【ブンデス第21節プレビュー】首位攻防のバイエルンvsライプツィヒ開催!

2020.02.07 18:01 Fri
Getty Images
前節はライプツィヒがボルシアMGとの上位対決を引き分けた一方、マインツに快勝して6連勝としたバイエルンが第6節以来となる首位に浮上した。迎える第21節、バイエルン(勝ち点42)と2位に転落したライプツィヒ(勝ち点41)による首位攻防のビッグマッチが開催される。
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前節マインツ戦を前半の3ゴールで快勝したバイエルンは、最高の状態でライプツィヒに挑む。後半戦再開後の3試合で圧巻の12ゴールを量産しており、攻守に隙がない。とりわけ、2試合連続ゴール中のFWレヴァンドフスキ、MFミュラー、MFチアゴらは絶好調でライプツィヒ戦でも活躍が期待される。
一方、10人となったボルシアMGに対し、ラストプレーのMFエンクンク弾で2-2の引き分けに持ち込んだライプツィヒ。ただ、ここ2試合は自滅から失点を重ねており、チーム状態はバイエルンとは対照的。ボルシアMG戦でデビューを飾った新戦力のMFダニ・オルモが起爆剤となれるかに注目だ。

前節ウニオン・ベルリン戦で初先発を飾ったFWハーランドが2試合連続となるドッペルパックを決めたドルトムント(勝ち点39)は3位に浮上。そのドルトムントは5位レバークーゼン(勝ち点34)との上位対決に臨む。デビューから公式戦4試合で8ゴールを荒稼ぎしている怪物は、主軸のMFロイスが負傷離脱した中、レバークーゼン戦でも爆発となるか。

ライプツィヒ相手に2点を先行しながらもFWプレアの退場が響いて同点に持ち込まれた4位ボルシアMG(勝ち点41)は、14位ケルン(勝ち点23)とのホーム戦に臨む。ライプツィヒ戦ではMFザカリアを3バックの中央に据える布陣が機能するなど、思惑通りに試合を進められていただけにもったいない引き分けとなった。格下ケルン相手に必勝を期したい一戦となる。
MF鎌田が後半戦初先発を飾った11位フランクフルト(勝ち点25)は、金曜に10位アウグスブルク(勝ち点26)とのホーム戦に臨む。トップ下で出場となった鎌田だったが見せ場を作れず前半のみの出場となった。チームはラストプレー弾で何とか引き分けに持ち込んだものの、鎌田はアピール失敗に終わった。再びベンチからチャンスを窺う可能性が高いが、鎌田はチャンスを生かせるか。一方のMF長谷部は火曜に行われたDFBポカールのライプツィヒ戦でボランチとして先発し、勝利に貢献した。ミスも散見されたが、一定のアピールに成功した中、出場のチャンスは得られるか。

新戦力FWゼルケの加入により、ついに出場機会が訪れなかったブレーメンFW大迫は、12位ウニオン・ベルリンとのホーム戦に臨む。チームは前節アウグスブルク戦では大迫が出場しなかった中、1-2と敗戦。そして火曜に行われたDFBポカールのドルトムント戦では大迫が先発し、決勝点をアシストするなど好プレーを見せた。ドルトムント戦でゼルケが負傷交代したこともあってウニオン戦でも先発の可能性が高いが、このチャンスをモノにできるか、正念場となる。

◆ブンデスリーガ第21節
▽2/7(金)
《28:30》
フランクフルト vs アウグスブルク

▽2/8(土)
《23:30》
ヘルタ・ベルリン vs マインツ
ヴォルフスブルク vs デュッセルドルフ
ブレーメン vs ウニオン・ベルリン
フライブルク vs ホッフェンハイム
シャルケ vs パーダーボルン
《26:30》
レバークーゼン vs ドルトムント

▽2/9(日)
《23:30》
ボルシアMG vs ケルン
《26:00》
バイエルン vs ライプツィヒ


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