桐光学園のレフティーが3日連続で躍動! 福森、中村俊輔、西川と3日連続でゴール!
2019.10.28 13:45 Mon
日本高校サッカー界屈指の名門、桐光学園高校出身のレフティーがここ数日間輝きを放っている。
神奈川県川崎市にある桐光学園のサッカー部は1978年の創部以来、インターハイ優勝や全国高校サッカー選手権大会準優勝など、目覚ましい戦績を残してきた。また、これまで多くのJリーガーや日本代表選手を輩出している。
その中で今週末に行われたJリーグと代表戦では、世代が異なる3人のレフティーが眩い輝きを放っている。
26日に行われた2019JリーグYBCルヴァンカップ決勝の北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレでは、札幌に所属するDF福森晃斗(26)がその左足で魅せた。
チームはPK戦の末に初タイトルを逃したものの、福森自身は古巣相手に先制点の起点となる好フィードを見せると、後半ラストプレーの場面では正確なコーナーキックでMF深井一希の劇的同点ゴールを演出。さらに、延長前半には一時勝ち越しゴールとなる圧巻の直接FKを決めていた。
前半の26分、ボックス手前でFW皆川佑介の丁寧な落としに反応した中村は、豪快且つ繊細に左足を振り抜くと、強烈なストレートボールがニアサイドをぶち抜き、横浜FC移籍後初ゴールを記録。また、個人としては今夏まで在籍したジュビロ磐田時代から743日ぶりの一撃となると共に、41歳125日での得点は、横浜FCで同僚のFW三浦知良(50歳14日)に次ぐJ2歴代2位の年長記録となった。
そして、2人の偉大な先輩たちに続いたのは、現在も桐光学園に在学中の新進気鋭の17歳のレフティーだった。
日本時間28日早朝にブラジルで行われたFIFA U-17ワールドカップ(W杯)グループD初戦のU-17日本代表vsU-17オランダ代表では、桐光学園在学中で現在は来季加入が内定しているセレッソ大阪の特別指定選手としてプレーするFW西川潤(17)が躍動。
絶妙な2つのスルーパスで2トップの相棒であるFW若月大和の2ゴールを演出すれば、76分には相手のハンドで得たPKを精度の高い左足のシュートで決め切って欧州王者相手を3-0で一蹴する快勝の立役者となった。
桐光学園ほどの名門であれば、出身選手の3日連続の活躍は十分に想定されるところだが、世代が大きく異なるレフティー3人による重要な舞台での活躍はやはり珍しい出来事と捉えてもいいはずだ。
なお、前述の3選手以外の桐光学園出身の主なレフティープレーヤーには、川崎フロンターレからFC岐阜に期限付き移籍中のDFタビナス・ジェファーソンや、ガンバ大阪から京都サンガF.C.に期限付き移籍中のMF藤本淳吾らがいる。
神奈川県川崎市にある桐光学園のサッカー部は1978年の創部以来、インターハイ優勝や全国高校サッカー選手権大会準優勝など、目覚ましい戦績を残してきた。また、これまで多くのJリーガーや日本代表選手を輩出している。
©︎J.LEAGUE
26日に行われた2019JリーグYBCルヴァンカップ決勝の北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレでは、札幌に所属するDF福森晃斗(26)がその左足で魅せた。
チームはPK戦の末に初タイトルを逃したものの、福森自身は古巣相手に先制点の起点となる好フィードを見せると、後半ラストプレーの場面では正確なコーナーキックでMF深井一希の劇的同点ゴールを演出。さらに、延長前半には一時勝ち越しゴールとなる圧巻の直接FKを決めていた。
その翌日に福森に続いたのは、桐光学園のサッカー部を代表するスーパースターだった。27日に行われた明治安田生命J2リーグ第38節の横浜FCvs東京ヴェルディでは、横浜FCのMF中村俊輔(41)が未だ全く錆び付かない魔法の左足を披露。
前半の26分、ボックス手前でFW皆川佑介の丁寧な落としに反応した中村は、豪快且つ繊細に左足を振り抜くと、強烈なストレートボールがニアサイドをぶち抜き、横浜FC移籍後初ゴールを記録。また、個人としては今夏まで在籍したジュビロ磐田時代から743日ぶりの一撃となると共に、41歳125日での得点は、横浜FCで同僚のFW三浦知良(50歳14日)に次ぐJ2歴代2位の年長記録となった。
Getty Images
そして、2人の偉大な先輩たちに続いたのは、現在も桐光学園に在学中の新進気鋭の17歳のレフティーだった。
日本時間28日早朝にブラジルで行われたFIFA U-17ワールドカップ(W杯)グループD初戦のU-17日本代表vsU-17オランダ代表では、桐光学園在学中で現在は来季加入が内定しているセレッソ大阪の特別指定選手としてプレーするFW西川潤(17)が躍動。
絶妙な2つのスルーパスで2トップの相棒であるFW若月大和の2ゴールを演出すれば、76分には相手のハンドで得たPKを精度の高い左足のシュートで決め切って欧州王者相手を3-0で一蹴する快勝の立役者となった。
桐光学園ほどの名門であれば、出身選手の3日連続の活躍は十分に想定されるところだが、世代が大きく異なるレフティー3人による重要な舞台での活躍はやはり珍しい出来事と捉えてもいいはずだ。
なお、前述の3選手以外の桐光学園出身の主なレフティープレーヤーには、川崎フロンターレからFC岐阜に期限付き移籍中のDFタビナス・ジェファーソンや、ガンバ大阪から京都サンガF.C.に期限付き移籍中のMF藤本淳吾らがいる。
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