ウォーカーが再び外出禁止令を破る…SNSで一部釈明も処分回避は困難か
2020.05.08 15:26 Fri
マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、再びイギリス政府が要請する外出禁止、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)のガイドラインに違反したようだ。イギリス『サン』が伝えている。
しかし、ウォーカーは3月末に友人が呼んだ2人の売春婦とともに、自宅で“乱交パーティー”を行っていたことを、『サン』によって報じられ、厳しい批判に晒された挙句、クラブから処分を科されていた。
その後、ウォーカーは自身の公式『ツイッター』を通じて、「プロフットボーラーとしてロールモデルとなるべき責任を有していることを理解しています。家族、友人、クラブ、サポーターとすべての人を失望させたことに対して謝罪します」と、謝罪コメントを綴っていた。
しかし、『サン』が伝えるところによれば、ウォーカーは5月6日午後からの24時間に3つの違反を犯し、1000ポンド(約13万円)の罰金を科される可能性があるという。
そして、自宅前で妹とハグする別れの様子を写真に収められていたウォーカーは、続いてシェフィールドに住む両親宅を訪問。同地で30分ほど滞在した後、その日は自宅に戻ったという。
さらにイングランド代表DFはその翌日に、自宅であるマンションに住む友人と共にサイクリングに出かけた姿をキャッチされることになった。
不要不急の外出禁止を呼びかけられている中、わずか24時間に姉の家、両親の家、サイクリングと3度の外出をしたウォーカーは、『居住を共にしない家族や友人と会う』という違反を犯した。さらに『3人以上の集会』、ソーシャル・ディスタンスの遵守という2項目に関しても違反している。
これが初めての違反であれば、情状酌量の余地があったかもしれないが、“乱交パーティー”問題からわずか1カ月ほどでの再違反は理解に苦しむところだ。
なお、今回の報道を受けてウォーカーは再び公式『ツイッター』を通じて釈明を行うと共に、自身だけでなく家族も標的とするプライバシーの侵害に対して断固たる姿勢を示している。
「水曜日の出来事に関しては妹にバースデーカードとプレゼントを贈り、そこで数少ない親友の1人と話したことは事実だ。その際、彼女は僕への愛情を示すためにハグしてくれた。それを引き離せば良かったのだろうか?」
「その後に実家に寄ったが、調理済みの食事を受け取っただけだった」
「ここ1、2カ月は自分自身の不誠実な行いによって過酷な日々を送ってきた。ただ、自分だけではなく家族や幼い子供たちにも影響を及ぼす誹謗中傷のようにも感じていた」
「また、僕自身と同様にパパラッチに追い回される家族をどのように守ればいいんだ。今では自宅にいても安心を感じることができない」
「もちろん、ロールモデルとなるべき責任を有していることは理解している。また、Covid-19に焦点が当てられていることも理解できる。だけど、メディアによって家族が傷つけられ、自分自身のメンタルヘルスが全く考慮されていないようにも感じる」
「僕も1人の人間であり、多くの人たちと同じように痛みや動揺を感じるんだ。もちろん、多くの人が自分の行動に腹を立てていることも理解している。だけど、僕の人生をより深く理解してほしいということも同様に重要なことだと思っている」
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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が深刻化しているイギリス。その中で政府は外出禁止やソーシャル・ディスタンスのガイドラインの徹底を求めている。その後、ウォーカーは自身の公式『ツイッター』を通じて、「プロフットボーラーとしてロールモデルとなるべき責任を有していることを理解しています。家族、友人、クラブ、サポーターとすべての人を失望させたことに対して謝罪します」と、謝罪コメントを綴っていた。
しかし、『サン』が伝えるところによれば、ウォーカーは5月6日午後からの24時間に3つの違反を犯し、1000ポンド(約13万円)の罰金を科される可能性があるという。
ウォーカーの24時間を時系列に追った同メディアのレポートによると、まず同選手は午後3時前後にマンチェスターの自宅を離れ、愛車『レンジローバー』を自ら運転し、ロザラムに住む妹のローラの自宅を訪問。そこで4人の友人と共に妹のバースデーパーティーに参加したという。
そして、自宅前で妹とハグする別れの様子を写真に収められていたウォーカーは、続いてシェフィールドに住む両親宅を訪問。同地で30分ほど滞在した後、その日は自宅に戻ったという。
さらにイングランド代表DFはその翌日に、自宅であるマンションに住む友人と共にサイクリングに出かけた姿をキャッチされることになった。
不要不急の外出禁止を呼びかけられている中、わずか24時間に姉の家、両親の家、サイクリングと3度の外出をしたウォーカーは、『居住を共にしない家族や友人と会う』という違反を犯した。さらに『3人以上の集会』、ソーシャル・ディスタンスの遵守という2項目に関しても違反している。
これが初めての違反であれば、情状酌量の余地があったかもしれないが、“乱交パーティー”問題からわずか1カ月ほどでの再違反は理解に苦しむところだ。
なお、今回の報道を受けてウォーカーは再び公式『ツイッター』を通じて釈明を行うと共に、自身だけでなく家族も標的とするプライバシーの侵害に対して断固たる姿勢を示している。
「水曜日の出来事に関しては妹にバースデーカードとプレゼントを贈り、そこで数少ない親友の1人と話したことは事実だ。その際、彼女は僕への愛情を示すためにハグしてくれた。それを引き離せば良かったのだろうか?」
「その後に実家に寄ったが、調理済みの食事を受け取っただけだった」
「ここ1、2カ月は自分自身の不誠実な行いによって過酷な日々を送ってきた。ただ、自分だけではなく家族や幼い子供たちにも影響を及ぼす誹謗中傷のようにも感じていた」
「また、僕自身と同様にパパラッチに追い回される家族をどのように守ればいいんだ。今では自宅にいても安心を感じることができない」
「もちろん、ロールモデルとなるべき責任を有していることは理解している。また、Covid-19に焦点が当てられていることも理解できる。だけど、メディアによって家族が傷つけられ、自分自身のメンタルヘルスが全く考慮されていないようにも感じる」
「僕も1人の人間であり、多くの人たちと同じように痛みや動揺を感じるんだ。もちろん、多くの人が自分の行動に腹を立てていることも理解している。だけど、僕の人生をより深く理解してほしいということも同様に重要なことだと思っている」
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