金崎が2つのPKを決めて逆転! 名古屋が神戸破り2試合ぶりの白星《J1》
2020.09.19 18:57 Sat
明治安田生命J1リーグ第17節の1試合が19日に豊田スタジアムで行われ、ホームの名古屋グランパスがヴィッセル神戸を2-1で下した。
ここ3試合で7失点を記録する守備の乱れもあり、9月の戦いで1勝2敗と黒星先行の4位名古屋と、ここ6試合で白星から遠ざかる11位神戸の一戦。1週間ぶりの今節に向け、前節の先発から3枚を変更した名古屋は負傷欠場が続いた前田が3試合ぶりの復帰。一方、中2日の神戸は2選手をメンバーチェンジ。チーム2位5得点のドウグラスが6試合ぶりに先発復帰を果たした。
入りから神戸がボールの主導権を握りにかかるなか、金崎が相手のハイラインを抜ける場面を作り出すなど、ゴールの向かう姿勢を押し出した名古屋。後ろから丁寧にボールを繋ぎ、組織を崩そうとしてくる神戸に対して、名古屋も鋭いカウンターで攻撃に怖さを出していく。
しかし、神戸が技ありゴールでリードする。15分、自陣右サイドの西が相手最終ラインの背後にロングボールを供給すると、山口が絶妙な飛び出しで反応。ボックス右でやや前がかる相手GKのポジションニングを見逃さず、右足のループシュートを流し込み、神戸が先取する。
リードを許した名古屋はパスワークで相手守備網を崩しにかかった25分、ボックス中央に侵攻したマテウスが右足でフィニッシュ。続く33分にもボックス右の前田にシュートチャンスが巡ってくるが、ゴール左を狙い澄ました左足のフィニッシュもGK前川の牙城を崩すに至らない。
すると、その名古屋は後半の頭から攻撃のギアを上げ、55分にボックス右深くでセルジ・サンペールをドリブルで抜き去りにかかった前田がファウルを受けて、この試合2つ目となるPKのチャンス。金崎が相手GKに反応されながら再びゴール右に沈め、名古屋が逆転に成功した。
志向するボールの主導権を握る戦いに持ち込みこそしているものの、追う展開を強いられた神戸は63分に最初の交代カードで渡部を下げ、郷家を投入。攻撃の枚数を増やして、前に圧力を強めるが、攻め切れない流れが続くと、74分に藤本と初瀬を同時に送り込み、活性化を促す。
逆転してから守勢に回る時間が増えつつある名古屋も75分、阿部と相馬を投入してテコ入れ。続く86分には逆転の殊勲者である金崎に代えて山崎を送り込み、試合を終わらせにかかる。それに対して、小川を送り込み、さらに反撃の一手を講じた神戸だが、名古屋を攻め切れない。
結局、神戸に反撃を許さなかった名古屋が金崎のPK弾2つで逆転勝利を収め、2試合ぶりの白星。先制した流れを生かせなかった神戸は今季初の2連敗となり、7試合で白星から遠ざかる結果に終わっている。
ここ3試合で7失点を記録する守備の乱れもあり、9月の戦いで1勝2敗と黒星先行の4位名古屋と、ここ6試合で白星から遠ざかる11位神戸の一戦。1週間ぶりの今節に向け、前節の先発から3枚を変更した名古屋は負傷欠場が続いた前田が3試合ぶりの復帰。一方、中2日の神戸は2選手をメンバーチェンジ。チーム2位5得点のドウグラスが6試合ぶりに先発復帰を果たした。
しかし、神戸が技ありゴールでリードする。15分、自陣右サイドの西が相手最終ラインの背後にロングボールを供給すると、山口が絶妙な飛び出しで反応。ボックス右でやや前がかる相手GKのポジションニングを見逃さず、右足のループシュートを流し込み、神戸が先取する。
リードを許した名古屋はパスワークで相手守備網を崩しにかかった25分、ボックス中央に侵攻したマテウスが右足でフィニッシュ。続く33分にもボックス右の前田にシュートチャンスが巡ってくるが、ゴール左を狙い澄ました左足のフィニッシュもGK前川の牙城を崩すに至らない。
それでも、40分にバイタルエリア右からマテウスが左足シュートを放つと、ボックス内でブロックに入った大崎の腕に当たり、神戸がPKのチャンスを獲得。キッカーに名乗りを上げた金崎が相手GKの逆を取る右足シュートをゴール右に決め切り、前半のうちに追いついてみせる。
すると、その名古屋は後半の頭から攻撃のギアを上げ、55分にボックス右深くでセルジ・サンペールをドリブルで抜き去りにかかった前田がファウルを受けて、この試合2つ目となるPKのチャンス。金崎が相手GKに反応されながら再びゴール右に沈め、名古屋が逆転に成功した。
志向するボールの主導権を握る戦いに持ち込みこそしているものの、追う展開を強いられた神戸は63分に最初の交代カードで渡部を下げ、郷家を投入。攻撃の枚数を増やして、前に圧力を強めるが、攻め切れない流れが続くと、74分に藤本と初瀬を同時に送り込み、活性化を促す。
逆転してから守勢に回る時間が増えつつある名古屋も75分、阿部と相馬を投入してテコ入れ。続く86分には逆転の殊勲者である金崎に代えて山崎を送り込み、試合を終わらせにかかる。それに対して、小川を送り込み、さらに反撃の一手を講じた神戸だが、名古屋を攻め切れない。
結局、神戸に反撃を許さなかった名古屋が金崎のPK弾2つで逆転勝利を収め、2試合ぶりの白星。先制した流れを生かせなかった神戸は今季初の2連敗となり、7試合で白星から遠ざかる結果に終わっている。
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