仏リーグに大打撃…『beIN』と『Canal+』がテレビ放映権料の支払いを一時停止
2020.04.02 16:20 Thu
フランスのリーグ・アンとリーグ・ドゥ(2部)は深刻な財政的ダメージを被ることになるようだ。
そして、フランス政府による外出禁止令が4月15日まで続く予定の中、フランス・プロリーグ機構(LFP)が管轄するリーグ・アンとリーグ・ドゥは3月13日以降、中断を余儀なくされている。
これにより多くのクラブが財政面でのダメージを受けているが、今回更なるダメージを負うことがわかった。
リーグ・アンとリーグ・ドゥのテレビ放映権を保有する『beIN Sports』と『Canal Plus』は1日、新型コロナウイルスによるリーグ中断を受けて今後に予定されるテレビ放映権料の支払いを一時停止すると発表した。
さらに、6月5日に支払い予定の5500万ユーロ(約64億5000万円)に関しても現時点では“保留”となっているようだ。
一方、『Canal Plus』に関しては4月5日に1億1000万ユーロ(約130億円)をLFPに支払う予定だったが、こちらも「現時点で試合が行われないため、今後の支払いはない。我々は契約の条件を厳密に適用している。そして、我々は銀行ではない」と、支払い一時停止の理由を説明している。
LFPから各クラブへの放映権料の分配方式は不明だが、仮に分割での支払いとなっている場合、今後に向けて大きなダメージとなるはずだ。
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現在、世界中で感染を拡大する新型コロナウイルス(COVID-19)。その中でヨーロッパにおける感染の中心地の1つであるフランスでは1日時点で感染者数が5万7000人、死者が4000人と深刻な被害を受けている。これにより多くのクラブが財政面でのダメージを受けているが、今回更なるダメージを負うことがわかった。
リーグ・アンとリーグ・ドゥのテレビ放映権を保有する『beIN Sports』と『Canal Plus』は1日、新型コロナウイルスによるリーグ中断を受けて今後に予定されるテレビ放映権料の支払いを一時停止すると発表した。
イギリス『sportbusiness』が伝えるところによれば、『beIN Sports』は4月5日に4200万ユーロ(約49億3000万円)をLFPに支払う予定だったが、「今シーズンの試合の再開に関する可視性の完全な欠如」を理由に支払いを拒否したという。
さらに、6月5日に支払い予定の5500万ユーロ(約64億5000万円)に関しても現時点では“保留”となっているようだ。
一方、『Canal Plus』に関しては4月5日に1億1000万ユーロ(約130億円)をLFPに支払う予定だったが、こちらも「現時点で試合が行われないため、今後の支払いはない。我々は契約の条件を厳密に適用している。そして、我々は銀行ではない」と、支払い一時停止の理由を説明している。
LFPから各クラブへの放映権料の分配方式は不明だが、仮に分割での支払いとなっている場合、今後に向けて大きなダメージとなるはずだ。
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