ブレシア「逆説的なジョーク」…会長のバロテッリに対する問題発言に釈明
2019.11.26 08:45 Tue
ブレシアがイタリア代表FWマリオ・バロテッリに対する発言の説明に動いた。
だが、ファビオ・グロッソ監督から態度の悪さを指摘され、いざこざとなり、24日に行われた第13節のローマ戦でメンバー外に。その試合後、「彼に献身性がなければ、チームが彼を支えるのは難しい」と語った指揮官との関係悪化により、早くも移籍の憶測が浮上し始めている。
そうしたなか、ブレシアの会長を務めるマッシモ・チェリーノ氏が25日、グロッソ監督とこじれたバロテッリについて尋ねられると、「彼は黒人。私は何と言えば良い? 彼は(肌の色を)明るくしようとしているが、幾多の困難がある」と述べ、波紋を広げかねない発言を発した。
この発言が物議を呼ぶなか、ブレシアは同日、クラブ公式サイトに声明を掲載。苦しい言い訳にも聞こえてしまうが、“ジョーク”であることを強調した上で、こう釈明している。
PR
今夏にマルセイユから地元クラブのブレシアに加わり、3年ぶりのセリエA復帰を果たしたバロテッリ。セリエA第11節のヴェローナ戦で相手の一部サポーターから人種差別の被害を受けるなど、苦しい日々にも直面するなか、ここまでリーグ7試合に出場して2ゴールを記録している。そうしたなか、ブレシアの会長を務めるマッシモ・チェリーノ氏が25日、グロッソ監督とこじれたバロテッリについて尋ねられると、「彼は黒人。私は何と言えば良い? 彼は(肌の色を)明るくしようとしているが、幾多の困難がある」と述べ、波紋を広げかねない発言を発した。
この発言が物議を呼ぶなか、ブレシアは同日、クラブ公式サイトに声明を掲載。苦しい言い訳にも聞こえてしまうが、“ジョーク”であることを強調した上で、こう釈明している。
「マッシモ・チェリーノ会長が今日午後に発したマリオ・バロテッリに対するコメントに関して、明らかな逆説的なジョークである。明らかに誤解されており、過度なメディア露出を和らげるため、選手を保護する意図を持ったものだった」
PR
|
関連ニュース