ラッシュフォード2発でモウ・スパーズに初黒星与えたユナイテッドが公式戦4戦ぶりの白星!《プレミアリーグ》
2019.12.05 06:31 Thu
プレミアリーグ第15節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムが4日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが2-1で勝利した。
前節、アストン・ビラ相手にホームで引き分けたユナイテッドは今節にトッテナム、その3日後には敵地でマンチェスター・シティとのダービーと、スールシャール体制の今後を大きく左右する重要な連戦を迎えた。かつての指揮官相手に公式戦4戦ぶりの白星を目指すこの一戦に向けては先発4人を変更。負傷明けのマクトミネイが復帰を果たした一方、マルシャルが筋肉系のケガでメンバー外となり、18歳グリーンウッドが今季リーグ戦初先発を飾った。
一方、開幕から近年稀に見る大不振に陥ったトッテナムは、ポチェッティーノ前監督の電撃解任を経て前ユナイテッド指揮官のモウリーニョ監督を新指揮官に招へい。すると、就任以降の公式戦3連勝と、世界屈指の名将が早速その手腕を発揮。ポルトガル人指揮官は古巣初対戦に向けてボーンマス戦から先発2人を変更。ダイアーとエンドンベレに代えてルーカス・モウラ、ウィンクスを起用した。
キックオフ直後から攻守の切り替えを強調とした名門対決に相応しい入りとなった中、球際で勝ったホームのユナイテッドがいきなり先手を奪う。6分、相手陣内左サイドでリンガードがダビンソン・サンチェスに競り勝ったこぼれ球を回収したラッシュフォードがボックス左で右足を振り抜くと、GKの手前でバウンドさせるニアポストを狙ったシュートが左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。
一方、先制後もアグレッシブな姿勢を崩さないユナイテッドは良い守備から縦への速さを意識した効果的な攻めで再三の決定機を創出。23分にはボックス内で足下に収めたグリーンウッドのシュートでGKガッサニーガに好守を強いると、25分と27分には先制点を決めたラッシュフォードが鋭いミドルシュートを枠に飛ばすが、いずれもアルゼンチン代表GKのビッグセーブに阻まれる。
前半半ばを過ぎてもユナイテッドの良さばかりが目立つ試合展開が続くが、ガッサニーガの再三の好守で最少失点差を維持したトッテナムが絶好調のデレ・アリの圧巻の個人技で試合を振り出しに戻す。
39分、ショートカウンターを起点とした波状攻撃から左サイドのヴェルトンゲンが鋭いクロスを供給。ファーに流れたボールをオーリエがシュートすると、GKデ・ヘアが足でセーブした浮き球がゴール前に。ここでゴールを背にDFをブロックしながらシャペウのような形でゴール右のスペースに落としたデレ・アリがデ・ヘアの飛び出しより早くハーフボレーに持ち込み、ゴール左隅に流し込んだ。
ユナイテッド優位もデレ・アリの公式戦3試合連続ゴールでトッテナムが追いついて折り返した試合は、後半も早い時間帯に動く。47分、左サイドで仕掛けたラッシュフォードがオーリエ、ムサ・シソコをドリブルでかわすと、ボックス内でシソコの足がかかってPKを獲得。これをラッシュフォード自ら決めて勝ち越しに成功した。
前半の同点ゴールを早くもフイにしたトッテナムは、失点直後の52分にショートカウンターからボックス内で細かいフェイントを使ってDFを剥がしたソン・フンミンにシュートチャンスも、ここは相手のシュートブロックに遭う。
立ち上がりのトッテナムの反撃を凌いだユナイテッドがその後もペースを握る中、流れを変えたいモウリーニョ監督は64分にルーカスを下げてエリクセン、70分には足首を軽く痛めていたウィンクスに代えてエンドンベレを投入。攻撃の活性化を図る。
一方、前半からフルスロットルで戦った影響か運動量の低下と共に徐々に押し込まれる展開となったユナイテッドはグリーンウッド、リンガードと前線の選手を下げてアンドレアス・ペレイラ、ショーの投入で[5-4-1]の布陣に変更して逃げ切り態勢に入る。
試合終盤にかけてはリスクを冒して攻めに出るトッテナムが幾つもフィニッシュの場面を作り出すが、後半アディショナルタイムに訪れたデレ・アリのボックス内でのボレーシュートは惜しくもGKデ・ヘアの正面を突き、試合はこのままタイムアップ。
