マルセイユ元会長のパプ・ディウフ氏が逝去…新型コロナウイルスの犠牲に…
2020.04.01 17:35 Wed
マルセイユ元会長であるパプ・ディウフ氏(享年68)が3月31日に新型コロナウイルス(COVID-19)感染によって逝去した。フランス『レキップ』が伝えている。
セネガル人の両親の下、チャドで生まれ育ったディウフ氏は18歳の頃にマルセイユへ移住。同地の新聞社でスポーツジャーナリストとなった同氏は、地元の人気クラブであるマルセイユを精力的に取材。
さらに、DFバジール・ボリやDFマルセル・デサイー、FWディディエ・ドログバ、MFサミル・ナスリら同クラブに在籍していた一部主力選手の代理人なども務め上げた。
そして、2004年にマルセイユの取締役会入りを果たすと、その翌年に会長職に就任。2009年まで同職を務めた中、元日本代表MF中田浩二の獲得などにも関与していた。
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『レキップ』が伝えるところによれば、母国セネガルの自宅に滞在していたディウフ氏は、同地で新型コロナウイルスに感染。その後、より医療環境が整っているフランスへ緊急搬送される予定だったが、3月31日夜にダカールで逝去した。さらに、DFバジール・ボリやDFマルセル・デサイー、FWディディエ・ドログバ、MFサミル・ナスリら同クラブに在籍していた一部主力選手の代理人なども務め上げた。
そして、2004年にマルセイユの取締役会入りを果たすと、その翌年に会長職に就任。2009年まで同職を務めた中、元日本代表MF中田浩二の獲得などにも関与していた。
近年は母国の自宅とマルセイユ近郊のボヌヴェーヌ地区に借りたアパルトマンを行き来しながら、スポーツビジネスに関する講演やジャーナリストとしての活動を行っていた。
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