広島がホームで横浜FMに3発快勝! 永井龍がPKで加入後初ゴール《J1》
2020.10.28 20:58 Wed
明治安田生命J1リーグ第32節、サンフレッチェ広島vs横浜F・マリノスが28日にエディオンスタジアム広島で行われ、3-1で広島が勝利した。
前節の広島(勝ち点34)は、互いにビッグチャンスに何度も恵まれた鹿島アントラーズとのアウェイ戦を0-1で落とし、10月の5試合を3勝2敗とした。それから中3日の今節のスタメンは3人変更され、出場停止明けのレアンドロ・ペレイラや6試合ぶり先発の柏が名を連ねている。
一方の横浜FM(勝ち点44)は、前節はFC東京を4-0で粉砕しリーグ戦2連勝。10月はここまで広島より1試合多い6試合を消化し、3勝1分け2敗となっている。こちらも前回から中3日、FC東京戦からは6人のスタメン変更を行っており、先日サガン鳥栖から加入したGK高丘が早速デビューを果たすことに。
だがその高丘、5分過ぎにボールを蹴ろうとした際に足を滑らせる重大なミスを犯してしまう。詰めていた浅野にボールを奪われたが、ボックス左の角度のない位置から放たれたシュートはサイドネットを叩き、胸をなでおろした。
だが、その後は徐々に横浜FMのペースに。細かくパスを繋ぎながら虎視眈々とチャンスを窺っていく。対する広島も集中した守りを見せ、しびれを切らしたジュニオール・サントスがボックスの外から狙ったが、枠を大きく越えていった。
ここまで自作の好機がなかった広島も、30分に右サイドの突破から逆サイドの東にシュートチャンス。ここはトラップが収まらず逸してしまったが、続く攻撃で左の深い位置からエゼキエウが折り返したクロスを浅野がシュート。左足の鋭いシュートだったが、惜しくも枠を捉えられなかった。
だがその3分後の33分、浅野が左サイドから上げたクロスを、DF間のスペースに飛び込んだレアンドロ・ペレイラが頭で叩き込んで先制に成功。劣勢の中で試合を動かした。
リードを許した横浜FMに追い打ちをかけるように、渡辺が足を痛めて負傷交代。代わりに喜田をスクランブル投入した。
1点リードのまま後半を迎えた広島は、立ち上がりに浅野と東が立て続けにシュートを放つ。その後はやや押し込まれる時間が続いた中、60分過ぎにエゼキエウと東を下げて、森島と茶島を投入する。
すると直後の広島のFKのシーン、右サイドから浅野がゴール前に放り込むと、これをチアゴ・マルチンスがオウンゴール。咄嗟に横浜FM陣営は広島の選手のオフサイドを主張したが、ゴールはそのまま認められ、ホームチームがリードを広げた。
反撃に出たい横浜FMは、65分に古巣戦だった和田に代わりマルコス・ジュニオールがピッチへ。だが、高いポゼッションとは裏腹に、シュート数では劣っており、広島の堅い守備を前に時間だけが進んでいく。
75分にはオナイウ阿道と水沼を同時投入。攻撃的なカードを切るが、なかなか効果は現れず。84分には右サイドの水沼のクロスをオナイウ阿道が合わせるシーンがあったが、ここは力なくGK林がキャッチ。
終盤に守備的交代で守りを固めた広島は、途中出場のドウグラス・ヴィエイラのポストプレーからカウンターを発動。抜け出した森島がボックス右で畠中に倒されてPKを獲得する。これを途中出場の永井が決めて勝利を決定的なものに。
永井に加入後初ゴールが決まったところで試合終了かに思われたが、後半アディショナルタイムに野上のハンドで横浜FMにもPK判定。これを決めたチアゴ・マルチンスもJ1初ゴールとなったが、試合はホームの広島が3-1で快勝。横浜FM相手にリーグ戦では4試合ぶりの白星を得た。
サンフレッチェ広島 3-1 横浜F・マリノス
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(前33)
