ディーニーが元相棒イガロに激怒した過去明かす…「事件を起こさないため帰りの飛行機に乗らなかった」
2020.04.06 19:06 Mon
ワトフォードに所属するイングランド人FWトロイ・ディーニーがかつての相棒である元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロとの逸話を明かした。イギリス『101greatgoals』が伝えている。
ディーニーとイガロは2014年夏から2017年1月までワトフォードで前線のコンビを組んでいた。その後、イガロが今冬の移籍市場で上海申花からマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍で加入したことで、今度は対戦相手として3年ぶりに再会を果たすことになった。
今年2月末に行われたユナイテッドとワトフォードの一戦では先発出場したディーニーがベンチに下がった直後にイガロが投入され、ピッチ上での競演が果たされることはなかった。それでも、ユナイテッドが完全移籍での買い取りに動くとの報道もあり、来シーズン以降の競演が期待されるところだ。
そして、ディーニーはYouTubeチャンネル『The United Stand』のインタビューの中で、かつての相棒との逸話を明かした。
今回、ディーニーが語ったのは2016年3月2日に行われたユナイテッドvsワトフォードの試合後に起きたイガロとのやり取りだった。
そして、相棒のチームに対する背信行為に我慢ならなかったディーニーは、イガロに対する事件を起こさないため、チームメートと共に帰りの飛行機に乗ることを拒否したことを明かした。
「イガロと一緒にプレーしていたとき、一度彼に対する怒りで我を忘れそうになったことがあるんだ。確か(ユナイテッドDFの)フォス=メンサーのデビュー戦だったと思うけど、イガロはその試合で多くのシュートを外していたんだ」
「彼はボックス内での決定機でドフリーの僕にパスを出すのがセオリーだったにも関わらず、強引にシュートを打ってしかも決められなかった。当然、僕のことは見えていたけど、外した後に初めて気が付いたような反応を見せていたんだ」
「だから、ハーフタイムには彼に怒ったよ。『もし、試合に勝ちたいと思うなら、あそこは自分にパスを出せ』ってね。僕たちは勝つためにあの場所に立っているし、そのためには誰がゴールを決めるかは重要なことではないからね」
「その後、試合が敗戦に終わった後、はらわたが煮えくり返る思いだったから帰りの飛行機には乗らなかった。そして、監督には『もし、機内での問題を避けたいなら、僕を飛行機に乗せないでくれ。頭を冷やす時間が必要なんだ』って伝えたよ。そして、最終的に車でマンチェスターからワトフォードに帰った」
「もちろん、彼がユナイテッドのファンでアフリカにいる家族の大半もユナイテッドファンだったことは知っていたよ。ただ、僕にとってはユナイテッド戦でもアストン・ビラ戦も同じ重要な試合なんだ」
イガロに激怒した過去を明かしたディーニーだが、元相棒に対する称賛の言葉も忘れていない。さらに、ユナイテッドがイガロの買い取りに動くはずだと主張している。
「彼は本当によく練習をする男だよ。決してチームに面倒を持ち込むような人間ではないし、ユナイテッドの同僚に尋ねてくれればわかると思うけど、きっと良い奴だって言うはずさ。彼はナイスガイで根っからのユナイテッドファンだ」
「彼はユナイテッドにとって有益な存在になるはずだ。心からそう思うよ」
ディーニーとイガロは2014年夏から2017年1月までワトフォードで前線のコンビを組んでいた。その後、イガロが今冬の移籍市場で上海申花からマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍で加入したことで、今度は対戦相手として3年ぶりに再会を果たすことになった。
そして、ディーニーはYouTubeチャンネル『The United Stand』のインタビューの中で、かつての相棒との逸話を明かした。
今回、ディーニーが語ったのは2016年3月2日に行われたユナイテッドvsワトフォードの試合後に起きたイガロとのやり取りだった。
同試合はユナイテッドMFフアン・マタの直接FKによってホームチームが1-0の勝利を収めていたが、ワトフォードにも前半に先制点を奪う絶好機があった。しかし、ドフリーのディーニーを無視したイガロが強引にシュートに持ち込む利己的なプレーでチャンスを逸し、チームは敵地から勝ち点を持ち帰ることはできなかった。
そして、相棒のチームに対する背信行為に我慢ならなかったディーニーは、イガロに対する事件を起こさないため、チームメートと共に帰りの飛行機に乗ることを拒否したことを明かした。
「イガロと一緒にプレーしていたとき、一度彼に対する怒りで我を忘れそうになったことがあるんだ。確か(ユナイテッドDFの)フォス=メンサーのデビュー戦だったと思うけど、イガロはその試合で多くのシュートを外していたんだ」
「彼はボックス内での決定機でドフリーの僕にパスを出すのがセオリーだったにも関わらず、強引にシュートを打ってしかも決められなかった。当然、僕のことは見えていたけど、外した後に初めて気が付いたような反応を見せていたんだ」
「だから、ハーフタイムには彼に怒ったよ。『もし、試合に勝ちたいと思うなら、あそこは自分にパスを出せ』ってね。僕たちは勝つためにあの場所に立っているし、そのためには誰がゴールを決めるかは重要なことではないからね」
「その後、試合が敗戦に終わった後、はらわたが煮えくり返る思いだったから帰りの飛行機には乗らなかった。そして、監督には『もし、機内での問題を避けたいなら、僕を飛行機に乗せないでくれ。頭を冷やす時間が必要なんだ』って伝えたよ。そして、最終的に車でマンチェスターからワトフォードに帰った」
「もちろん、彼がユナイテッドのファンでアフリカにいる家族の大半もユナイテッドファンだったことは知っていたよ。ただ、僕にとってはユナイテッド戦でもアストン・ビラ戦も同じ重要な試合なんだ」
イガロに激怒した過去を明かしたディーニーだが、元相棒に対する称賛の言葉も忘れていない。さらに、ユナイテッドがイガロの買い取りに動くはずだと主張している。
「彼は本当によく練習をする男だよ。決してチームに面倒を持ち込むような人間ではないし、ユナイテッドの同僚に尋ねてくれればわかると思うけど、きっと良い奴だって言うはずさ。彼はナイスガイで根っからのユナイテッドファンだ」
「彼はユナイテッドにとって有益な存在になるはずだ。心からそう思うよ」
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