【プレミア注目プレビュー】トップ4目指す赤い悪魔が10年ぶりのシーズンダブル狙う! 今季4度目のダービーの結末は?
2020.03.08 15:00 Sun
プレミアリーグ第29節、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティによる“マンチェスター・ダービー”が日本時間8日25:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。熾烈なトップ4争いに身を置くユナイテッドが、EFLカップ3連覇で勢いに乗るシティをホームで迎え撃つ今季公式戦4度目のダービーだ。
一方、2月初戦のトッテナム戦で痛恨の敗戦を喫した2位のシティ(勝ち点57)だが、以降はリーグ戦でレスター・シティ、チャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリーに競り勝つなど目下公式戦5連勝。今月1日に行われたアストン・ビラとのEFLカップ決勝も2-1で制し、3連覇を達成している。クラブにとっての最優先はFAカップとCLのカップトレブルだが、今節と11日に行われるアーセナルとの強豪連戦を落とせば、今月中にリバプールに最速優勝を決められるという事情もあり2連覇中の王者として最後まで意地を見せたいところだ。
両チームは今季ここまでの公式戦で3度対戦しており、ユナイテッドが2勝1敗で勝ち越している。ただ、EFLカップ準決勝では初戦でアウェイゴール3つを手にしたシティが勝ち抜けを決めていた。なお、昨年12月にエティハド・スタジアムで行われたプレミアの前回対戦で2-1の会心勝利を収めたユナイテッドは、今回のホームゲームで勝利できれば、2009-10シーズン以来のシーズンダブル達成となる。
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
GK:デ・ヘア
DF:バイリー、リンデロフ、マグワイア
MF:ワン=ビサカ、マクトミネイ、フレッジ、ショー
MF:ブルーノ・フェルナンデス
FW:グリーンウッド、マルシャル
負傷者:GKリー・グラント、DFワン=ビサカ、マグワイア、MFポグバ、FWダニエル・ジェームズ、ラッシュフォード
出場停止者:なし
システムに関しては[4-3-1-2]の継続、前回対戦で採用した[4-2-3-1]の可能性もあるが、スールシャール監督がビッグマッチで重用する[3-4-1-2]の布陣を予想する。スタメンに関しては4バック採用の場合、バイリーに代わってマティッチが中盤に入る。マルシャルの相棒に関してはグリーンウッドに代わってイガロの起用も十分にあるはずだ。
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、フェルナンジーニョ、オタメンディ、ジンチェンコ
MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、ギュンドアン
FW:マフレズ、アグエロ、スターリング
負傷者:DFラポルテ、MFザネ、デ・ブライネ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはラポルテとザネの欠場が確定。背中の問題で欠場の可能性が指摘されるデ・ブライネについてはギリギリでベンチに入れるかという状態だ。
スタメンに関してはデ・ブライネが間に合わない場合、ベルナルド・シウバが代役を担う見込みだ。また、オタメンディ、ジンチェンコを先発予想もストーンズとメンディの組み合わせも考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFフレッジ
ユナイテッドの注目プレーヤーはようやく本領発揮の兆しを見せているフレッジだ。2018年夏にシャフタールから鳴り物入りでの加入もプレミアデビューシーズンは集中力の欠如や、より高いレベルの舞台に順応し切れず、多くの批判を浴びることになった。それでも、今シーズンは負傷者続出の中盤において第5節のレスター・シティ戦以降、全試合に出場するなど孤軍奮闘の活躍を見せている。そのリーグ戦では0ゴール0アシストと数字面での貢献は乏しいが、シンプルなボール捌き、味方からボールを引き出す動きなど、昨季からの課題をしっかりと克服。さらに、機動力と闘争心を前面に押し出した守備面の成長も著しい。
今回のダービーに向けては先日のクラブ・ブルージュ戦で今季初ゴールを含む2ゴール1アシストの圧巻のパフォーマンスを見せており、心身共に良い状態で臨めるはずだ。2-1で勝利した前回対戦では主役の座を2ゴールのラッシュフォードに譲ったものの、陰の主役はマクトミネイとフレッジのセントラルMFコンビだった。2009-10シーズン以来のシーズンダブル達成にはその試合で見せた傑出した攻守の切り替えの質が求められる。
◆マンチェスター・シティ:FWセルヒオ・アグエロ
シティの注目プレーヤーはエースのアグエロだ。今季もここまでプレミア21試合16ゴールと相変らずの安定感際立つ31歳のベテランストライカーは、直近のリーグ戦3戦無得点もEFLカップ決勝と直近のFAカップのシェフィールド・ウェンズデイ戦で連続ゴールを挙げるなど、コンディションは良好だ。
