしている。

「試合後は何度も(退場のシーンが)繰り返されていたね。悪い行いではあったけど、決して故意ではなかったんだ。(スタジアムの)通路で、シュトライヒ監督やグリフォとは話し合ったし、それで終わった問題だった」

「でもその後で、メディアが作為的に煽ったんだ。SNSには子供たちからも良くないコメントが寄せられたよ。12歳や13歳の子供たちが『殺してやる!』と書いてきた。親はこうした子供を見守る義務があると思うし、こんなことがあってはいけないんだ」
アブラアムはこの一件を経て、4歳になる息子にしっかりとした情操教育を行いたいと話した。また、自身がどんな人間であるかも人々に知ってほしいと語っている。

「僕は自分の過ちを分かっているし、真っ先に非を認めるよ。ただ、今回僕が学んだことは、父親として息子をしっかりと見つめ、SNSに死の脅迫などを書き込まないように育てたいということだ」

「僕は決して悪い人間ではないんだ。僕を知っている人々は、僕がどんな人間であるか理解してくれている。感情的な選手で、対戦相手のことは気にしないんだ。兄や母との対戦であっても何でもするだろう。息子とのトランプにも全力を尽くす、それが僕なんだ」
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