テベスが提言! 「サッカー選手は半年無給でも暮らせる。みんなを助けよう」
2020.04.02 19:10 Thu
ボカ・ジュニアーズに所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは多くのフットボール界の同僚に対して、恵まれない人々を支援する必要性を訴えた。アルゼンチン『Clarin』が伝えている。
現在、世界規模で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)。アルゼンチンでは先月末時点で感染者が820人、死者が20人。また、3月20日から導入された外出禁止令は4月12日まで延長されている。
これまでマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、ユベントスといった世界屈指のビッグクラブで活躍してきた一方、ブエノスアイレスの貧民街、フエルテ・アパッチェで生まれ育ち幼少期に社会の底辺を経験してきたボカのスーパースターは、コロナ禍の現状を受けて多くの社会的弱者への支援の必要性をアルゼンチン『América TV』で訴えた。
「フットボーラーはたとえ無給となったとしても半年、あるいは1年は生活することができると思う。それに毎日、子供たちを何とか養うために気を病む必要もない」
「だけど、世の中には家族を何とか食べていかせるために毎朝6時に起きて夜遅くまで働いている父親がたくさんいるんだ。僕たちはそういった人たちとは一緒ではないけど、他にできることがある。フットボーラーは違いを生むことができる」
「一方、自宅に十分な食料や物資がなかったり、何とかお金を稼ぐために外出を余儀なくされて逮捕(外出禁止令違反)されたりしている一部の人たちのことが心配だ。もちろん、政府は頑張ってくれているけど、そういった人たちへの支援は重要だ」
また、現在国内の多くのクラブが活動を一時中止としている中、地域や社会のために何か活動をすべきだと提言している。
「クラブはこの状況に関与する必要があると思っている。午前中にトレーニングに向かう代わりに地域の人たちのため何かできるんじゃないかと考えているよ」
「たとえば、ボカの食堂を貧しい人たちのために開放してみるとかね。そうなったら、僕は喜んで手伝いにいくよ。自宅では家族や子供たちが大丈夫だということはわかっているし、個人的に多くの人たちの手助けをしたいんだ」
「自宅のリビングからメッセージを発信していくことも大事だけど、手が足りていないところに手伝いに行くことも重要だと思っている。今回の災厄を乗り越えたとき、きっと世界はより協力的になると思うし、みんなが同じように重要な存在であることを認識するはずさ」
現在、世界規模で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)。アルゼンチンでは先月末時点で感染者が820人、死者が20人。また、3月20日から導入された外出禁止令は4月12日まで延長されている。
「フットボーラーはたとえ無給となったとしても半年、あるいは1年は生活することができると思う。それに毎日、子供たちを何とか養うために気を病む必要もない」
「だけど、世の中には家族を何とか食べていかせるために毎朝6時に起きて夜遅くまで働いている父親がたくさんいるんだ。僕たちはそういった人たちとは一緒ではないけど、他にできることがある。フットボーラーは違いを生むことができる」
「(不要不急の外出をせず)自宅のダイニングルームに留まっている必要がある。自宅からメッセージを発信することは簡単にできるし、幸い子供たちのための食料もある」
「一方、自宅に十分な食料や物資がなかったり、何とかお金を稼ぐために外出を余儀なくされて逮捕(外出禁止令違反)されたりしている一部の人たちのことが心配だ。もちろん、政府は頑張ってくれているけど、そういった人たちへの支援は重要だ」
また、現在国内の多くのクラブが活動を一時中止としている中、地域や社会のために何か活動をすべきだと提言している。
「クラブはこの状況に関与する必要があると思っている。午前中にトレーニングに向かう代わりに地域の人たちのため何かできるんじゃないかと考えているよ」
「たとえば、ボカの食堂を貧しい人たちのために開放してみるとかね。そうなったら、僕は喜んで手伝いにいくよ。自宅では家族や子供たちが大丈夫だということはわかっているし、個人的に多くの人たちの手助けをしたいんだ」
「自宅のリビングからメッセージを発信していくことも大事だけど、手が足りていないところに手伝いに行くことも重要だと思っている。今回の災厄を乗り越えたとき、きっと世界はより協力的になると思うし、みんなが同じように重要な存在であることを認識するはずさ」
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