【ラ・リーガ第5節プレビュー】バルサvsセビージャに、アトレティコvs久保ビジャレアル! 代表戦前最後の一戦
2020.10.03 19:00 Sat
ミッドウィークに開催された第4節では、レアル・マドリー、バルセロナ、セビージャの3チームがいずれも苦しみながらも連勝。その一方で、アトレティコ・マドリーはFW岡崎慎司を擁するウエスカ相手に0-0のドローに終わり、連勝を逃している。
前節、苦手バライードスで前半にDFラングレが退場するアクシデントに見舞われたバルセロナだが、FWアンス・ファティの2試合連続ゴールにMFコウチーニョのハイパフォーマンスなど、勝利に相応しい内容でセルタに3-0の快勝を収めた。守護神テア・シュテーゲンを負傷で欠く中、2試合連続でクリーンシートを記録するなど、攻守の切り替えが徹底されたことで、昨季の課題だった守備にも改善の兆しが見えている。今節では今季初先発が見込まれる若手DFアラウホのパフォーマンスを含め、難敵相手に守備の真価が試される。また、攻撃陣ではセビージャをお得意様とするFWメッシらの爆発が期待される。
対するセビージャはレバンテとの前節を後半アディショナルタイムのFWエン=ネシリのゴールによって、1-0で競り勝って開幕2連勝。バイエルンとのUEFAスーパーカップで見せたハイパフォーマンスから一転、開幕2試合のラ・リーガでは格下相手に試合を支配するまでには至らず。それでも、2試合連続後半アディショナルタイムの決勝点で勝利を挙げるなど、ヨーロッパリーグ(EL)王者の勝負強さは健在。今季ここまでの試合を見ると、ボールを握る相手との対戦時に持ち味のハイプレスやショートカウンターが嵌る場面が多く、バルセロナ戦では自分たちの得意の展開に持ち込める可能性は高そうだ。また、古巣初対戦となるMFラキティッチのカンプ・ノウ凱旋にも注目が集まる。
もう一つの注目カードであるアトレティコvsビジャレアルでは、アトレティコの攻撃陣、5戦連続途中出場が見込まれる久保のプレーに注目したい。先日のチーム開幕戦ではグラナダを相手にFWスアレスのドブレーテなど攻撃陣が6ゴールを挙げる大爆発。だが、前節のウエスカ戦では一転して無得点に終わり、ふり幅の大きい序盤戦2試合となっている。そのため、今回のビジャレアル戦では攻撃面の改善が求められるところだ。
前節、マドリーはバジャドリー相手に苦しめられながらもFWヴィニシウスの今季初ゴールを守護神クルトワの再三の好守などで守り切り、ウノセロで今季初の連勝を飾った。3連勝を狙う今節はレバンテとのアウェイゲームに臨む。DFカルバハルの負傷離脱など、幾つかの不安要素に加え、昨季の前回対戦で敗れていることもあり、気を引き締めて戦いたい。また、動き自体は悪くないものの、エースFWベンゼマにそろそろゴールが欲しいところだ。
久保を除く日本人選手ではMF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁するエイバルがバジャドリー戦、岡崎が所属するウエスカがエルチェとの昇格組対決に臨む。
前節、エルチェを相手にラ・リーガ史上初めて日本人選手の同時先発が実現した中、乾は積極的な仕掛けで攻撃を牽引し、初先発の武藤も試運転としてはまずまずのプレーを見せた。しかし、味方のPK失敗の影響もあり0-1の惜敗に。共に初勝利を目指すバジャドリーとの下位対決ではその2人の活躍で待望の初白星を手にしたい。
一方、ウエスカはエイバル同様に今季初勝利が遠いものの、ビジャレアル、アトレティコと上位相手に勝ち点1ずつを手にしており、パフォーマンス自体は悪くない。ただ、初勝利に向けてはここまで複数得点のない攻撃陣の奮起が求められる。前線の主軸を担う岡崎にはそろそろ目に見える結果を期待したい。
《ラ・リーガ第5節》
▽10/3(土)
《20:00》
バジャドリー vs エイバル
《23:00》
アトレティコ・マドリー vs ビジャレアル
《25:30》
レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
エルチェ vs ウエスカ
《28:00》
バレンシア vs ベティス
▽10/4(日)
《19:00》
オサスナ vs セルタ
《21:00》
アラベス vs アスレティック・ビルバオ
《23:00》
レバンテ vs レアル・マドリー
《25:30》
カディス vs グラナダ
《28:00》
