ビエルサvsペップの戦術家対決は白熱ドロー! 前半シティ優位もロドリゴ初弾でリーズが追いつく《プレミアリーグ》
2020.10.04 03:35 Sun
プレミアリーグ第4節、リーズ・ユナイテッドvsマンチェスター・シティが3日にエランド・ロードで行われ、1-1のドローに終わった。
スペイン人指揮官が敬愛するビエルサ監督率いる昇格組との一戦では、バーンリー戦から先発3人を変更。GKをエデルソンに戻し、今季リーグ初先発のラポルテの相棒に新加入のルベン・ジアス、フォーデンをインサイドハーフに起用。また、3トップは引き続きフェラン・トーレス、マフレズ、スターリングが起用されたものの、マフレズが中央に入るマイナーチェンジを施した。
それぞれアスレティック・ビルバオ、バルセロナを率いた時以来となる稀代の戦術家同士の一戦は、質的優位を随所に示したシティが押し込む入りとなった。
前節の3バックから4バックに変更したリーズに対して、シティは相手の出方を窺うことなく攻勢に転じる。3分には相手陣内左サイドで得たFKの場面で、キッカーのデ・ブライネが味方に合わすボールを匂わせながら、GKメスリエとの駆け引きで直接ゴールを狙う。だが、このシュートは左ポストを叩く。
すると17分、ペナルティアーク付近でルーズボールを回収したフェラン・トーレスから横パスを受けたスターリングがカットインから対面のDF2枚を外して右足のコントロールシュートをゴール右下隅に突き刺した。
先制を許したリーズは、ビルドアップ時にアウェイチームの圧力を受けて再三カウンターを浴びるなど、なかなかリズムを掴み切れない。それでも、時間の経過と共に球際の勝負、ビルドアップの局面でリズムを掴み、相手陣内深くに侵攻する場面を作り出す。
37分には右サイドから左サイドへ丁寧な繋ぎを見せ、最後はボックス左のスペースに飛び込んだダラスに決定機も、シュート性の折り返しはGKエデルソンの好守に遭う。さらに、前半終了間際にはメンディから相手ボックス内でボールを奪ったエイリングのカットインから決定的な左足のシュートが放たれるが、再びエデルソンがビッグセーブで阻止した。
徐々にリズムを掴んで試合を折り返したリーズはハーフタイム明けにポベダ、56分にはロドリゴを続けてピッチに送り込む。すると、この選手交代が同点ゴールをもたらす。59分、左CKの場面でGKエデルソンがパンチングミスし、味方のメンディに当たったボールがゴール前にこぼれると、これをロドリゴが流し込み、スペイン代表FWに移籍後初ゴールが生まれた。
この同点ゴールをキッカケに試合は完全にリーズペースへ傾く。前線からのハードな守備で前半以上にショートカウンター、パスワークに鋭さが出てきたホームチームはこの形からバンフォードやロドリゴに決定機が生まれるが、GKエデルソンを中心に最後の局面で粘るシティの守備をこじ開けられない。
一方、ベルナルド・シウバ、アケ、フェルナンジーニョの投入で修正を図るシティは、72分に完璧なタイミングで裏へ飛び出したスターリングにGKと一対一のビッグチャンスが訪れるが、ここはGKとの駆け引きで敗れ、うまく距離を詰められてDFとサンドされる。
その後はボールが行ったり来たりするシティのゲームらしからぬカオスな展開の中で互いに幾度もゴールに迫る場面があったものの、ボックス内で懸命に身体を張る互いの守備を上回ることはできず、試合は1-1のままタイムアップ。
稀代の戦術家対決は前半はシティ、後半はリーズと一歩も譲らぬ好勝負となり、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。その中で2戦未勝利のシティはやや不安を抱える中で代表ウィークに入ることになった。
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シティは前節、レスター・シティ相手に先制に成功しながらも3つのPKを与えるなど、グアルディオラ体制でワーストとなる5失点を喫して2-5の大敗。直近のEFLカップではバーンリーを3-0で破ったものの、リーグ戦でも白星を取り戻したいところ。それぞれアスレティック・ビルバオ、バルセロナを率いた時以来となる稀代の戦術家同士の一戦は、質的優位を随所に示したシティが押し込む入りとなった。
前節の3バックから4バックに変更したリーズに対して、シティは相手の出方を窺うことなく攻勢に転じる。3分には相手陣内左サイドで得たFKの場面で、キッカーのデ・ブライネが味方に合わすボールを匂わせながら、GKメスリエとの駆け引きで直接ゴールを狙う。だが、このシュートは左ポストを叩く。
さらに、相手のマンマークをデ・ブライネやスターリングが個的優位で剥がしていき幾度となく相手ゴールに迫るが、フェラン・トーレスらの決定的なシュートが相手DFのブロックに遭う。
すると17分、ペナルティアーク付近でルーズボールを回収したフェラン・トーレスから横パスを受けたスターリングがカットインから対面のDF2枚を外して右足のコントロールシュートをゴール右下隅に突き刺した。
先制を許したリーズは、ビルドアップ時にアウェイチームの圧力を受けて再三カウンターを浴びるなど、なかなかリズムを掴み切れない。それでも、時間の経過と共に球際の勝負、ビルドアップの局面でリズムを掴み、相手陣内深くに侵攻する場面を作り出す。
37分には右サイドから左サイドへ丁寧な繋ぎを見せ、最後はボックス左のスペースに飛び込んだダラスに決定機も、シュート性の折り返しはGKエデルソンの好守に遭う。さらに、前半終了間際にはメンディから相手ボックス内でボールを奪ったエイリングのカットインから決定的な左足のシュートが放たれるが、再びエデルソンがビッグセーブで阻止した。
徐々にリズムを掴んで試合を折り返したリーズはハーフタイム明けにポベダ、56分にはロドリゴを続けてピッチに送り込む。すると、この選手交代が同点ゴールをもたらす。59分、左CKの場面でGKエデルソンがパンチングミスし、味方のメンディに当たったボールがゴール前にこぼれると、これをロドリゴが流し込み、スペイン代表FWに移籍後初ゴールが生まれた。
この同点ゴールをキッカケに試合は完全にリーズペースへ傾く。前線からのハードな守備で前半以上にショートカウンター、パスワークに鋭さが出てきたホームチームはこの形からバンフォードやロドリゴに決定機が生まれるが、GKエデルソンを中心に最後の局面で粘るシティの守備をこじ開けられない。
一方、ベルナルド・シウバ、アケ、フェルナンジーニョの投入で修正を図るシティは、72分に完璧なタイミングで裏へ飛び出したスターリングにGKと一対一のビッグチャンスが訪れるが、ここはGKとの駆け引きで敗れ、うまく距離を詰められてDFとサンドされる。
その後はボールが行ったり来たりするシティのゲームらしからぬカオスな展開の中で互いに幾度もゴールに迫る場面があったものの、ボックス内で懸命に身体を張る互いの守備を上回ることはできず、試合は1-1のままタイムアップ。
稀代の戦術家対決は前半はシティ、後半はリーズと一歩も譲らぬ好勝負となり、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。その中で2戦未勝利のシティはやや不安を抱える中で代表ウィークに入ることになった。
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