ハキミ2発のドルトムント、2点のビハインドからインテルに逆転勝利で2位浮上!《CL》

2019.11.06 06:59 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループF第4節、ドルトムントvsインテルが5日に行われ、3-2でドルトムントが逆転勝利した。

2週間前に行われた前節、インテルに敗れたドルトムントは勝ち点でインテルに並ばれた中、3日前に行われ3-0で快勝したヴォルフスブルク戦のスタメンから5選手を変更。ラファエウ・ゲレイロやピシュチェク、負傷したロイスらに代えて、サンチョやヴィツェル、ゲッツェらを起用した。
一方、ドルトムントを退けて初勝利を飾ったインテルは3日前に行われたセリエAのボローニャ戦をルカクの土壇場PK弾で2-1と勝利。そのボローニャ戦のスタメンから3選手を変更。ガリアルディーニ、ラザロ、バストーニに代えてゴディン、カンドレーバ、ヴェシーノを起用した。

試合は開始5分に動く。ロングボールの処理を誤ったアカンジのミスを突いたL・マルティネスがルーズボールを拾い、ドリブルで突進。フンメルスに対応されながらもボックス右に侵入し、左足でシュートをねじ込んでインテルが先制した。

失点を受けて前がかるドルトムントは18分に決定機。ハキミの右クロスを受けたゲッツェがトラップからシュート。だが、GKハンダノビッチの好守に阻まれた。さらにルーズボールに反応したN・シュルツがヘッドで押し込むも枠を捉えきれなかった。
その後もドルトムントが押し込み、インテルがカウンターを狙う構図で試合が推移する中、ドルトムントは35分にT・アザールがコントロールシュートでGKハンダノビッチを強襲。

しかし40分、インテルが追加点を奪う。ブロゾビッチのボールキープを起点に、L・マルティネスがサイドチェンジ。これを受けた右サイドのカンドレーバの折り返しをゴール前に走り込んだヴェシーノがゴール左に蹴り込んだ。

前半終了間際、サンチョに決定的なシュートを許したものの、GKハンダノビッチが好守で凌いだインテルが2点をリードして前半を終えた。

迎えた後半開始6分、ドルトムントが1点差に詰め寄る。T・アザールのスルーパスでボックス右に抜け出したゲッツェが折り返し、ハキミがダイレクトで放ったシュートがゴール左に吸い込まれた。

ドルトムントの攻勢が強まる中、64分にゲッツェに代えてアルカセルを投入すると、直後に同点とする。アルカセルがスローインをカットした流れからブラントがボックス左深くまで侵入。ゴール右隅にシュートを蹴り込んだ。

さらに77分、ドルトムントが一気に逆転に成功する。サンチョのスルーパスをボックス右に走り込んだハキミがシュートを流し込んだ。ハキミのドッペルパックで逆転したドルトムントは、終盤にかけてインテルの反撃を許さずに3-2で逆転勝利。2位に浮上している。
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