和泉の恩返し弾含む3発で鹿島が名古屋を下してアウェイ3連勝! 名古屋はルヴァンに続き3失点…《J1》
2020.09.05 21:25 Sat
明治安田生命J1リーグ第14節の名古屋グランパスvs鹿島アントラーズが5日に豊田スタジアムで行われ、3-1でアウェイの鹿島が勝利した。
3日前にルヴァンカップ準々決勝を戦った名古屋は、FC東京を相手に0-3と今季初の3失点で完封された。立て直しを図る一戦に、前節の北海道コンサドーレ札幌戦(0-0の引き分け)のメンバーからオ・ジェソクに代えて成瀬、ジョアン・シミッチに代えてFC東京戦で戦線復帰を果たした米本が先発に顔を並べた。
対する鹿島は中6日と名古屋に比べて休養十分だ。前節の柏レイソル戦では試合終盤に土居の2ゴールで2試合連続となる逆転勝利。その試合からファン・アラーノと染野に代えて荒木と好調な土居を起用し、勢いを持って敵地へ乗り込む。
ファーストシュートは名古屋。立ち上がり早々、ガブリエル・シャビエルがボックス左手前からミドルシュートを放つがGK沖に弾き出された。これでリズムを掴んだ名古屋がショートカウンターやCKから鹿島ゴールに迫っていたが、12分に雷雨の影響によって一時中断に。
約一時間後に仕切り直しとなったが、なおも名古屋が攻め込む。しかし、鹿島がワンチャンスを活かす。16分、土居がボックス中央手前へ持ち上がり右へ流す。これをエヴェラウドが逆サイドへのパスを選択すると、走り込んだ和泉が古巣への恩返し弾で貴重な先制点をマークした。
攻勢を強める鹿島は37分に畳み掛ける。敵陣右サイドでボール奪取した荒木がレオ・シルバとのワンツーでボックス内へ侵入。GKランゲラックのタイミングを外して押し込み、鹿島が2点リードで試合を折り返した。
点差を詰めたい名古屋が後半立ち上がりに1点を返す。49分、ガブリエル・シャビエルのパスを敵陣左サイドで受けた相馬がディフェンダーを交わしてシュート。これが相手に当たりゴール前にこぼれると、反応した稲垣がゴール左へ流し込んだ。
しかし、鹿島も63分に反撃。ボックス内右へ抜け出した土居が、自身のクロスのこぼれ球を左足で押し込みチーム3点目。土居は2試合連続ゴールとなった。
この状況に名古屋は3枚替え。太田、ジョアン・シミッチ、阿部を送り出して打開を試みる。
ダメ押し弾を狙う鹿島は68分、華麗な崩しからレオ・シルバがネットを揺らすもオフサイド。80分にはエヴェラウドのシュートが右ポストに阻まれるなどゴールへ迫るも引き離せない。
だが、終盤になりロングボールを多用してくる名古屋を相手に冷静な対応を見せゴールを許さず。3-1で鹿島がアウェイ3連勝を収めた。一方、名古屋はルヴァンカップ準々決勝に続き3失点。守備に綻びが見え始めた。
名古屋グランパス 1-3 鹿島アントラーズ
【名古屋】
稲垣祥(後4)
【鹿島】
和泉竜司(前16)
荒木遼太郎(前37)
土居聖真(後18)
3日前にルヴァンカップ準々決勝を戦った名古屋は、FC東京を相手に0-3と今季初の3失点で完封された。立て直しを図る一戦に、前節の北海道コンサドーレ札幌戦(0-0の引き分け)のメンバーからオ・ジェソクに代えて成瀬、ジョアン・シミッチに代えてFC東京戦で戦線復帰を果たした米本が先発に顔を並べた。
ファーストシュートは名古屋。立ち上がり早々、ガブリエル・シャビエルがボックス左手前からミドルシュートを放つがGK沖に弾き出された。これでリズムを掴んだ名古屋がショートカウンターやCKから鹿島ゴールに迫っていたが、12分に雷雨の影響によって一時中断に。
約一時間後に仕切り直しとなったが、なおも名古屋が攻め込む。しかし、鹿島がワンチャンスを活かす。16分、土居がボックス中央手前へ持ち上がり右へ流す。これをエヴェラウドが逆サイドへのパスを選択すると、走り込んだ和泉が古巣への恩返し弾で貴重な先制点をマークした。
ワンプレーで形勢を変えられた名古屋にアクシデント。前田が太腿に違和感を覚えて相馬と負傷交代に。
攻勢を強める鹿島は37分に畳み掛ける。敵陣右サイドでボール奪取した荒木がレオ・シルバとのワンツーでボックス内へ侵入。GKランゲラックのタイミングを外して押し込み、鹿島が2点リードで試合を折り返した。
点差を詰めたい名古屋が後半立ち上がりに1点を返す。49分、ガブリエル・シャビエルのパスを敵陣左サイドで受けた相馬がディフェンダーを交わしてシュート。これが相手に当たりゴール前にこぼれると、反応した稲垣がゴール左へ流し込んだ。
しかし、鹿島も63分に反撃。ボックス内右へ抜け出した土居が、自身のクロスのこぼれ球を左足で押し込みチーム3点目。土居は2試合連続ゴールとなった。
この状況に名古屋は3枚替え。太田、ジョアン・シミッチ、阿部を送り出して打開を試みる。
ダメ押し弾を狙う鹿島は68分、華麗な崩しからレオ・シルバがネットを揺らすもオフサイド。80分にはエヴェラウドのシュートが右ポストに阻まれるなどゴールへ迫るも引き離せない。
だが、終盤になりロングボールを多用してくる名古屋を相手に冷静な対応を見せゴールを許さず。3-1で鹿島がアウェイ3連勝を収めた。一方、名古屋はルヴァンカップ準々決勝に続き3失点。守備に綻びが見え始めた。
名古屋グランパス 1-3 鹿島アントラーズ
【名古屋】
稲垣祥(後4)
【鹿島】
和泉竜司(前16)
荒木遼太郎(前37)
土居聖真(後18)
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