バルセロナ vs セビージャ
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10月の代表ウィーク前最後の一戦となる今節は、共に開幕3連勝を目指すバルセロナと、セビージャによるビッグマッチ、アトレティコとMF久保建英を擁するビジャレアルによる強豪対決に注目が集まる。対するセビージャはレバンテとの前節を後半アディショナルタイムのFWエン=ネシリのゴールによって、1-0で競り勝って開幕2連勝。バイエルンとのUEFAスーパーカップで見せたハイパフォーマンスから一転、開幕2試合のラ・リーガでは格下相手に試合を支配するまでには至らず。それでも、2試合連続後半アディショナルタイムの決勝点で勝利を挙げるなど、ヨーロッパリーグ(EL)王者の勝負強さは健在。今季ここまでの試合を見ると、ボールを握る相手との対戦時に持ち味のハイプレスやショートカウンターが嵌る場面が多く、バルセロナ戦では自分たちの得意の展開に持ち込める可能性は高そうだ。また、古巣初対戦となるMFラキティッチのカンプ・ノウ凱旋にも注目が集まる。
もう一つの注目カードであるアトレティコvsビジャレアルでは、アトレティコの攻撃陣、5戦連続途中出場が見込まれる久保のプレーに注目したい。先日のチーム開幕戦ではグラナダを相手にFWスアレスのドブレーテなど攻撃陣が6ゴールを挙げる大爆発。だが、前節のウエスカ戦では一転して無得点に終わり、ふり幅の大きい序盤戦2試合となっている。そのため、今回のビジャレアル戦では攻撃面の改善が求められるところだ。
一方、ビジャレアルはFWアルカセル、FWジェラール・モレノの2人のストライカーが開幕から好調を維持し、2勝1敗1分けの上々の滑り出し。直近のアラベス戦では守護神アセンホに痛恨のミスが出たものの、終わってみれば3-1の快勝となった。その中で久保は守備面の問題も影響し、またしてもベンチスタートに。同試合では左サイドでプレーしたものの、ここまでの試合に比べて活躍は限定的だった。それでも、対戦相手のアトレティコはマジョルカ時代の対戦で好パフォーマンスを披露した相手であり、途中出場から攻撃を活性化させる役割を期待したい。
前節、マドリーはバジャドリー相手に苦しめられながらもFWヴィニシウスの今季初ゴールを守護神クルトワの再三の好守などで守り切り、ウノセロで今季初の連勝を飾った。3連勝を狙う今節はレバンテとのアウェイゲームに臨む。DFカルバハルの負傷離脱など、幾つかの不安要素に加え、昨季の前回対戦で敗れていることもあり、気を引き締めて戦いたい。また、動き自体は悪くないものの、エースFWベンゼマにそろそろゴールが欲しいところだ。
久保を除く日本人選手ではMF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁するエイバルがバジャドリー戦、岡崎が所属するウエスカがエルチェとの昇格組対決に臨む。
前節、エルチェを相手にラ・リーガ史上初めて日本人選手の同時先発が実現した中、乾は積極的な仕掛けで攻撃を牽引し、初先発の武藤も試運転としてはまずまずのプレーを見せた。しかし、味方のPK失敗の影響もあり0-1の惜敗に。共に初勝利を目指すバジャドリーとの下位対決ではその2人の活躍で待望の初白星を手にしたい。
一方、ウエスカはエイバル同様に今季初勝利が遠いものの、ビジャレアル、アトレティコと上位相手に勝ち点1ずつを手にしており、パフォーマンス自体は悪くない。ただ、初勝利に向けてはここまで複数得点のない攻撃陣の奮起が求められる。前線の主軸を担う岡崎にはそろそろ目に見える結果を期待したい。
《ラ・リーガ第5節》
▽10/3(土)
《20:00》
バジャドリー vs エイバル
《23:00》
アトレティコ・マドリー vs ビジャレアル
《25:30》
レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
エルチェ vs ウエスカ
《28:00》
バレンシア vs ベティス
▽10/4(日)
《19:00》
オサスナ vs セルタ
《21:00》
アラベス vs アスレティック・ビルバオ
《23:00》
レバンテ vs レアル・マドリー
《25:30》
カディス vs グラナダ
《28:00》
バルセロナ vs セビージャ
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