皆川の2戦連発など3得点の横浜FC、清水の追撃を振り切りJ1で初3連勝!《J1》
2020.08.22 20:01 Sat
明治安田生命J1リーグ第12節、清水エスパルスvs横浜FCが22日にIAIスタジアム日本平で行われ、2-3で横浜FCが勝利した。
16位の清水(勝ち点9)と、14位の横浜FC(勝ち点11)の対戦。前節は横浜F・マリノスをホームに迎えた清水。ピーラー・クラモフスキー監督にとってはアンジェ・ポステコグルー監督との初の師弟対決となったが、打ち合いの末に3-4で敗戦した。対して横浜FCは、前節は鹿島アントラーズを完封で破り2連勝と勢いに乗る。勝てばJ1初の3連勝だが、GK六反は契約上出場できない。
静かな立ち上がりを見せた試合は、12分に清水が厚い攻撃を見せる中で、金井のゴール正面からのシュートは相手のブロックに捕まる。一方の横浜FCは18分、右サイドを抜け出した松浦のクロスを、鹿島戦で今季初ゴールを挙げた皆川がダイビングヘッド。上手く合わせたがシュートは右ポストを叩く。
徐々にオープンな展開となる中、25分に試合が動いた。横浜FCは斉藤が味方とのワンツーでアタッキングサードに侵入。ボックス手前右から右足を振り抜くと、ファン・ソッコに当たってゴールイン。3試合ぶり3ゴール目が先制点となった。
不運な形で失点を許した清水は、33分にヴァウドが負傷交代するアクシデントに。それでも35分に相手DFのミスパスを奪った後藤がビッグチャンス。しかし、ここは六反に代わってゴールを守るGK南が好セーブを見せる。そのまま後半へ折り返すかに思われたが、アディショナルタイムにかけて試合は大きく動く。
同点に追いつかれた横浜FCはしかし2分後、マギーニョのクロスを皆川が頭で合わせて再び勝ち越し。皆川は2試合連続ゴールとなった。
結局1点リードで後半を迎えた横浜FCは、古巣対戦だったカルフィン・ヨン・ア・ピンを下げて武田を投入。守備にテコを入れて臨んだ後半開始5分、左サイドでボールを持った松尾がドリブルで前に進むと、ヴァウドに代わって入った岡崎をスピードで抜き去りボックス左に侵入。そのまま右足で流し込み、リードを2点に広げた。
その後は互いに交代カードを使いながら試合を進める中、飲水タイムを挟んだ70分過ぎに清水に2度のビッグチャンスが訪れるも、どちらもモノにすることができなかった。
さらに87分には、途中出場のジュニオール・ドゥトラがティーランシン・デーンダーとのコンビネーションからシュートへ。これもビッグチャンスとなったが、ボックス中央からのシュートはGK南に止められた。89分にはカウンターからドゥトラに決定機。竹内のパスからボックス左に侵入し左足を振り抜いたが、GK南がここでも立ちはだかる。
終盤にかけて攻め立てる清水。残り5分となった後半アディショナルタイム、右CKの流れから竹内がゴール正面からミドルシュートを放つと、再三に渡って阻止され続けたGK南の手をすり抜けてついにゴール。
しかし、追撃は及ばず試合終了。横浜FCがJ1で初めて3連勝を収めた。
清水エスパルス 2-3 横浜FC
【清水】
金子翔太(前44)
竹内涼(後48)
【横浜FC】
斉藤光毅(前25)
皆川佑介(前46)
松尾佑介(後5)
16位の清水(勝ち点9)と、14位の横浜FC(勝ち点11)の対戦。前節は横浜F・マリノスをホームに迎えた清水。ピーラー・クラモフスキー監督にとってはアンジェ・ポステコグルー監督との初の師弟対決となったが、打ち合いの末に3-4で敗戦した。対して横浜FCは、前節は鹿島アントラーズを完封で破り2連勝と勢いに乗る。勝てばJ1初の3連勝だが、GK六反は契約上出場できない。
徐々にオープンな展開となる中、25分に試合が動いた。横浜FCは斉藤が味方とのワンツーでアタッキングサードに侵入。ボックス手前右から右足を振り抜くと、ファン・ソッコに当たってゴールイン。3試合ぶり3ゴール目が先制点となった。
不運な形で失点を許した清水は、33分にヴァウドが負傷交代するアクシデントに。それでも35分に相手DFのミスパスを奪った後藤がビッグチャンス。しかし、ここは六反に代わってゴールを守るGK南が好セーブを見せる。そのまま後半へ折り返すかに思われたが、アディショナルタイムにかけて試合は大きく動く。
まずは44分、清水はカルリーニョス・ジュニオのボールキープから金子がボックス右でチャンス到来。右足で迷わずシュートを放つと、GK南の股を抜けてネットを揺らした。
同点に追いつかれた横浜FCはしかし2分後、マギーニョのクロスを皆川が頭で合わせて再び勝ち越し。皆川は2試合連続ゴールとなった。
結局1点リードで後半を迎えた横浜FCは、古巣対戦だったカルフィン・ヨン・ア・ピンを下げて武田を投入。守備にテコを入れて臨んだ後半開始5分、左サイドでボールを持った松尾がドリブルで前に進むと、ヴァウドに代わって入った岡崎をスピードで抜き去りボックス左に侵入。そのまま右足で流し込み、リードを2点に広げた。
その後は互いに交代カードを使いながら試合を進める中、飲水タイムを挟んだ70分過ぎに清水に2度のビッグチャンスが訪れるも、どちらもモノにすることができなかった。
さらに87分には、途中出場のジュニオール・ドゥトラがティーランシン・デーンダーとのコンビネーションからシュートへ。これもビッグチャンスとなったが、ボックス中央からのシュートはGK南に止められた。89分にはカウンターからドゥトラに決定機。竹内のパスからボックス左に侵入し左足を振り抜いたが、GK南がここでも立ちはだかる。
終盤にかけて攻め立てる清水。残り5分となった後半アディショナルタイム、右CKの流れから竹内がゴール正面からミドルシュートを放つと、再三に渡って阻止され続けたGK南の手をすり抜けてついにゴール。
しかし、追撃は及ばず試合終了。横浜FCがJ1で初めて3連勝を収めた。
清水エスパルス 2-3 横浜FC
【清水】
金子翔太(前44)
竹内涼(後48)
【横浜FC】
斉藤光毅(前25)
皆川佑介(前46)
松尾佑介(後5)
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