OG(後17)
永井龍(後45)
【横浜FM】
チアゴ・マルチンス(後50)
前節の広島(勝ち点34)は、互いにビッグチャンスに何度も恵まれた鹿島アントラーズとのアウェイ戦を0-1で落とし、10月の5試合を3勝2敗とした。それから中3日の今節のスタメンは3人変更され、出場停止明けのレアンドロ・ペレイラや6試合ぶり先発の柏が名を連ねている。
だがその高丘、5分過ぎにボールを蹴ろうとした際に足を滑らせる重大なミスを犯してしまう。詰めていた浅野にボールを奪われたが、ボックス左の角度のない位置から放たれたシュートはサイドネットを叩き、胸をなでおろした。
だが、その後は徐々に横浜FMのペースに。細かくパスを繋ぎながら虎視眈々とチャンスを窺っていく。対する広島も集中した守りを見せ、しびれを切らしたジュニオール・サントスがボックスの外から狙ったが、枠を大きく越えていった。
決定機が訪れたのは23分、中央から崩した横浜FMは、前田のシュートのこぼれ球をジュニオール・サントスがシュート。枠を捉えていたが、佐々木の体を張ったブロックに阻まれた。27分にはエリキのクロスから前田がチャンスを迎えるが、あと一歩及ばず。
ここまで自作の好機がなかった広島も、30分に右サイドの突破から逆サイドの東にシュートチャンス。ここはトラップが収まらず逸してしまったが、続く攻撃で左の深い位置からエゼキエウが折り返したクロスを浅野がシュート。左足の鋭いシュートだったが、惜しくも枠を捉えられなかった。
だがその3分後の33分、浅野が左サイドから上げたクロスを、DF間のスペースに飛び込んだレアンドロ・ペレイラが頭で叩き込んで先制に成功。劣勢の中で試合を動かした。
リードを許した横浜FMに追い打ちをかけるように、渡辺が足を痛めて負傷交代。代わりに喜田をスクランブル投入した。
1点リードのまま後半を迎えた広島は、立ち上がりに浅野と東が立て続けにシュートを放つ。その後はやや押し込まれる時間が続いた中、60分過ぎにエゼキエウと東を下げて、森島と茶島を投入する。
すると直後の広島のFKのシーン、右サイドから浅野がゴール前に放り込むと、これをチアゴ・マルチンスがオウンゴール。咄嗟に横浜FM陣営は広島の選手のオフサイドを主張したが、ゴールはそのまま認められ、ホームチームがリードを広げた。
反撃に出たい横浜FMは、65分に古巣戦だった和田に代わりマルコス・ジュニオールがピッチへ。だが、高いポゼッションとは裏腹に、シュート数では劣っており、広島の堅い守備を前に時間だけが進んでいく。
75分にはオナイウ阿道と水沼を同時投入。攻撃的なカードを切るが、なかなか効果は現れず。84分には右サイドの水沼のクロスをオナイウ阿道が合わせるシーンがあったが、ここは力なくGK林がキャッチ。
終盤に守備的交代で守りを固めた広島は、途中出場のドウグラス・ヴィエイラのポストプレーからカウンターを発動。抜け出した森島がボックス右で畠中に倒されてPKを獲得する。これを途中出場の永井が決めて勝利を決定的なものに。
永井に加入後初ゴールが決まったところで試合終了かに思われたが、後半アディショナルタイムに野上のハンドで横浜FMにもPK判定。これを決めたチアゴ・マルチンスもJ1初ゴールとなったが、試合はホームの広島が3-1で快勝。横浜FM相手にリーグ戦では4試合ぶりの白星を得た。
サンフレッチェ広島 3-1 横浜F・マリノス
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(前33)
OG(後17)
永井龍(後45)
【横浜FM】
チアゴ・マルチンス(後50)
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