理由は金…ソングがバルサ移籍を回想
2020.05.19 18:58 Tue
元カメルーン代表MFアレクサンドル・ソングが、アーセナルからバルセロナへ移籍した衝撃の理由を告白した。イギリス『メトロ』が伝えた。
当時のアーセナルには停滞感が漂い、一人のフットボーラーとして世界屈指の名門へのステップアップは当然の流れと思われたが、ソングがバルセロナ行きを選択した理由は別なところにあったようだ。
ソングは、NBAのトロント・ラプターズで活躍する同胞のパスカル・シアカムと行った『インスタグラム』のライブチャットでバルセロナ移籍の背景を説明。フットボーラーとしての野心ではなく、あくまで金銭面を優先しての移籍だったことを明かした。
元カメルーン代表MFはバルセロナ移籍の経緯を語る上で前提となる、アーセナル時代の放蕩生活について言及。
「加入当初は週に1万5000ポンド(約190万円)を受け取っていた。若かったし、舞い上がっていたね。ビッグプレーヤーと肩を並べたかった。好きな場所で買い物をしたり、クレイジーな夜も過ごしたね」
「トレーニング場では、ティエリ・アンリという“キング”がいつも超高級車に乗って現れていたんだ。だから、なんとしてでも同じ車が欲しいと自分に言い聞かせたよ。そして、ディーラーに行って、書類にサインして、分割の支払い手続きをしたんだ。キングと同じ車を持ったんだ」
「だけど、2カ月以内に車は返却しなければならなくなった。僕のお金はすべてあの車に吸い込まれたよ。『トヨタが欲しい。この車は僕には高すぎる』と彼らに言ったね」
「その後にトレーニングへ行ったとき、ティエリが『君の車はどこだい?』と尋ねてきた。だから、『僕のレベルではなかった』と答えたよ。アーセナル時代は10万ポンド(約1300万円)も貯蓄はなかったけど、多くの人が自分を億万長者だと思っていた」
そして、アーセナル時代に放蕩の限りを尽くしたソングは、出場機会が減るとわかっていながらも、バルセロナが掲示したサラリーを見て移籍を即決断した。
「バルセロナがオファーをしてきたとき、どれだけ稼げるかを確認したよ。その時点で再考することはなかったね。引退後、妻と子供には快適な生活を送らせたいと思っていたからね」
「バルサのスポーツ・ディレクターとあったとき、多くの試合には出せないだろうと言われた。だけど、そんなことどうでもいいと思っていたね。億万長者になれるとわかっていたからね」
バルセロナ移籍によって高給を稼ぐことになったソングだが、以降はアーセナル時代のような活躍を見せられず。2018年に加入したスイスのシオンでは、新型コロナウイルスによって財政難となったクラブとの給与面の衝突で契約解消となっている。
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アーセナル在籍8年間で公式戦200試合以上に出場するなど主力として活躍していたソングだが、2012年夏にバルセロナへ移籍。在籍4年間では公式戦65試合の出場に留まり、後半2年間はウェストハムへのレンタル移籍と不遇をかこった。その一方で、加入1年目の2012-13シーズンにはキャリアで唯一のタイトルとなるラ・リーガ優勝を経験していた。ソングは、NBAのトロント・ラプターズで活躍する同胞のパスカル・シアカムと行った『インスタグラム』のライブチャットでバルセロナ移籍の背景を説明。フットボーラーとしての野心ではなく、あくまで金銭面を優先しての移籍だったことを明かした。
元カメルーン代表MFはバルセロナ移籍の経緯を語る上で前提となる、アーセナル時代の放蕩生活について言及。
「多くのサッカー選手は身の丈に合わない生活をしている。僕はアーセナルに8年間在籍していたけど、最後の4年間になってようやく裕福な暮らしができるようになってきた。それは給料が大幅に上がったからだけど、自分が浪費家であるかもわかったよ」
「加入当初は週に1万5000ポンド(約190万円)を受け取っていた。若かったし、舞い上がっていたね。ビッグプレーヤーと肩を並べたかった。好きな場所で買い物をしたり、クレイジーな夜も過ごしたね」
「トレーニング場では、ティエリ・アンリという“キング”がいつも超高級車に乗って現れていたんだ。だから、なんとしてでも同じ車が欲しいと自分に言い聞かせたよ。そして、ディーラーに行って、書類にサインして、分割の支払い手続きをしたんだ。キングと同じ車を持ったんだ」
「だけど、2カ月以内に車は返却しなければならなくなった。僕のお金はすべてあの車に吸い込まれたよ。『トヨタが欲しい。この車は僕には高すぎる』と彼らに言ったね」
「その後にトレーニングへ行ったとき、ティエリが『君の車はどこだい?』と尋ねてきた。だから、『僕のレベルではなかった』と答えたよ。アーセナル時代は10万ポンド(約1300万円)も貯蓄はなかったけど、多くの人が自分を億万長者だと思っていた」
そして、アーセナル時代に放蕩の限りを尽くしたソングは、出場機会が減るとわかっていながらも、バルセロナが掲示したサラリーを見て移籍を即決断した。
「バルセロナがオファーをしてきたとき、どれだけ稼げるかを確認したよ。その時点で再考することはなかったね。引退後、妻と子供には快適な生活を送らせたいと思っていたからね」
「バルサのスポーツ・ディレクターとあったとき、多くの試合には出せないだろうと言われた。だけど、そんなことどうでもいいと思っていたね。億万長者になれるとわかっていたからね」
バルセロナ移籍によって高給を稼ぐことになったソングだが、以降はアーセナル時代のような活躍を見せられず。2018年に加入したスイスのシオンでは、新型コロナウイルスによって財政難となったクラブとの給与面の衝突で契約解消となっている。
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