現在、ダービーで歴代2位の9ゴールを挙げているユナイテッドキラーは、今回の一戦でダービー二桁ゴールと共にウェイン・ルーニーが持つ歴代1位の11ゴールを視野に入れる。デ・ブライネの不在に加え、相棒スターリングの不調によって決定機の数は限られると思われるが、その傑出した決定力でゴールをこじ開けたい。
PR
新司令塔ブルーノ・フェルナンデスの加入を追い風に、直近の公式戦6勝3分けの9戦無敗と復調の気配を漂わせる5位のユナイテッド(勝ち点42)。だが、前節のエバートン戦で1-1のドローに終わるなど、大混戦のトップ4争いを突き抜けていくような勢い、安定感を得るまでには至っていない。そのため、シティとトッテナムとのビッグ6連戦で現チームの本当の力が試されることになる。両チームは今季ここまでの公式戦で3度対戦しており、ユナイテッドが2勝1敗で勝ち越している。ただ、EFLカップ準決勝では初戦でアウェイゴール3つを手にしたシティが勝ち抜けを決めていた。なお、昨年12月にエティハド・スタジアムで行われたプレミアの前回対戦で2-1の会心勝利を収めたユナイテッドは、今回のホームゲームで勝利できれば、2009-10シーズン以来のシーズンダブル達成となる。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【3-4-1-2】
【3-4-1-2】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:バイリー、リンデロフ、マグワイア
MF:ワン=ビサカ、マクトミネイ、フレッジ、ショー
MF:ブルーノ・フェルナンデス
FW:グリーンウッド、マルシャル
負傷者:GKリー・グラント、DFワン=ビサカ、マグワイア、MFポグバ、FWダニエル・ジェームズ、ラッシュフォード
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはポグバ、ダニエル・ジェームズ、ラッシュフォードの主力3選手の欠場が確定。一方、軽傷を抱えるワン=ビサカ、マグワイアの2選手は招集メンバー入りを果たしており起用可能な状況だ。
システムに関しては[4-3-1-2]の継続、前回対戦で採用した[4-2-3-1]の可能性もあるが、スールシャール監督がビッグマッチで重用する[3-4-1-2]の布陣を予想する。スタメンに関しては4バック採用の場合、バイリーに代わってマティッチが中盤に入る。マルシャルの相棒に関してはグリーンウッドに代わってイガロの起用も十分にあるはずだ。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、フェルナンジーニョ、オタメンディ、ジンチェンコ
MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、ギュンドアン
FW:マフレズ、アグエロ、スターリング
負傷者:DFラポルテ、MFザネ、デ・ブライネ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはラポルテとザネの欠場が確定。背中の問題で欠場の可能性が指摘されるデ・ブライネについてはギリギリでベンチに入れるかという状態だ。
スタメンに関してはデ・ブライネが間に合わない場合、ベルナルド・シウバが代役を担う見込みだ。また、オタメンディ、ジンチェンコを先発予想もストーンズとメンディの組み合わせも考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFフレッジ
Getty Images
ユナイテッドの注目プレーヤーはようやく本領発揮の兆しを見せているフレッジだ。2018年夏にシャフタールから鳴り物入りでの加入もプレミアデビューシーズンは集中力の欠如や、より高いレベルの舞台に順応し切れず、多くの批判を浴びることになった。それでも、今シーズンは負傷者続出の中盤において第5節のレスター・シティ戦以降、全試合に出場するなど孤軍奮闘の活躍を見せている。そのリーグ戦では0ゴール0アシストと数字面での貢献は乏しいが、シンプルなボール捌き、味方からボールを引き出す動きなど、昨季からの課題をしっかりと克服。さらに、機動力と闘争心を前面に押し出した守備面の成長も著しい。
今回のダービーに向けては先日のクラブ・ブルージュ戦で今季初ゴールを含む2ゴール1アシストの圧巻のパフォーマンスを見せており、心身共に良い状態で臨めるはずだ。2-1で勝利した前回対戦では主役の座を2ゴールのラッシュフォードに譲ったものの、陰の主役はマクトミネイとフレッジのセントラルMFコンビだった。2009-10シーズン以来のシーズンダブル達成にはその試合で見せた傑出した攻守の切り替えの質が求められる。
◆マンチェスター・シティ:FWセルヒオ・アグエロ
Getty Images
シティの注目プレーヤーはエースのアグエロだ。今季もここまでプレミア21試合16ゴールと相変らずの安定感際立つ31歳のベテランストライカーは、直近のリーグ戦3戦無得点もEFLカップ決勝と直近のFAカップのシェフィールド・ウェンズデイ戦で連続ゴールを挙げるなど、コンディションは良好だ。
現在、ダービーで歴代2位の9ゴールを挙げているユナイテッドキラーは、今回の一戦でダービー二桁ゴールと共にウェイン・ルーニーが持つ歴代1位の11ゴールを視野に入れる。デ・ブライネの不在に加え、相棒スターリングの不調によって決定機の数は限られると思われるが、その傑出した決定力でゴールをこじ開けたい。
PR
|
関連ニュース