ポチェッティーノのスパーズ退団迫る? 後任候補にはナーゲルスマンやロジャーズの名前
2019.11.19 18:25 Tue
マウリシオ・ポチェッティーノ監督(47)のトッテナム退団が迫っているようだ。
2014年にサウサンプトンからステップアップする形でノースロンドンにやってきたポチェッティーノ監督。当時、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内を行ったり来たりしていたチームを、就任2年目に3位に躍進させると、以降3シーズン連続でリーグ優勝争いに絡みトップ4の座を死守。
昨シーズンはリーグ戦で4位とやや振るわなかったものの、チャンピオンズリーグ(CL)では望外の準優勝という素晴らしい結果を残した。
しかし、更なる飛躍が期待された今シーズンはMFタンギ・エンドンベレをクラブレコードでリヨンから獲得するなど、1年半ぶりの補強を敢行した一方、MFクリスティアン・エリクセンら退団希望の一部主力らの扱い方に失敗した結果、まとまりを欠くチームは開幕から近年稀に見る大不振に。
CLグループステージでは直近のツルヴェナ・ズヴェズダ相手の連勝でグループ2位に浮上したものの、プレミアリーグにおいては3勝4敗5分けの14位に低迷。早くもトップ4フィニッシュに暗雲が立ち込めている状況だ。
両紙が伝えるところによれば、ポチェッティーノ監督とダニエル・レヴィ会長は今回の代表ウィークを通じて今後に向けた会談を行ったという。この会談の具体的な中身は不明だが、今後に向けた補強策についてという前向きな話がある一方、ここ数年のクラブの補強戦略に不満を示すポチェッティーノ監督側から契約解消に向けた提案などが行われた可能性も指摘されている。
ただ、『テレグラフ』によれば、クラブは2023年まで契約を残すポチェッティーノ監督を解任した場合、1250万ポンド(約17億6000万円)の違約金を支払う必要があるという。そのため、財布の紐が堅く、同監督のこれまでの貢献に敬意を抱いているレヴィ会長は解任を避けたいと考えているようだ。
それでも、今後劇的に成績が向上しない限り、ポチェッティーノ監督が今シーズン終了までトッテナムを率いる可能性は非常に低い状況だ。
なお、前述の2紙はポチェッティーノ監督の後任候補としてRBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲスルマン監督と、レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督を有力候補として挙げている。
ただ、いずれもクラブと長期の契約を残す両監督の招へいは困難なタスクとし、フリーで招へい可能なジョゼ・モウリーニョ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏。ナポリで微妙な立場にあるカルロ・アンチェロッティ監督、以前からステップアップの可能性が報じられるボーンマスのエディ・ハウ監督ら6人ほどを候補としている。
現時点でポチェッティーノ監督の去就はあくまで“不透明”という状況だが、23日に控える次節ウェストハムとのダービーを落とすことになれば、一気に解任の動きが加速するかもしれない。
2014年にサウサンプトンからステップアップする形でノースロンドンにやってきたポチェッティーノ監督。当時、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内を行ったり来たりしていたチームを、就任2年目に3位に躍進させると、以降3シーズン連続でリーグ優勝争いに絡みトップ4の座を死守。
しかし、更なる飛躍が期待された今シーズンはMFタンギ・エンドンベレをクラブレコードでリヨンから獲得するなど、1年半ぶりの補強を敢行した一方、MFクリスティアン・エリクセンら退団希望の一部主力らの扱い方に失敗した結果、まとまりを欠くチームは開幕から近年稀に見る大不振に。
CLグループステージでは直近のツルヴェナ・ズヴェズダ相手の連勝でグループ2位に浮上したものの、プレミアリーグにおいては3勝4敗5分けの14位に低迷。早くもトップ4フィニッシュに暗雲が立ち込めている状況だ。
そして、アルゼンチン人指揮官の去就が不透明な状況の中、『タイムズ』と『テレグラフ』のイギリス高級2紙は、今週に入って同監督の退団の可能性を報じている。
両紙が伝えるところによれば、ポチェッティーノ監督とダニエル・レヴィ会長は今回の代表ウィークを通じて今後に向けた会談を行ったという。この会談の具体的な中身は不明だが、今後に向けた補強策についてという前向きな話がある一方、ここ数年のクラブの補強戦略に不満を示すポチェッティーノ監督側から契約解消に向けた提案などが行われた可能性も指摘されている。
ただ、『テレグラフ』によれば、クラブは2023年まで契約を残すポチェッティーノ監督を解任した場合、1250万ポンド(約17億6000万円)の違約金を支払う必要があるという。そのため、財布の紐が堅く、同監督のこれまでの貢献に敬意を抱いているレヴィ会長は解任を避けたいと考えているようだ。
それでも、今後劇的に成績が向上しない限り、ポチェッティーノ監督が今シーズン終了までトッテナムを率いる可能性は非常に低い状況だ。
なお、前述の2紙はポチェッティーノ監督の後任候補としてRBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲスルマン監督と、レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督を有力候補として挙げている。
ただ、いずれもクラブと長期の契約を残す両監督の招へいは困難なタスクとし、フリーで招へい可能なジョゼ・モウリーニョ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏。ナポリで微妙な立場にあるカルロ・アンチェロッティ監督、以前からステップアップの可能性が報じられるボーンマスのエディ・ハウ監督ら6人ほどを候補としている。
現時点でポチェッティーノ監督の去就はあくまで“不透明”という状況だが、23日に控える次節ウェストハムとのダービーを落とすことになれば、一気に解任の動きが加速するかもしれない。
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