かつての指揮官モウリーニョにスパーズでの初黒星を与えたユナイテッドが公式戦4試合ぶりの白星を挙げ、3日後に行われる敵地でのダービーに向けて大きな弾みを付けた。
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直近2戦連続ドローで足踏みする9位ユナイテッド(勝ち点18)と、監督交代ブーストで連勝の5位トッテナム(勝ち点20)による、上位浮上を懸けたミッドウィーク開催のビッグマッチ。一方、開幕から近年稀に見る大不振に陥ったトッテナムは、ポチェッティーノ前監督の電撃解任を経て前ユナイテッド指揮官のモウリーニョ監督を新指揮官に招へい。すると、就任以降の公式戦3連勝と、世界屈指の名将が早速その手腕を発揮。ポルトガル人指揮官は古巣初対戦に向けてボーンマス戦から先発2人を変更。ダイアーとエンドンベレに代えてルーカス・モウラ、ウィンクスを起用した。
キックオフ直後から攻守の切り替えを強調とした名門対決に相応しい入りとなった中、球際で勝ったホームのユナイテッドがいきなり先手を奪う。6分、相手陣内左サイドでリンガードがダビンソン・サンチェスに競り勝ったこぼれ球を回収したラッシュフォードがボックス左で右足を振り抜くと、GKの手前でバウンドさせるニアポストを狙ったシュートが左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。
守備面での課題をいきなり露呈したトッテナムだが、すぐさまボールの主導権を奪い返して反撃を開始。12分にはボックス手前の好位置で得たFKをケインが直接狙うが、これは枠を捉え切れず。
一方、先制後もアグレッシブな姿勢を崩さないユナイテッドは良い守備から縦への速さを意識した効果的な攻めで再三の決定機を創出。23分にはボックス内で足下に収めたグリーンウッドのシュートでGKガッサニーガに好守を強いると、25分と27分には先制点を決めたラッシュフォードが鋭いミドルシュートを枠に飛ばすが、いずれもアルゼンチン代表GKのビッグセーブに阻まれる。
前半半ばを過ぎてもユナイテッドの良さばかりが目立つ試合展開が続くが、ガッサニーガの再三の好守で最少失点差を維持したトッテナムが絶好調のデレ・アリの圧巻の個人技で試合を振り出しに戻す。
39分、ショートカウンターを起点とした波状攻撃から左サイドのヴェルトンゲンが鋭いクロスを供給。ファーに流れたボールをオーリエがシュートすると、GKデ・ヘアが足でセーブした浮き球がゴール前に。ここでゴールを背にDFをブロックしながらシャペウのような形でゴール右のスペースに落としたデレ・アリがデ・ヘアの飛び出しより早くハーフボレーに持ち込み、ゴール左隅に流し込んだ。
ユナイテッド優位もデレ・アリの公式戦3試合連続ゴールでトッテナムが追いついて折り返した試合は、後半も早い時間帯に動く。47分、左サイドで仕掛けたラッシュフォードがオーリエ、ムサ・シソコをドリブルでかわすと、ボックス内でシソコの足がかかってPKを獲得。これをラッシュフォード自ら決めて勝ち越しに成功した。
前半の同点ゴールを早くもフイにしたトッテナムは、失点直後の52分にショートカウンターからボックス内で細かいフェイントを使ってDFを剥がしたソン・フンミンにシュートチャンスも、ここは相手のシュートブロックに遭う。
立ち上がりのトッテナムの反撃を凌いだユナイテッドがその後もペースを握る中、流れを変えたいモウリーニョ監督は64分にルーカスを下げてエリクセン、70分には足首を軽く痛めていたウィンクスに代えてエンドンベレを投入。攻撃の活性化を図る。
一方、前半からフルスロットルで戦った影響か運動量の低下と共に徐々に押し込まれる展開となったユナイテッドはグリーンウッド、リンガードと前線の選手を下げてアンドレアス・ペレイラ、ショーの投入で[5-4-1]の布陣に変更して逃げ切り態勢に入る。
試合終盤にかけてはリスクを冒して攻めに出るトッテナムが幾つもフィニッシュの場面を作り出すが、後半アディショナルタイムに訪れたデレ・アリのボックス内でのボレーシュートは惜しくもGKデ・ヘアの正面を突き、試合はこのままタイムアップ。
かつての指揮官モウリーニョにスパーズでの初黒星を与えたユナイテッドが公式戦4試合ぶりの白星を挙げ、3日後に行われる敵地でのダービーに向けて大きな弾みを付けた。
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