レバークーゼンに逆転勝利のバイエルンが9連勝で8連覇目前に!《ブンデスリーガ》

2020.06.07 00:30 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第30節、レバークーゼンvsバイエルンが6日に行われ、2-4でバイエルンが快勝した。

前節デュッセルドルフ戦を5発圧勝して8連勝とした首位バイエルン(勝ち点67)は、2位ドルトムントとの7ポイント差を維持。残り5試合となった中、8連覇が目前に迫るバイエルンはデュッセルドルフ戦から負傷したリュカに代えてJ・ボアテングのみを変更した。
対する5位レバークーゼン(勝ち点56)はチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い真っ只中。勝ち点で並んでいる4位ボルシアMGが前日の試合で敗れたため、勝利すればCL圏内浮上となるが、再開後5ゴールを荒稼ぎしていたハフェルツが前節の負傷により欠場となった。

3トップに右からベララビ、アラリオ、ディアビと並べる[3-4-3]で臨んだレバークーゼンに対し、レヴァンドフスキを最前線に、2列目に右からニャブリ、ミュラー、コマンと並べたバイエルンが仕掛ける立ち上がりとなったが、守勢に回っていたレバークーゼンが9分に最初のチャンスを生かして先制する。

スローインの流れからバウムガルトリンガーのパスに抜け出したアラリオがボックス左へ侵入、GKとの一対一を制した。ゴール直後はオフサイド判定となったものの、VARの末にオンサイドと判定されゴールが認められた。
失点後も前がかるバイエルンは27分に同点とする。ゴレツカがディアビからボールを奪取し、スルーパスを受けたコマンがGKとの一対一を制した。

1-1となって以降もバイエルンが攻勢に出ると、42分に逆転。ミュラーのパスを受けたゴレツカがペナルティアーク左まで運んで左足を一閃。GKフラデツキーの手を弾き、ゴール右隅に決まった。

さらに45分、バイエルンが畳みかける。キミッヒのロングフィードに抜け出したニャブリが決め、3-1として前半を終えた。

後半から3選手を交代したレバークーゼンに対し、ハイプレスをかけるバイエルンが主導権を渡さずに試合を進めると、66分にダメ押しの4点目。

右サイドからのミュラーのクロスにレヴァンドフスキが頭で合わせた。レヴァンドフスキの今季リーグ戦30ゴール目が決まったバイエルンは、終盤に1点を返される。

17歳ヴィルツがボックス右で仕掛けて左足でゴールに流し込んだ。ヴィルツにブンデス初ゴールが生まれたレバークーゼンだったが、反撃はここまで。バイエルンが9連勝で8連覇を目前としている。
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